2008.01.01

謹賀新年

P109088111月の中頃からこのブログも更新できないまま年が明けてしまいました。何はともあれ、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

我が家にとって2007年一番の出来事の一つは子供が生まれてきたことでしたが、僕にとっては20年来の友人を亡くしたという意味でも、忘れることのできない年となりました。ちょうどうちのチビが生まれてくる十日ほど前のことでした。そういったことに偶然の符号を読みとることはぜんぜん好きではないのですが、それまでこれから生まれてくるはずの子供にたいして、人様に迷惑をかけたりしない人間になってくれさえすればよいと思っていた僕の気持ちが少しだけ変わりました。子どもが大きくなるまでの長い間、彼の一番近くで暮らす人間として、彼に伝えなくてはいけないことがもっとたくさんあるんじゃないかと思いました。僕は食べ物の話をブログにちょこちょこ書いているだけのつまらない人間ですが、人が遺してくれたものはせめて誰か他の人に伝えよう、そんな風に思いました。

そんなわけで、今年はもうちょっと真面目に更新します。今年も一年、どうぞよろしくお願いします。

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2007.08.18

台所に棚を作ってみた

P1070965今月の初めぐらいのこと、日本に一時帰国中の家人の父上が、うちの今にたいそう大きい本棚を作ってくださった。やっぱりオーダーメイドの家具はいいねというのと、父上の作業をお手伝いした僕のなかで工作少年時代の記憶が沸々と蘇ってきたということもあり、台所にも棚をということになった。それでできたのがこの棚。もともと狭い場所なのでできるだけ奥行きは浅く、でも作業台的なスペースはほしい、ということでこういうデザインに。ごらんのとおり、背板もない簡単な造りなので木を買いにいった翌日には完成。材料も安いものを選んだので、深夜の通販番組の棚よりも安いぐらい。

P1080107で、使ってみたらこんな感じ。あちこちにばらばらに保存されていた調味料や、缶詰類をまとめたらと手もとても入りきらないぐらい。おまけによく見ると、上から吊られている棚板があるでしょ。この棚板、側板の穴よりちょっとだけ下でネジ留めされてるでしょう。これ、ようは縦の板の横に棚板をつけるか(これが本来のプラン)、棚板の上に立て板をつけるか(これが実際)を間違えた、ようは施工ミスなんだけど、このミスが致命的で、本来吊られている棚板の下に入るはずだった洋物の瓶(ヴィネガー類、オリーヴ・オイルなど)がどれも軒並み入らない。台所中のありとあらゆる瓶のサイズを測って設計しただけに、板の厚み=19mm分のこのミスは痛かった。これはいずれちゃんと直します。でも、これまで変なところにおいてあって使うたびに苦労していたロボクープにも定位置ができたし、作業台には調理中のフライパン、鍋などもおけるということで、なかなか快適にはなったかなと。

P1080110ちなみに作業台の下はこんな感じ。上の段はほとんどが醤油と塩。下の段は糠床(家人の趣味で箱入り娘なんですね、これが)と、家人の梅酒コレクション。家人の梅酒はある意味治外法権で、家にお酒がなくなっても僕は手を出さずにいたんだけど、まさかこんなにあったとは(笑)。ほんと、棚を作る前にもの減らせって感じです(笑)。

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2007.07.08

Movable Type 4をインストールしてみた

この二日ほど、カップ麺の更新もしないで何をしてたかというと、Movable Typeの4のインストール。ちょうど一年前ぐらいにこのココログの調子が悪く、48時間という長時間にわたるメンテが行われたりしたころから、ゆくゆくは自前のサーバでブログをと考えていたので、MT4には興味があったのだ。去年一度、人に頼まれレンタルサーバ上にMT3をインストールしたことがあるので、すんなりいくかと思ったら……。ブログのテクニカルなことをブログのネタにするのはとも思ったけど、今回いろんな方のブログ、HPに助けてもらったし、わからないとほんとなかなか苦労するので、気がついたことをメモ代わりに書いておきます。

