2010.06.13

ごぶさたしています

かれこれ二年近くも更新をさぼっていましたが、みなさん変わりなくお元気におすごしでしょうか。

この二年間、いろいろなことがありました。ブログを書くには公私ともに忙しすぎるというのは、ある意味ではありがたいことだったのかもしれません。ブログを書かなかった/書けなかったのには他にもいろいろな理由がありましたが、二年間の間、ブログ更新してくださいよ、もうやめちゃったの?、などとあちこちで声をかけてくれる方が思いの外多かったことは望外の喜びでした。そんなこともあり、また書こうかなと思いだしたところまではよかったのですが、それからまたしても数ヶ月、ようやくこうして新しい記事を書いています。何かにつけ始終ばたばたしているので、それほど頻繁に書くことはできないかと思いますが、またぼちぼちと書いていきます。よろしければおつきあいください。

200910132310あたりまえながら、ブログを更新しなかった二年間の食べ物話をぜんぶ紹介することはできないので、比較的最近はまっているものを二つだけ。一つめは、リストランテt.v.b(ティ・ヴォリオ・ベーネ)の二号店にあたる、Vineria (ヴィネリア) t.v.b.。一言でいってしまうと本家のカジュアル版なのだけど、夜中の三時まで気合いの入ったパスタを食べることのできる貴重なお店ということで、ちょこちょこおじゃましています。どのメニューもすばらしいんだけど、写真は僕のなかでは定番になっている、ウニと芽ネギのバベッティーニ(でよかったかな?)。絶品です。常時入れ替わるグラスワインのリストも面白く、これをシャンパーニュ→白→赤と上から順番に飲みすすめつつあれこれつまむ深夜のディナー、というのにはまっています。

200912272564もう一つはまっているのは、龍門の火鍋。龍門は京都市内何店もあるけど、僕がよく行くのは朝の5時までやっている三条の本店。麻婆豆腐や水牛麺(水煮牛肉(すいじゅうにゅうろう)の麺入りと思われ)などもおいしいんだけど、最近もっぱら食べるのがこの火鍋。ベースのスープが1200円で、あとは好きな具材を選ぶ仕組み。おすすめはなんといっても羊、これに限ります。具(というか薬味)として香菜がメニューには載っているんだけど、いつ行ってもないのが、いつか持参しようかと思うぐらい残念(笑)。でも大好きです。

そんなわけで、また少しずつ書いてきます。今後ともどうぞよろしくお願いしますね。

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2008.07.03

香港・その参

その後さらに日が空き、もう7月。3月に行った香港の話を今さら書くか、って感じなのですが、途中で途切れてるのも何だか気持ちが悪いのでいちおう最後まで書きます。

Sany0560Sany05574日目(実質上の3日目)は、午前中だけ会議。これは初日から決まっていたプランでみんなそのために連日の会議に耐えてたんだけど(笑)、最終日のランチは飲茶。大学からそう遠くないお店にて。何がおいしいかってやっぱり皮がぜんぜん違う。主役たる「具」を包んでいる「皮」というよりも、おかずである具に添えられたごはんがわりの炭水化物、って感じである。だから、メインの「具」はいろいろ変わるけどおまけの「皮」はいつも同じ、ではなくむしろ、主食たる「皮」を食べるためにいろんな「具」が用意されているのだとでも思いたくなるような存在感。

Sany0564Sany0561それはビーフンでも同じことで、こんな味濃そうなのにだいじょうぶなの?、と心配になるけど、そんな心配などぜんぜん要らない存在感なのだ。10人近くで円卓を囲むと、点心なんて一皿一口ぐらいなのだけど、あれやこれやらいただいているうちにあっという間にお腹いっぱい。結論としては、やっぱりなるほど点心は香港で食べるだけのことはあるなあ、と。最後のデザートが右の写真。ここまでとっても上品なお店だったんだけど、うーん、何というか、やっぱり杏仁豆腐でも動物の型に嵌めるのが中国式なのかなあ(笑)。

Sany0567ホテルに戻り一休みして、夕方からはH萬と九龍をぶらぶら。噂に聞いていた、「魚屋と食堂が一緒になっていて、生け簀の魚介をこうしてああしてと調理を頼む店」がちらほらある。H萬とはこのまま晩ごはんも食べちゃおっかと話していたので、かなりいきたい気持ちになるが、やっぱり中国語通じないと厳しいかもねという話になり、もう一度ホテルに戻って他のメンバーと合流してみんなと一緒にごはんを食べることに。

