2006.04.15

名古屋の話

Dvc00009_m久しぶりに名古屋に行った。名古屋駅には名古屋驛麺通りなるものがある。以前にも書いたことがあるが、既存の店舗のリーシングではなく全店直営の形で各地のご当地ラーメンを再現している点。その一つ、「名古屋らーめん なご家」は、以前は半地下の驛麺通りの中のカウンターのみの狭いスペースで営業したのが、去年の夏に名古屋に行ってみると地上に移動し立派な店舗になっていた。各店舗では他に札幌、東京、和歌山、尾道、博多のご当地ラーメンが提供されているが、僕がかつてここを全店制覇(笑)したときに一番旨いと思ったのが、この名古屋ラーメン。規模が大きくなって地上に移ったとなれば興味がないわけはない。食べたのはいつもの醤油らーめん〔¥682〕。ちょっとだけ昔の方がコクがあったような気もするが、流行ってまずくなったりしていないだろうかという心配は杞憂に終わった。しかしここの店、前から気になっていたのだが、食べ物より先に伝票が来る。ラーメン屋だったらそれも仕方なかろうと思うところだが、ご丁寧に、「お先に伝票のほう失礼しまーす」と断って伝票をおいていくのである。本当に失礼だと思ったら伝票をあとにすればいいし、伝票をおいていくにしても黙っておいていけばこちらも気にならないのに。こんなあたりがとっても名古屋。それはおかしいと指摘したところで、名古屋ではきっと受けいれられない。彼らが頑固なのではなく、彼らの価値観は極めて均質であり、そこではそんな提案は異質なものだというだけのことである。

時間つぶしに入ったファミレスでは、隣の席の女の子三人がコンパの成果報告会を始めた。どうやら一人が「うまく」いき、「寄せたらBカップ」のバストを持つ年上の男を「ゲット」したらしい。30過ぎた僕らにはどうでもいいようなディーテイルまで話しているのを、若いっていいなー、などとこれまたどうでもいい感想を持ちながら手持ちの仕事をしていたのだが、最後の一言が聞こえ、げっと思った。「ちょぉさぁ、一つでれぇ失礼なこといっていい?」「うんうん、なに?」「はっきりいってさぁ、やったら勝ちだて」 これ聞いて、俺やっぱ名古屋弁ダメだわ、と思う。以前、名古屋弁(ないしは岐阜弁)でワインの話したらおかしいよな、というネタで内輪で盛りあがったことがあるのだが(「このワインさぁ、カシスの香りがでぇれぇ出とるもんでさぁ、すごいいいがね」、「酸がぜんぶぬけてまっとるもんでさぁ、もうこのワイン飲み頃過ぎとるて」)、こういう下の話は名古屋弁で聞くと凄味、というかおぞましさが増す、と思うのは僕の偏見だろうか。いずれにせよ教訓:昼にデニーズで雑炊食べてる名古屋娘には手を出すべからず。

P1010407P1010411ココストアでこんなものを見つけた。「名古屋風イタリアン」。イタスパの話はすでに何度も書いているが、鉄板に乗らざるものイタスパにあらずといわんばかりの、鉄板を模したプラスチックの容器。安くはない(¥450)のだが、お土産に買って帰った。その他一点のお土産についてはまた後日。

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