最初に試したのはMovable Type 3.35のiMac G4 (MacOS 10.4.10)へのインストール。データベースには、Mac OS Xのデフォルトで使えるBerkley DBを使ったので楽勝。MT3本体をダウンロード/インストールし、Six Apart社のサイト上のマニュアルどおりに設定を行えば30分ほどで仕事は終わる。Mac OS X特有の注意事項としてはインストール場所。OS Xでは[ユーザ]/library/WebServer/Documentsにおいたhtmlファイルが公開されるんだけど、CGIはCgi-Executablesフォルダに置かないといけないので、MTのフォルダからmt-staticフォルダを抜いたもの(このフォルダを以下MTとする)は/library/WebServer/CGI-executables/に置き、mt-staticフォルダや、新たに作成するblogフォルダ、dbフォルダ(それぞれブログの記事と、データベースの中身が入る、名前は任意)は/library/WebServer/Documents/に置くということ(これをしたくない場合は、森俊之さんのこちらのページなどを参照のこと)。マニュアルではこれらのファイル、フォルダの権限をFTPアプリケーションを使って変更することになっているけど、ローカルに置いたのであれば、terminalで、cdコマンドを使ってWebServerディレクトリに入り、

chmod 755 CGI-executables/mt*.cgi
chmod 777 Documents/blog
chmod 777 Documents/db

とすればOK。この構成にした場合、mt-config.cgi中では、CGIPathがhttp://localhost/cgi-bin/mt/に、StaticWebPathがhttp://localhost/mt-staticに、Berkley DBの設定のDataSourceが../../Documents/dbにしておけばいいはずです。http://localhost/cgi-bin/mt/mt-check.cgiによるチェックがOKで、http://localhost/cgi-bin/mt/mt.cgiで初期化画面が表示されたらOK。

で、いよいよMT4に挑戦。ここからは(たいした意味はないんだけど)Intel MacBook (OS 10.4.10)にインストール。MT4では、データベースとしてBerkley DBは使えないので、まずはMySQLをインストール。これがなかなか大変だった。Berkley DBですんじゃったり、レンタルサーバにあらかじめインストールしてあるmySQLを使えるのがどんなにありがたいことかわかった次第。今回インストールしたのはmySQL 5.0.41のMac OS X 10.4 (x86)版。インストール自体はpkgなのでダブルクリック一発。今すぐPCをサーバとして使おうと思ってるわけではないので、起動時に自動的にmySQLを立ち上げるためのMySQLStartupItem.pkgはインストールせず。かわりにMySQL.prefPaneをインストールしておけば、システム環境設定からMySQLのオン/オフができる。ややこしいのは後処理。MySQL AB社のマニュアルは大部でわかりにくいんだけど、山口氏のこちらのページを参考にさせていただきました。山口氏の記述、ちょっとディレクトリがおかしいようなので、僕の場合は、MySQLのディレクトリに移動(cd /usr/local/mysql/)してから、

sudo chown -R mysql data
./bin/mysqladmin -u root password <ルート用のパスワード>

で何とかクリア。データベースをネット上に置くのであれば他のanonymousのアカウントも処理しなきゃいけないみたいだけど、とりあえずその予定はまだないのでこれで終わったことにして、次はMT4用にデータベースを作成。これはMT3の場合と同じなので、MT3のマニュアルを見て作成。先ほどと同じディレクトリから、

./bin/mysqladmin -uroot -p<ルート用のパスワード> create <データベース名(mtなど)>
./bin mysql -uroot -p<ルート用のパスワード>
grant select,insert,update,delete,create,index,alter on mt.* to <ユーザ名(mtuserなど)>@localhost identified by '<このユーザのパスワード>';

でOK。

これが済んだらデータベースとのインターフェース、ドライバであるところのDBI、DBD::mysqlのインストール。まずはDBI。山口氏の記事では

sudo perl -MCPAN -e 'install DBI'