Sany0571Sany0570全部書いているときりがないので、これは旨かった!、というものと、日本で食べるのとは一味違うね!、というものを簡単に紹介。これは貝の豆鼓炒め。大きさとしては蛤ぐらいの貝なんだけど、写真を見てもらうとわかるように中身はけっこう大きくてどこが何かがわかるぐらいのしっかりした(?)つくり。味もしっかりとした旨味があって豆鼓に負けない。豆鼓炒めだから豆鼓が利いていてコク感が強いのは当然としても、一服の清涼剤のごとくケイパーが入っているのがとても面白かった。

Sany0575これはフカヒレのスープ。真ん中のあたりが赤く見えるのは、お好みでどうぞと勧められた赤い酢を入れたため。この酢が日本でいえばちょうど梅酢の酸っぱさの酢。スープも含め中国料理って酸味のあうものが多いけど、こういう酸味は中華では初めてでとても新鮮。

Sany0588Sany0580同じ貝でもこちらは蒸し物。ホタテのように見えるけどちょっと違う。帰りに生け簀の前を通ったら北京のの呉さんがさっきの貝はこれだよと教えてくれたのが右の写真。ニンニク、香菜がたっぷりでいい感じ。貝をごーっと食べるのももちろん美味しいんだろうけど、ビーフンまでのっていて具だくさんというのもこれまたよしといったところ。

Sany0581Sany0578で、お約束の「manavicさん何でも食べるネ!」コーナー(笑)。まず右の写真はアヒルの水かき。ゼラチン質というのかな、コラーゲンたっぷり。ここまで大きいと鳥類の水かきというよりはそれこそ豚足でも食べているような感じ。写真の左端に移っている骨の断面とか見るとけっこうアレなんですが、でもやっぱりおいしいです(笑)。こちらは濃厚な味つけ。左の写真は、一見ふつうの糯米の炊き込み(というか蒸し込み?:笑)ごはんに見えるんだけど、じつは白っぽい鶏肉ないしは豚肉のように見えるのが蛙。「manavicさん!、カエル食べれる?」と訊かれたので、ええ、好きですよ、と答えたら出てきたのがこれ(笑)。フランス料理でムニエルなどになっている蛙とはちょっと違って、川魚に似た臭みがはっきりとわかるので、好き嫌いは分かれるかもしれない(僕は好きだけど)。食べ終わってからメニューを見て蛙のことを「田鶏」と書くことを思い出したんだけど(料理の名前だけなのかな?)、これは言い得て妙である。

Sany0585香港に着いて以来この日初めて体験したのがこれ。「辣椒醤」(らーじゃおじゃん)という卓上調味料である。味はというと、甘み抜きのスイートチリソースに(ってスイートじゃないな:笑)、さらに魚介系の旨味を足したような感じである。XO醬のピリ辛ヴァージョンといってもいいかもしれない。麺類を含めて味が濃い炒め物にもよく合うが、蒸した糯米にもよく合う。まさに万能卓上調味料。すっかり気に入りました。

Sany0591食後は河岸を変えてデザート。やって来たのは香港全土(?)にお店のあるHoneymoon Dessertこと滿記甜品。最近では京都でもTawawaなどフルーツそのままぼーんみたいなデザートが流行りだけど、滿記甜品のデザートもマンゴープリンのようなものもあるが、僕が食べたもの(どうやら白雪黑珍珠というメニューだったらしい)のように、フレッシュのフルーツがいっぱい入っているものも多い。マンゴー、バナナ、龍眼などが入っているのだが、これらのフルーツ自体がむっちりしていて味的にも濃厚なうえ、それがココナッツ・ミルクに浮かんでいるのだから、フルーツたくさんといってもさわやかというよりはガッツリという感じ。お店もけっこう遅い時間まで空いているので、飲んだあとのデザートにぴったりといったところかもしれない。ごらんのとおりタピオカが入ってるんだけど、これは3日間ずっと一緒だったT川氏に、カエル食ったあとで見たらカエルの卵にしか見えないよなとコメントされ苦笑。

Sany0603その後は、一応観光らしいこともしておこうかということで、ヴィクトリア・ピークに。残念ながら、ただでさえ時間が遅かったうえにかなり曇っていて、100万ドルには遠く及ばず(100万ドルはこちら)。行きはケーブルカーでごとごと。帰りはタクシーで山を降りたのだが、まるで『マルホランド・ドライブ』みたいな山道でした(笑)。

Sany0606翌日は、午前中にみんなを見送って昼過ぎまで一人で香港をぶらぶら、のはずだったのだが、けっこう疲れていたので結局ホテルでだらだら。少し早く空港に行って昼ごはん。ホテルの近くには24時間空いているお粥屋さんがあったので、カエルまでに一度いかなくてはと思っていたのだが(他のメンバーは毎朝そこに朝ごはんを食べに出かけていたんだけど、H萬と僕は一度もその時間に起きられなかった:笑)、結局いけずじまいだったのを思い出し、空港ではお粥を。使われている米は短粒米で、北京で白ごはんとして食べたときにはぱさぱさで芯が残っていていまいちと思った米とおそらくは似たような米だと思うが、お粥になるとこれが美味しいのである。考えてみれば香港では、インディカ米も食べたし、糯米も食べたけど、インディカ米は汁気の多い丼物で、糯米は蒸し物で、といった具合に「使い分け」がちゃんとあって、それぞれの品種にあわせた「おいしい食べ方」が実践されていることに気がつきなるほどなあとつくづく思った。このお粥でもうひとつ気がついたのは、具として入っているのは鶏の胸肉なのだけど、それに骨がついている。骨が着いているなら食べにくいというだけの話なのだが、それが旨味に一役買っていて、ふだん骨から外された胸肉を料理して食べるときとは印象がぜんぜん違う。これにも関心。写真の右下にちょっとだけ写っているけど、この空港の食堂でも袋入りの辣椒醤が取り放題(?)でした。

Sany0609Sany0610帰りの飛行機では、またお約束のレッド・アイを飲んで、ちょっと早め、軽めの夕ごはん。牛肉の中華風炒めでたしか山椒が利いていたように思うんだけど、中国の丼の続きみたいな気分で楽しかった。今回は関空発の便がとれなかったため成田発着だったのだが、成田に着いてからは東京に出て、久しぶりに会うえんちゃんと田町方面で一杯。たまたま東京滞在中だった京都のKなみさん、Kなみさんやよめ子さんの先輩にあたる(よめ子さんとは同級生?)の通称「携帯王」も合流してくれて、みんなでわいわい。中国でももっぱらビール、田町でもビールだったので、ちょっとだけ帰りに洋酒(笑)をひっかけて、品川のホテルへ。翌日は午後の飛行機で伊丹まで、のはずだったんだけど、午後まで待ちきれなかったので結局新幹線で京都へ。なかなか楽しい4泊5日+1泊でした。

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2008.04.13

香港・その弐

さて、また日が空いてしまったけれど、香港の話の続き。

Sany0538Sany0522用務先の香港大学が香港島にあるので、宿泊先も香港島。大学からほど近い「西環」Sai Wanと呼ばれるエリア。ホテルの窓からは九龍の高層ビルが見える。で、周りには何があるかというと、初日は夜中にホテルに着いたのでぜんぜん気がつかなかったんだけど、乾物屋さんがいっぱい。そう、乾物屋さんといっても香港の乾物屋さんだからフカヒレ(写真の看板に見えている「魚翅」というのがまさにフカヒレのこと)やナマコ(海参)などが売られているのだ。フカヒレをもどすのには一度挑戦してみたかったのだが、のぞいてみるとちょっと手を出しがたい値段。やっぱりこっちでもフカヒレはフカヒレだなと痛感。

Sany0517Sany0542三日目(といっても実質二日目)もやはり大学で朝から会議。左の写真が大学内のエリオット・ホールという建物。西洋風の建物に階段、そして竹に棕櫚?、椰子? 異国情緒がたっぷり……というか過剰な光景。この日もお昼は大学の食堂にて。この日食べたのは烤鴨飯。これも日本円にしたら300円程度。安い! 学食のランチというなかれ、骨付きの鴨肉をバン、バーン、と中華包丁で叩き切ってくれるあたりはさすが香港。前日の丼もそうだったんだけど、この日の烤鴨飯の「飯」もインディカ米。この点についてはまた後ほど。

Sany0547Sany0549晩は、「庶民的な店に行きましょう」と連れていってもらったお店が、テーブルクロスには日本でいったらしゃかしゃかのゴミ袋をひいているような、お箸と一緒に熱湯が出てきてそれでお箸を消毒するようなお店。おーこえーとは思いながらもなかなかわくわく。話を聞けば、大きいビル(笑)建てることになったときに、その場所に出店していた屋台がまとめてそのビルの最上階に入った、ということらしい。なるほど、日本でいったらいわゆる「フードコート」のような感じでフロアの中央に客席があって、それを取り囲むように店が並んでいる。左の写真は白身魚(鯛かな?)の清蒸。僕はふだんオイスター・ソースなどもつかってわりと濃い味で作ってしまうので、薄味なのがけっこう新鮮。へーっと思ったのが右の写真。四つ脚の腸かなと思って訊いてみると、「鴨の腸」との返事。大きさからすると家鴨だろうか。たしかに牛や豚の腸とはだいぶ食感が違って面白い。

Sany0550ここでおいしかったのはなんといってもこれ、糯米の炊き込みごはん(?)。これはごはんものとしてはけっこうポピュラーなようで、このあともいろんなヴァリエーションを食べることになった。これ以降に食べたものもそうだが優しい味つけでまさに食事のシメにはぴったり。この日のものには棗なんかものっていて、体にいいことをしているような気分(笑)。