でインストールしてらっしゃるので、その通りに(あとでエラーが出たさいにDBIもおかしいのかなと疑い、手作業でダウンロードしてmakeも試してみたけど、make testでもほとんどエラーが出なかったのでこの方法でもほぼ問題なくいけるはず)。問題だったのはDBD::mysqlのインストール。cpanではうまくいかないので自分でmake。もしmakeが初めてであれば、まずはOS Xのインストーラ・ディスクか、AppleのDeveloper ConnectionからXcodeをインストール(何をインストールするにも、ことごとくmakeを避けてきた僕も今回初めてインストールしました)。基本的には、あとはDBD::mysql 4.005をダウンロード/解凍し、terminalで解凍先のディレクトリに行って、perl Makefile.pl、make、make test、make installを順にするだけ。最後のmake installは権限がないといわれたら、sudo make installとすればOK。パスワードが必要ならば、あらかじめNetinfo マネージャ(「ユーティリティ」フォルダ内)でルートパスワードを設定しておく。ところが、これでDBD::mysqlをインストールしても、mt-check.cgi上では認識されているものの、実際にmt.cgiを立ち上げるとドライバをロードできないといった趣旨のエラーが出て止まってしまう。で、make testのエラーメッセージとパッケージに添付のINSTALL.htmlと格闘すること数時間、ここにあった

PATH=$PATH:/usr/local/mysql/bin
export PATH

(MySQL本体へのパスを通す)と、

mkdir /tmp/mysql-static
cp /usr/local/mysql/lib/*.a /tmp/mysql-static
perl Makefile.pl --libs="-L/tmp/mysql-static -lmysqlclient"

(こちらはINSTALL.htmlにあったものを若干改変)をしてからmake、make test……と進め、何とか成功。上記で作ったtmp内のディレクトリは、インストール終了後に、

rm -rf /tmp/mysql-static

で消しておく。あとはMT3と同じ手順でMT4本体をインストールし、mt-config.cgiの設定さえちゃんとすれば(これはほとんどMT3の場合と同じ。上記で3について説明したものに加えて、さっきのMySQLのデータベース名、ユーザ名、パスワードなどを正しく書き込めばOK)できあがり。

Mt4xoinagaそんなわけで、なんとかインストールが終わりました。デフォルトのスタイルはこんな感じ。いろいろいじってみます。

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2006.10.09

秋晴れの日曜日

P1040692今年もやってきました、年に一度のアスリートの祭典、醒泉学区民運動会が。去年も参加したあの例の運動会。去年の僕は大縄とび他に出場したのだが、引っかかりまくっていたのが担当者さんの記憶に残っていたようで、今年は大縄とびはなんと「補欠」(笑)。代わりにムカデ競争、玉入れ、一発逆転ボールリレーに出走。家人は去年に引き続き体重を買われ「綱引き」その他に出場。結果今年は我が町内は、玉入れ=ベスト8、綱引き=優勝、さらには去年三連覇を逸した混合リレーでも一年ぶりの雪辱を果たし、総合二位。なかなかの成績でした。今年もお昼ごはんはきつねうどん。よりもとっても葱が多くてちょっとだけ嬉しい。今年は夜はお呼ばれがあったので、打ち上げはパス。しっかしえらい筋肉痛です。

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2006.02.03

映画館の閉館

DVC00041_M先週の日曜日、京都では70年の歴史を持つ映画館がその歴史に幕を閉じた。京都宝塚劇場、京都スカラ座、京極東宝である(京極は戦後にオープン)。閉館記念で、土日は往年の名作のリヴァイヴァル上映。僕は午前中から『ベン・ハー』を。館内は閉館を惜しむ人たちであふれ、四時間立ち見(笑)。僕的には河原町といえばむしろ去年閉店した丸善だったりしたのだけれど、河原町の町並みがどんどんと変わっていくのはたしかにさびしい。一等地の家賃をまかなっていけるだけの業態がディスカウンターだったりカラオケだったりというのは、日本人の消費生活自体が大きく変わってしまったということなのだろう。年配の観客が多いしんみりとした館内の雰囲気と、お祭り騒ぎのバイト君たちがあまりに好対照で泣けてきた。

DVC00039_M帰りはすぐそばの寿司屋、金兵衛に。この日おいしかったのは焼蛤。握りなのだが、焼いた蛤を写真のような感じで出してくれる。キットみたいで可愛いでしょ(笑)。