Sany0552僕たちのホテルがある西環までは地下鉄が通っていないので、トラムに乗ってホテルまで帰る。地下鉄はたとえばロンドンなんかの地下鉄とは大違いでとても近代的できれいなのだが、この二階建てトラムはなかなか年季が入っており、ぎぃー、ごとんごとんごとん……ってな感じでじつに風情がある。2 HK$(=30円弱)という値段も素敵。隊長の王さんにどこで降りたらいいのかと聞いたら、ホテルが見えたら降りたらいいといわれた。それぐらいのんびりした感じ。気に入ってしまい、その後も香港を離れるまでずいぶんと利用させてもらいました。

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2008.04.07

香港

Sany0543去年の12月頃から慢性的に忙しくこのブログの更新もほったらかしでした。3月の中盤、これさえ終われば何とか……と思っていた仕事が終わったのですが、その後もバタバタ。その仕事とは4泊5日の香港出張。今回の用務先は香港大学でした。帰国からもう3週間以上経ってしまいましたが、そのときの話などぼちぼちと。

Sany0510Sany0513今回は関西初の便がとれなかったので、成田発18:20の便で。なので晩ごはん付き。いつものようにまずはレッド・アイを飲んで(笑)、晩ごはんにハンバーグ。ワインはJALではおなじみ(?)のベルジュラック、Les Chapelles: Bergerac NV。エビのサラダがなかなか美味しかったのが印象的。これだったら赤・白一本ずついけたね(笑)。

Sany0516一日目は飛行機がちょっと遅れて夜の11時ぐらいに空港に到着。空港で前回の北京でも一緒だった盟友H萬と待ち合わせがてらビールを一杯飲んで、ホテルに直行してそのままおやすみなさい。翌日は朝から香港大学にて会議。昼休みも大学の食堂で。僕が食べたのは写真の丼。頼んだものとはじつは違うんだけど、なかなか美味。豚肉とブロッコリーで、味つけ的には醤油メインでちょっと甘みもといったところ。ごはんはインディカ米で、かなりぱさっとしてるんだけど、それに合わせてかあんもわりとゆるめのたっぷりで、全体としてはなかなかいい感じ。これで24HK$=360円。

Sany0529Sany0528夜は会議の参加者全員で火鍋の店へ。火鍋という料理自体は中華料理の知識としては知ってはいたけれど、本当に食べるのはこれが初めてなのでわくわく。食べ放題のお店なのだが、火鍋食べ放題、というのは香港でも最近の業態だということ、最近は肉が値上がりしているので、海鮮よりも何よりも肉を食べるべし、という二点を事前に教えてもらう。そんなこんなで料理がスタートしたのだが、料理本でしかみたことのなかったタオ・マークみたいな鍋に二種類のスープが入っている光景を見てまず感動(笑)。さらにはフルーツ入りのあっさりスープ(手前の鍋)もあり、スープは都合三種類。生け簀もおいているような店なのだが、肉も豊富、それも内臓類が多いのにびっくり。右側の写真は手前がハチノス、真ん中が羊肉。奥のほうにちょっとだけ写っているのは野菜(だったと思う)湯葉を包んで揚げたもの。これがなかなか美味しかった。ちなみに僕は友人である犬さんのおっしゃるところの「敬虔なホルモン教徒」であることが即バレ、内臓類がテーブルに届くたび「manavicサン!、ナイゾウッ!」っとかけ声がかかるのでした。内臓類は鮮度が非常に高くて、たとえば豚のレバーなど日本ではどちらかというと敬遠しがちなものもぜんぜんおいしい。変わったところでは、鶏のマメなども。
しかし一番驚いたのは、スープがぐつぐつと煮えたっていること! 本当にこんなもんなのかしらとも思ったが、家に帰ってみると中華の本でもやっぱりけっこう沸いてました(笑)。ぐつぐつの鍋は動画でどうぞ。

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2008.01.02

京やき肉・もつ鍋 よし田 に行ってきた

Dvc00083去年11月の最終更新以降のもろもろをぼちぼち書いていきたいのだけど、まず書かなくてはいけないのがこれ。去年最後に更新した記事に、「京やき肉、もつ鍋 よし田」さんからコメントを頂いた。このよし田さん、じつは以前記事でも書いた、昨年三月に閉店したリド飲食街の「てっぺん」さんなのだ。メッセージを頂いた日には、たまたま合流するはずだった会合に合流し損ね百万遍を漂流中。出先で自ブログを見てそのニュースを知ったのだが、五条烏丸サンクロレラ裏ってうちの超近所じゃないですか!、ということでその辺でお祝いにワインを仕入れ(コンビニワインでごめんなさい!)、即出撃。リドでは大将が焼いてくれるスタイルだったのが、今回は写真のとおり、自分の席で焼くシステム。まずはレバーをいただいて、相変わらずのおいしさにガッツポーズ(笑)。

Dvc00085Dvc00086続いていただいたのが、ホソとハネシタ。どちらも絶品でワインが進むすすむ。ごはんも大満足だったけど、お二人が元気に新しい店をやっていらっしゃる姿を見ることができたのが何よりの収穫。それもうちから徒歩5分のところで! 今後ともどうぞよろしくお願いします!