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ちょっと問題

manavicがこの冬休みに、ま@だくんと、Bと貧乏旅行に出かけたときの話です。

鈍行を乗り継いで目的地のG県につくともう夜。三人は宿を探すことにしました。人気のない駅前をとぼとぼ歩く止めに入ったのがこの看板、

「か☆み旅館 素泊まり 1,000円」

仲居のあ★いに案内され部屋に通された三人は、さっそく一人1000円ずつの宿代を払いました。あ★いが三人から預かった3000円を持っていくと、女将のか☆みさんはこういいました。「あぁんた〜、もうなんべんいったらわかるのぉ〜。三人部屋のときは三人で2500円ってゆっとるでしょぉ。もぅこの500円、はよ返してこや〜」。そういってか☆みさんは100玉5枚をあ★いに手渡しました。「も〜、あのおかみ、でぇれぇ〜えらそうだてぇ。でぇれぇむかつくがね〜」とぼやきながら三人の部屋に向かう途中、あ★いは名案を思いつきました。三人の部屋に入ったあ★いは三人にこう提案しました。「ちょっとあんたらさぁ、あんたら三人部屋だもんで2500円でいいんだてぇ。でもこのおつりの500円、あんたら3人では割り切れんでしょぅ。だからワタシが200円もらったげるがね」。なんと手前勝手な提案だとは思いつつも、もともと思っていた値段よりも安く泊まれるのだしよしとしようということで、三人はあ★いから300円を受け取り、それを100円ずつ自分の財布にしまいました。

あ★いが部屋を立ち去った後、ふと何かを思いついたようにま@だくんがこういいました。「ちょっと待ってくださいよ、1000円払って100円返ってきたってことは僕たちは一人900円払ったってことですよね。900×3で2700円。仲居さんが持っていったのが200円。足して2900円、あれっ、僕たち最初に3000円払いましたよね……」。はっと我に返ったかのようにBが叫びます。「そうだって! はっきりいってねぇ、100円が消えたんだって、こりゃ! 僕たちは騙されてる? 騙されてる? あーっ!、ずーっるい! あのイナカさん、あっ!、なかいさん!、あの人はねぇ、ぶりっこだったんだって、こりゃ!」。

わかった人はコメント下さい。出典等はまた後日。理系の方は24時間以内のコメントはご遠慮下さい(笑)

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2005.12.08

男前グッズ

CIMG2513「男前豆腐」「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」など、三和豆友食品のアイテムはすでにこのブログでも紹介しているが、三和豆友本体のサイトから行ける、「男前豆腐店」のサイトはごらんになられただろうか。これがけっこう面白い。ついつい男前グッズ購入。今度うちで宴会するときはこれでみなさんをお迎えします(笑)

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2005.12.03

ことわざ

ネットを見ていたら、とある英語のページに、

"The pleasant experience of eating something you have never had before, will extend your life by 75 days." ──Japanese proverb.
[食べたことのないものを食べるという楽しい体験は寿命を75日延ばす──日本の諺]

という記述を発見。どの諺のことかわかりますか、これ?

そう、75日でぴんと来た人もいるかもしれないけど、初物を食べると75日寿命が延びる、の誤訳。「初物」を「初めて食べるもの」と勘違いしたんですね、きっと。

このあたりの話をちょこちょこネットで見ていたら、江戸時代の川柳には、

女房を 質に入れても 初鰹

とうたわれたのだそうな。これ、いいね、すごくいい(笑)

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2005.11.28

K氏の結婚式(2)

CIMG2382奈良に行ったらぜったい食べたいものがあった。通称「テンリラーメン」、彩華のラーメンである。奈良市内にも「やすらぎ店」(やすらぎの道、という通り沿いにあるのだ)という支店があることを調べ、さっそく行ってみる。道に迷いながらだいぶ歩いていったのだが、何と閉まっているではないか。事前情報では昼から夜まで営業ということになっていたのだが、貼り紙によれば10月からは17:00から営業とのこと。がくっ。

CIMG2384しょうがないなということでもう一度商店街に戻り、倭国ラーメンにて「しょう油ラーメン」〔¥500〕を。すごいスタンダードな醤油ラーメンなのだが、モミジも使っているというスープは乳濁化していて、甘味すら感じる。醤油は逆に控えめでとても優しいスープに仕上がっている。値段も安いし野菜もたっぷりだから、きっと平日の夕方などは部活帰りの高校生たちで賑わうんだろうと想像するが、ちらっと厨房の中から見えたのが、スープと返しの量の一覧表。各メニューごとに1ml単位で決まっているようだが、同じ醤油系のラーメンでも、「しょう油ラーメン」と「学割」ではスープの量は同じだが返しの量は微妙に変えてあるという気配り。しかしそんなことをちっとも感じさせないぐらい、店のおじちゃん、おばちゃん二人、若い女の子たちは明るい。とても楽しそうにしていて何だかうらやましくなるぐらいだ。その四人がああでもないこうでもない、こっちの方がうまいいやこっちだとやりあっているから、何だろうと思っていたら、新メニューの味つけの相談だった。僕も味見をさせてもらうことになる。何か仲間に入れてもらえたみたいでとても嬉しい。もしあなたがここを訪ねたさいにスープまで飲める水餃子、がメニューにあったらそれはおばちゃんたちの力作です。ぜひ食べてみてください。

CIMG2385そしていよいよ結婚パーティー。会場は「あしびの郷」。広い空間はギャラリーなどとして使われることもあるのだそうだが、天井の高い中のスペースもいいし、外のスペースとも空間が連続的になっていて夏などはとてもよいだろう。写真はビュッフェ・スタイルのごはん。パーティーも笑いあり、涙ありの楽しいパーティー。いつになく真面目な面持ちで実母にあいさつするK氏の言葉に感動しながら飲み干したポマール'95もなかなかだった。

しかし奈良って終電早いね。新田辺からタクシーで帰りました(笑)

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K氏の結婚式(1)

CIMG2379週末は、先輩でもありワイン友達でもあるK氏が奈良にてご結婚。式はK家縁の教会にて。いわゆる結婚式場ではないから手作り感がたっぷりで、というか本当に1から、いや0から手作りなわけだが、とても温かい式だった。式が終わり表に出ると、くわっくわっとお向かいの家鴨が祝辞を申し述べていた。自ら宴の主菜になろうとは殊勝な心がけだが、如何せん、キミ一羽じゃ、そうねえ、4人分ぐらいにしかならないんだよ。

CIMG2381夕方からのパーティーまでにはだいぶ時間があるからと、奈良市内をぶらぶら歩いてみることにした。奈良公園には面白いぐらい鹿がいる。遠くから鹿たちを眺めながらアレ一等でロースは何kgグラムぐらいとれるのかなあなどと考えていると突如僕の前に牝鹿が現れた。つぶらな瞳で魅入られ、ちょっと反省。今シーズンは冷凍庫にある分で止めておくよと言い訳をしてみた。

さらに公園の中を西へと歩くと、二頭の鹿が追い駆けっこでもするかのようにすごい勢いで走っている。おやおや発情期かなと思った次の瞬間、その二頭の後ろの方で、何十頭という鹿たちが同じ方を向いて疾走しているのに気がついた。さてはガブ(家人が担当です、よろしく、12/10公開)でも現れたんだろうと思って辺りを見回すが、肉食獣は僕一人しか見当たらない。そうかと思えば大勢とはぜんぜん関係なく平和に草を食んでいる鹿もいる。結局僕は何が何だかわからないまま公園をあとにした。

CIMG2380こちらは結婚式が行われた教会のすぐ近く、奈良市写真美術館。奈良を撮りつづけた入江泰吉を記念し建てられたこの美術館、設計は黒川紀章。面積はそれほど広くないのだが、前面から明かりの入る小さな1Fと周囲の庭園、地下の展示スペース、といった具合の面白い造り(ありがちだといえばいえないこともない)。この日は、入江氏と土門拳の「二人展」をやっていた。