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2007.11.07

三日目──其の弐

だいぶ日が開いてしまったけど、北京での最後の晩餐の話。

Sany0284Sany0287さて、夕方見つけた四川飯店。なんだホテルから歩いていけるところにもあったなんてということで、ホテルにいったん戻り一休み。出直したころには日もすっかり暮れていたのだが、屋台のほうはあいかわらず賑やか。

Sany0289Sany0292メニューを見ると、僕的には「本で読んで知っている」料理がずらり。二本で食べたことのあるものもそうでないものもあるけど、気になるものをいくつかピックアップしただけで、もう食べられんだろうなあという数に。左の写真は四川泡菜。人参をはじめいろいろな野菜を乳酸発酵させた漬物である。四川では専用の壺に漬けるのだと聞いたことがあるが、マイルドな塩加減と乳酸発酵によるいい感じの酸味で箸が止まらない。右の写真は蒸し鶏の和え物。名前を忘れてしまったのだが、ようは棒棒鶏の辛味噌ヴァージョンといったところ。ところがこれがじつに旨いのだ。かかっているソースは豆板醤+甜麺醤といった感じなのだが、豆板醤の味も芸がないぐらいにストレートに出ていて(豆板醤混ぜました、みたいな感じ:笑)、甜麺醤のコクや甘みもほどよく、こりゃ旨いや、って感じなのだ。これに青葱という組み合わせが最高。日本でも十分好まれそうな味だから、僕だけが食べたことないのかな?

Sany0290こちらはくらげと麻婆豆腐。くらげは、前日の北京烤鴨の店でもそうだったけど、からし(だと思う)で辛みをつけてあるのが面白い。その分、日本の中国料理で食べるくらげに比べると甘みは少ないのだが、前菜だと考えるとこれはこれで絶妙の味つけだなと思う。さて、麻婆豆腐。本場の味が一番気になっているメニューの一つ、麻婆豆腐がこんな最初のほうで出てきちゃうと、後の料理をどう食べていいかわからないんだけど(笑)、とりあえず食べてみる。味つけとしてはもちろん辛いんだけど、何ていうのかな、辛みが味の底の方に沈んでいる感じの辛さだ。鈍い辛みとでもいった感じ。口に入れた瞬間にからいというのとも違うが、後からだんだん辛くなるというやつとも違う。で、この辛さは何かというと、唐辛子も山椒も豆板醤もよく焼いて使ってあるからなんだと思う。それが料理全体の独特の風味になっている感じ。豆鼓なんかよりも焼かれた香辛料の香ばしさやコク(?)のほうが強く感じられる。あと、スープを片栗でとめた、というよりは油の多いどろっとしたスープの中に豆腐が浮かんでいる感じ。この油が辛みや肉の旨味を含んでいて美味しいのだ。

Sany0294こちらは担担麺。昼の王府井小吃街にも担担麺はあったのだが、四川風のが食べたから我慢してたのだ(笑)。じつは前の晩、仕事で一緒になった呉さんという中国の方に、中国の担担麺は汁なしなんですよね、と訊いてみたのだが、呉さん曰く、いいえ、そんなことないですよ、とのこと。えええっ、そうなの?、と思っていたのだが、なるほどこういう状態でした。ようは、ラーメンのように、いわゆる「スープ」に麺が浮かんでいるという状態ではないけれど、「汁なし」ではないということらしい。でもこんな状態だから、混ぜて食べる。これが旨い。饂飩のような真っ白な麺は好き嫌いはもちろんあるだろうけど、これはこれで、どっちかというと(カップ麺ではないけれど)辛い油そばとでもいいたくなるようなこのスープに合っている。