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2005.11.25

仕事の打ち合わせ

来年から一つ新しい仕事を始めることになった。今日はそこの食堂でカツカレー(¥234)を食べながら打ち合わせ。ことしの4月からすでにここで仕事をしているMは、僕のトレーを見てカレーはぜったい頼んじゃだめだったのにという。カツが薄っぺらくて小さいのには確かにがっかりしたが、味はさほど悪くない。打ち合わせの相手のS氏によれば、ソースをかけて食べるべきだったらしい。いわれてみればいかにもソースが合いそうなカレーだった。

CIMG2370その後ぶらぶらしていると写真の石碑に遭遇した。午後の日差しに照らされ燦然と輝く「自由自治」の文字。なんかとてもいい。石碑に遭遇したシチュエイションだけではなく、刻まれた文字の書体も好きだ。何だか本当に自由を約束してもらったような気持ちになった。人の気持ちは書字に宿るのだとさえ信じたくなる。さらにぶらぶらしていると、おさげ髪の少女が写生をしていたり、日だまりで猫がひなたぼっこをしていたり。帰りはここと最寄りの駅とを結ぶシャトルバスに乗ったのだが、若者たちが運転手さんに「お願いしまーす」と声をかけている。心が洗われるような気分。柄にもなく仕事がんばろうと思う金曜日の昼下がり。

若者にうまく紛れているつもりだったが、バスを降りる際僕ひとりなぜか、運転手さんに「お疲れ様でした」と声をかけられてしまった。あぅ。

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2005.10.24

競馬で焼肉

deepimpact激しいIの結婚式(11:00から翌朝まで飲み続けた、とほほ)から一夜明けた昨日、結婚式のために東京から来てうちに泊まっていた弟子(?)Tを交えて昼は焼肉。前日の晩、吉田(仮)さんと菊花賞の話をしたこともあり、ネットにて馬券を購入、菊花賞を見ながらの焼肉である。当然ながらそれなりに旨味のある馬券しか買わない僕は、ディープインパクトを軸にしつつも、コンラッド、アドマイヤジャパン、ピサノパテックに流してみる。で、見事的中。ちょっとだけ儲けさせてもらいました。ディープの無敗の三冠達成はもちろんすごいのだが、今回の菊花賞は武vs横山というのが面白かった。横山の騎乗は、現時点でのディープとの能力差をわかった上での騎乗。早めに仕掛けて経済コースを確保、ディープに先行しあとはジャパンの二枚腰に賭ける。あわよくばディープを出し抜けるか、という乗り方。セイウンスカイで菊花賞を逃げ切ったときの横山のしてやったりという笑顔を思いだしました。一方の武の騎乗はまさに横綱相撲、といいたいけど、あれはあれで一番人気ゆえに苦悩に満ちた騎乗だったのではないかと。早く仕掛ければ皐月賞、ダービーと(ディープとの着差は大きかったとはいえ)それなりにいい脚を使って2着、3着したシックスセンスに差されかねない、しかしマークされてる一番人気ゆえ自分が動かなくてはならない、その板挟みの結果があのタイミングだったのでは? 結果きっちり先に動いたジャパンを差しきって三冠達成。これはこれで名人芸であります。

CIMG2002焼肉は藤井大丸の牛肉。左下がミスジ、その上がモモ、右半分はカタ(ロースもあり)。いつものようなうちで混合した怪しげな揉みダレと塩胡椒の併用で。もちろん炭火焼きであります。備長炭をいっぱいいこらせてがっと一気に焼くのがよろしい。

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Iの結婚式

CIMG1964土曜日は悪友Iと数か月前に入籍したY子さんの結婚式(写真は本人未承諾につき恒例目線入りです)。Iとはいわゆる飲み友達。七年ぐらい前だろうか、京都は百万遍の某バーで放置されていたところを僕が保護、その後大切に育てた(笑)。つかず離れず仲良くさせてもらっているのだが、彼にとっても悪友以下の存在であるはずの僕を結婚式に招待してくれるなんて、これ以上ない光栄なことである。これを機に心を入れ替え、奥方にも喜んでもらえるIの「良友」を目指す所存であります(笑)。会場は鴨川を望む「ザ・リバー・オリエンタル」。写真は式の直後、バルコニーでのものだが、この通り、ロケーションは最高。よく見ると後ろの景色はちょっとごちゃごちゃしていて、京都以外にお住まいの方には、これっていい景色ってゆうか?、と思われるかもしれないが、京都に長く住む人間にとっては「鴨川が見えるところで結婚式」っていうのは、これがなかなかナイスなことなのである。この日の新郎・新婦も東海地方の出身で、したがって京都で式を挙げるということになるとご家族の方を初め、たくさんの人に遠路京都まで出向いてもらうことになるが、それでもこれから住む京都で式を挙げたかったのだ、とのこと。二人にとってもこの鴨川の景色は特別なものになるんじゃないのかな。でもほんとにいい式でした。おめでとう!

CIMG1968で、料理(笑)。料理はかつおのタルタル、きのこのスープ、スズキのグリエ、サーロインステーキの4品。面白いのはこれらの出し方。きのこのスープはクリーム仕立てでトリュフも使っていてフランス風。スズキは「シチリアの海塩とエキストラバージンオイル」(とメニューに明記されている)が添えられており、イタリア風(?)。サーロインステーキも豆鼓を使ったソースはちょっとチャイニーズ、写真のとおり、素揚げにした揚げた稲穂が添えられていたりもする。まさに外国で食べる外国料理の趣。

CIMG1974デザートは、ウェディング・ケーキを筆頭に数種類のスイーツがヴァイキング形式で。これもまたよし。僕にしてはめずらしくけっこう頂きました。「ザ・リバー・オリエンタル」、夜は夜でムード満点(古い言葉だ……)らしいですが、昼の鴨川を眺めながらランチ、というのもいいかもね。

CIMG1966この日の食事で一番気になったのが右の器。メインのお肉の前の口直しの洋なしのソルベなのだが、この器! 穴の部分の直径は3cm前後、なので利用範囲はとくに家庭ではめちゃくちゃ狭い気がしますが、このフォルム、ぜったいほしい! どうしてもほしい! 誰かどこかで見つけたらぜ〜ったい!、教えてくださいね。

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2005.10.12

靴紐の解き方

CIMG1852僕、34年生きてきて今日初めての発見をしちゃいました。

みなさん、靴紐ってどうやって解いてはります? 靴紐の端の一方を、ぴっと一本引っぱったりしません? ところがこれをすると、靴紐の端にはあたりとはずれがあって、うまいことあたりを引くとするっと紐が解けるんだけど、はずれを引いてしまうと途中できゅっと止まっちゃうんですよね。いつも同じ結び方をしていていつも同じ側に出ている端を引っぱれば、たいていはすんなり解けるんだけど、運が悪いと引っかかっちゃう。それで一日に一回、あるいは二日に一回ぐらいいらいらしたりしてません? 僕はしてたんですよ。

ところがあるんです。ちゃんとした解き方。絶対に引っかからない。どうすると思います? 知ってる人は黙っていてね。

そう、両方の端を同時に引っぱるんです。そうすると「あたり」の端を引っぱったときよりもすんなりと、えっ、ほんとにちゃんと結んであった!?、と思うぐらいふわっと靴紐が解けるんです。正直、びっくりでした。何回も試しました。いや、でも、ほんとにすごいんですよ。知らなかった!、という人は試してね。知ってた人も知らなかった人も、ぜひぜひ、知ってた!、知らなかった!、とレポートお寄せください。いや、こりゃ、真剣感動やで(笑)

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2005.10.09

運動会

CIMG1832秋空のもと、今日は何と町内の運動会に行ってきました。この家に引っ越して三年目にして初めての参加。ちょっと恥ずかしかったけど、「ユニフォーム」を着て行ってきました。我が天使突抜四丁目、通称天四町は、そんなこと今年までずっと知らなかったのだが優勝候補の一角(あとで町内会長さんの話を聞いたら、昔はそれこそV9時代の巨人ぐらい強かったらしい)。とくに運動会の最後を飾る混合リレーでは三連覇がかかっている。結果は30町内中で総合8位、リレーは決勝に進出するも3位という結果に終わってしまったのだが、楽しい一日。