Sany0298Sany0297最後に水煮牛肉と酸辣湯。水煮牛肉は、以前京都の龍門で食べたときも、器の大きさとヴォリュームにびっくりしたのだが、今回もLサイズ。ただ肉が底まで入っているわけではもちろんなく、下の方は白菜。僕が知っている久田大吉さんのレシピではそこに入っているのは中国セロリで、それも量的にかなり少ないのだが、中国ではこれがデフォルトなのかも。辛みの素として、生らしき大ぶりの唐辛子が使われていたのがちょっと新鮮だった。味的には予想どおりの麻辣味。これまたすごいヴォリュームの酸辣湯は、前日の昼に食堂で食べた酸辣湯と同じく黒酢の香り。前日のものはマイルドで、四川だともうちょっと胡椒が利いてたりするのかななどと思っていたのだが、こちらも案外マイルド。味はマイルドだが、胡瓜や人参など、いろいろな食感の食材が入っていて楽しい。

Sany0302そんなわけであっという間に満腹に。これだけ食べてなんと4000円程度。さすがに日本のホテルの高級中華のような味というわけにはいかないけども、やっと中国で四川料理を食べることができてなかなか感激。ここの四川飯店は英語のメニューを置いてるぐらい観光客も多いお店だから、本場の四川省に行くときっともっと違うんだろうけど、何はともあれ本物に一歩近づいたということで。写真は帰りに通ったカップルたちが仲睦まじく愛をはぐくむ遊歩道に突如現れた彫刻。首から携帯電話を提げラップトップを開く若い女性を、後ろから巻物を持った仙人のようなおじいちゃんが覗いている、という構図。ううむ、なんだか(笑)。

そんなこんなであっという間の3泊4日。翌日は朝5時にホテルを出て空港へ。そしてそのまま日本に。その後バタバタしながら現在に至る、です。

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2007.10.26

三日目──其の壱

Sany0270三日目は一日だけ自由な日。ほんとうは早起きして、朝粥を食べて万里の長城まで足を伸ばすという夢のようなプランを思い描いていたのだが、一仕事終わってホッとしたのかかなり寝坊。万里の長城などに行く周遊バスも観光地から乗るのがいいだろうとアドヴァイスをもらっていたので、まずはホテルから近い故宮と天安門広場へ。写真は故宮を裏側(?)から見たところ。こんな絵はがきみたいな景色がホテルから徒歩3分のところにあるなんて知らなかった(笑)。ぐるっと廻って表側へ。

Sany0272故宮のあたりをぶらぶらして気がついたのは、僕たちのような外国人の観光客よりも、むしろ中国各地からの「お上りさん」が多いということ。故宮の表に出ると、ふつうの警官とは違う制服を着た武装警察(といっても丸腰なのだが)が山ほどいて、なんだかわけのわからない罵声を飛ばしている。田舎から出てきた風のおばあちゃんが職務質問を受け、かばんを広げられている。明らかな示威行為なのだが、この示威行為の対象がわれわれ外国人ではなく、地方から出てきた中国人に対してであるというのが恐ろしい。まるで、首都や中国共産党がほんとうに実在するかどうか確かめに来たお上りさんたちに、目に物言わせてやると謂わんばかりなのである。

Sany0278Sany0279結局、万里の長城行きのバスはどこから乗ったらいいのかわからないまま、王府井(ワンフーチン)へ。王府井は観光客向けのショッピングセンターやデパートが並び、マクドナルドもあるような近代的な通り。さながらベルリンの壁を越えたような気分である。とりあえず腹減ったよねということで、オープンカフェ(?)風の飲食店が並ぶ「王府井小吃街」へ。この王府井小吃街、偶然見つけたのだけれど、帰るまでに一食は屋台みたいなところでと思っていたのでラッキー。北京といえば、北京烤鴨と粉ものというイメージがあったのだが、串屋が多いのにびっくり。そういえばホテルのそばにも、夜帰ってくると「串」ってネオンのついた店があった世ななどと思い出しながらちらちらのぞいてみると、怪しげな文字が書かれた提灯が吊られている。「牛肉串」だとか「鱿鱼串」(イカ)とかはいいとして、「活蝎子」って蠍ですか?、「蚕蛹串」って……などと思ってよくよく見てみると、ほんとに蠍の子どもと蚕のさなぎ。蠍なんて、おしりの鍵までちゃんとついてるじゃないか。日本に戻ってからネットで動画を見て初めて気がついたんだけど、「蝎子」の「活」ってのは、活きてるままで串刺しにしてそれを揚げるってことみたい。正直、僕はちょっとムリかなあ……。

Sany0280で、結局僕が食べたのは、刀削面と羊肉串。ビールと一緒に緑のボウルが出てきたので、てっきりこれでビールを飲めってことかと思ったら、どうも取り分け用の器だったらしい(苦笑)。味のほうもなかなかで、とくに刀削面の、分厚いんだけどつるっとしていて無にゅっとしている食感はなかなか好きだった。羊も柔らかく火が通っていてなかなか。

Sany0281結局半日で万里の長城に連れていってくれるバスは見つからず、仕方ないので王府井近辺をぶらぶら。これまた偶然見つけたのが、东华门(東華門)美食坊夜市。すごい数の屋台(それも全部食べ物!)が所狭しと並んでいるのである。写真はその入り口のところなのだが、最初の店からして、小泉センセイをもってして腐乳よりもまだまだくさいといわしめる臭豆腐を売っているじゃないか。それもキャッチコピーが「一臭万年」(笑)。しかし、今考えるとなぜためらったのかわからないのだが、結局スルー。結局、夜は恭王府まで足を伸ばして四川飯店にと話していたその四川飯店が見つかって、いったんホテルに戻って晩飯時にもう一度出直すかということに。晩ごはん編はまた後ほど。

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2007.10.25

二日目

Sany0255前日はサクっと寝てしまったので、二日目は早起きして午後のお勤めのための準備など。セッションで一緒になるメンバーのみなさんと、会場の食堂でお昼を食べる約束をしていたので、昼前にH萬と会場の北京外国語大学日本学研究中心へ。とても大きい大学でかなり迷うが、なんとか約束の食堂に到着。僕が参加するセッションはパネリスト6人の小さなセッションなのだが、会議全体としてはかなり大規模な会議で、相当広い食堂の人フロア全体がまるまる会議参加者用の食堂にあてがわれている。食事自体はビュッフェ形式の中国料理。中国料理は冷めてもおいしいから、ビュッフェ形式にはぴったり。出てくる料理もかなり種類が多く、たとえ一口ずつでも全種類制覇するのは難しいぐらい。僕が選んだもののなかで印象的だったのは、左下の木耳の和え物と、その上の酸辣湯。木耳のほうは、こんな感じで木耳がメインの一皿もありなんだというのが発見だったし、酸辣湯は、日本で食べるものとは違い、黒酢で酸味をつけているから独特の風味。酸辣湯の黒酢にしても、他のものにしても、香りが日本と違うのが面白い。日本の中華と違うだけでなく、一皿ずつ香りが違うのが面白い。

Sany0265午後からはおしゃべり。仕事の写真ものせとかないとまるで遊びに行ったみたいなので(笑)。僕の今回のテーマはゼビウス。まあ、遊びのようなテーマといわれればそうなのですが(笑)。お客さんが少なかったのがとても残念なのですが、写真はゼビウスをネタに嬉々としてしゃべるmanavicです。

Dvc00075晩ごはんは北京烤鴨。一行の中に香港の王さんという方がいたのだけど、僕たちが着く前夜、この北京烤鴨を食べた王さん、明日もこれを食べに行こうというではないか(笑)。こちらも香港人がそういうのならば間違いはなかろうと、嬉々として出かけた。総勢8人で北京烤鴨を2羽。大満足でした。

Sany0267最後はやはり、H萬と近所のホテルのバーで一、二杯飲んでホテルへ。隣で面白げな果物を売っていたので買ってみた。ついでに青島をホテルの隣の店で二本買ったらなんと10元=150円。一仕事終わってほっとしたのと、ここしばらく仕事に追われていた疲れとで、あっという間に爆睡。

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2007.10.24

一日目

さて、中国の話をぼちぼちと。

Sany0247Sany0245まずは恒例(?)機内食から。日本時間でいうと9:35〜12:55のフライトなので、昼ごはんとか出るのかなー、でも降りるぎりぎりには出てこないだろうなー、などと思っていたら、飛行機が水平飛行にはいるとすぐぐらいに、けっこうちゃんとした、というかふつうの機内食一食分のごはんが。例によってレッドアイ、と思ったのだがトマトジュースがないみたいで断念。ごはんのほうは、スモークサーモンがきのこなんかと和えてあったのがなかなか○。

Sany0253Sany0251僕の飛行機は定刻より速く北京首都机場に到着。3時間半遅れて別便で名古屋から到着する盟友H萬と合流する予定だったのだが、空港からもうつながらないかなと電話してみるとちゃんとつながって、1時間遅れとのこと。しょうがねえなあとだらだら待つが、しばらく経って掲示板を見るとH萬の便はさらに40分遅れるらしい。腹も減ってきてH萬と合流して最初のイヴェント、当地でのレセプションに向かうまでは我慢できそうにもないということで、速くも一回目のごはんを空港にて。何とか菜豆腐というメニューと白ごはん、それから燕京ビールを注文。何とか菜豆腐はごらんのとおり、麻婆豆腐のような料理だったのだけど、北京だけに辛くないのと、細かく刻んだ何とか菜が入っているのが特徴。ごはんのおかずにぴったりなところは、ふつうの麻婆豆腐とまったく同じ。ところがそのごはん、まんが日本昔ばなしのように天こ盛りで出てきたのはいいのだが、何ともぽろぽろで日本の米とはだいぶ違っているのにびっくり。もう一つびっくりしたのがビール。「Hot or cold?」と訊かれたのにもまずびっくりしたのだが、coldと返事をしたにもかかわらず出てきたビールがとても温いのにもう一度びっくり。おまけにこの燕京啤酒、とっても薄い。なんやかんやいいながらもおなかいっぱい。これで63元。