CIMG1830昼ごはんはきつねうどん。ふつうのうどんでも外で食べるととてもおいしい、というだけじゃなく、甘味も塩分もしっかりめのだしがとてもよかった。割り箸も容器もちゃんとリサイクルするとのこと、何かちょっといい話を聞いちゃいました。ではでは、これから打ち上げです(笑)

ついでなので、プロフィールの写真、「ちょっと恥ずかしいユニフォーム姿のオレ」にしばらくしておきます(笑)

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2005.09.16

開戦前夜

僕がひっそり暮らすこの家では今ふたたび戦争が始まろうとしている。

我が国が隣国チュー国からの侵略を受けたのは二年ほど前のことである。我が国上空に侵入したチューが軍事練習を行うようになりだした。俗語では「屋根裏の運動会」と呼ばれるアレである。我が国が寛大にもそれを野放しにしておいたところ、知らぬ間にチュー国の秘密活動範囲は着実に広がっていった。我々はチュー国の脅威を知らない世代である。我が国の食糧備蓄基地及び調理施設に起こっていたいくつかの小さな異変(たとえば束を止める真ん中の紙のところから半分が欠けた素麺が発見された)も、チュー国による秘密工作、食料調達活動によるものと認識されることはなかった。しかしチューたちが活動中に「フン」と呼ばれる遺留品を残すようになり、チュー国が我が国内に潜伏、活動していることは疑いのない事実となった。そしてついに、調理施設においてチューが目撃されるにいたり、チュー国による侵略は決定的事実となった。これを「日チュー事変」と呼ぶ。

我が軍は即座に国土防衛策を講じた。チュー国部隊の侵入経路の封鎖、薬物による陽動作戦、対チュー超音波式威嚇砲などの様々な戦術、近代兵器を投入するも、ゲリラ的活動を繰りかえすチュー国に対して実質的な効果は得られず、困り果てた我が軍参謀総本部は長老派に意見を求めることになる。長老派の提案は、平面型対チュー粘着式捕獲装置(通称「ペッタン」)の使用であった。長老派の主張によれば、この兵器を用いればたとえ一チューでもその捕獲に成功すれば、恐怖心、同胞意識の強いチュー国は余儀なく撤退を迫られるだろうとのことであった。

そして我が国国境地帯に、平面型対チュー粘着式捕獲装置が設置された。程なく一チューが捕獲された。これを発見した我が軍の将校の話によれば、捕獲されたチューは目を血走らせ断末魔の表情を浮かべていたという(「血のヴァレンタイン」)。そのチューは即時国外追放となったが、事件は即座にチュー国本国に伝わるところとなり、長老派の予想通り、チュー国は全工作員を我が国より撤退された。これが謂うところの「第一次ヤキン・チューエ攻防戦」である。

その後一年以上の歳月を経てチュー国は我が国上空への領空侵犯及び我が国上空での軍事演習を再開する。我が国はこれを黙認しつつ、国内では「対チュー国土防衛基本法」を定め棲み分けを画策する(「日チュー国交正常化」)。しかし今月に入り、我が国内でふたたび侵犯行為が二度に渡り確認され、日チュー関係は大いに緊迫を高めた。特に今回の侵犯は、これまでの侵犯と異なり民間人居住区への侵入であったことは国民を震撼させた。国境周辺には薬物式陽動装置(形式「デスモア」)が設置された。

CIMG1450そして昨日、ついに食糧備蓄基地内でのチュー国による工作活動が確認された。鋭利な刃物を使った手口、現場で確認された遺留品などからチュー国による秘密工作と即時断定され、我が国議会は、タッパーに入れない食料品の保持等を禁止した「対チュー国土防衛緊急特別法」を即日可決した。国内でも最終兵器、平面型対チュー粘着式捕獲装置を再度導入するべきである、血のヴァレンタインは繰り返してはならない、等、対チュー政策に関しては世論の一致をみていないが、本日、調理施設内でさらに一チューが目撃されたことで反チュー感情は一気に加速すると思われる。

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