結局17時を過ぎてH萬が北京に到着。二人でレセプション会場のホテルにタクシーで向かう。僕たちが到着するころにはもうすでに宴酣。レセプションのごちそうも当然ながら中華料理。宴会が終わったあとのテーブルで、翌日のセッションで一緒になるメンバーとしばし打ち合わせをしてから、宿泊予定のホテルに。自分のホテルにはなんとバーがないので、近所の大きなホテルのバーで二、三杯。

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2007.07.10

大家族時代・その参

6月も月末にさしかかったころ、義弟Nぞう一家の引っ越しの日取りも決まり大家族時代もあとわずか。そんなラスト10日間のお話です。

6月22日(金)
P1070444 金曜日は遅く帰った家人と二人でごはん。豚肉入りニラ玉とごはんと味噌汁。

6月23日(土)
 土曜日は休み。家人と一緒にちょっとした講演会のようなものに出かけた。一人目の演者の方のお話に食べ物のことが出てきたのだけれど、その中で小麦が悪者にされていた。もちろんその根拠はきちんとは説明されない。パン、うどん、お好み焼き……と小麦粉を含む食べ物を列挙してみせる縁者の流暢な口ぶりから想像するに、毎回このネタをやっていらっしゃるのだろう。小麦はよくない、というのは多くの人にとってびっくりするような話だろう。聴き手にとってあたりまえではない話なのだから、せめて理由ぐらい説明してほしいものである。もしもちゃんとした理由があるのであれば、の話だが。
P1070462 鮨をつまんで買い物をして帰る。久々に炭でも熾すか暑いけど、ということで晩ごはんは炭火焼き。百貨店ではめったに買い物をしないので、たまに百貨店の食材を口にすると、ねだんなりのことはあるなあと感動することも多い。いつも食べている万願寺唐辛子にしても、スーパーで安く求めるものとは果肉の厚みからしてぜんぜん違う。見かけの大きさなどで、立派な万願寺などというなかれ、といった感じである。
P1070467P1070463 魚介類はこの日百貨店で見つけた栄螺と、先日Nぞう一家が大阪で買ってきてくれた一汐の魚。右から、金目鯛、のどぐろ、ぐじ。この日は金目鯛とのどぐろだけいただいたのだが、とくにのどぐろは絶品。
P1070469 最後は鶏きのこごはんでシメ。

6月24日(日)
P1070472 日曜日。遅めの朝ごはんはまだしても麦とろろ飯。以前にやったときも思ったが、韮入りの豚汁ってなかなかおいしい。

P1070480P1070477 昼間はみんなで宝塚記念で盛りあがる。盛りあがったのはいいが、Nぞう一家が的中しながら損したの以外は全員不的中。遅めの晩ごはんは海老炒めと牛肉炒め。海老炒めは、海老というよりはむしろターツァイと山芋がメイン。牛肉はモモ。オイスターソースで筍、ピーマンなどと。

6月25日(月)
P1070487 月曜日は仕事のあと所用につき外食。前日台所でうだうだと作っていたのが、またしても鰯の梅煮と鮎の山椒煮。鮎は今回は小鮎で。家に帰るとNぞう一家と家人が晩ごはんに食べた残りが残っていたのでそれを少しだけ食べる。晩ごはんでみんなで食べたときのものを家人が写真に撮っておいてくれたんだけど(ブログ家族ってやだよね……笑)、それを見たら鰯のしっぽが全部とれてるじゃないか(笑)。

6月26日(火)
Dvc00035 所用につき半休をとった家人につきあい午前中から出かける。用事が終わりCOCON烏丸中華でランチ。味のほうはともかくとしても、ランチなのに税サ別とは容赦ない(笑)。

6月27日(水)
P1070493 遅めの昼ごはんに味噌煮込みうどん。具は入っていないので鶏肉、椎茸、お揚げ、それから青葱を入れてみた。デフォルトで入っている名古屋風の平たい麺もよいが、追加で入れた京都のうどんも腰があってなかなか。全部でうどん4玉分ぐらいの量があったはずなのだがあっという間になくなった。チビもうどんをばくばく食べてました。

P1070494 昼間藤井大丸に買い物に行ったときに見つけたのがこの鰺。造り用が4尾で480円。小ぶりなのはわかるがそれにしても安いなと思って買ったのだが、お腹を開けてみて納得。子持ちだから安いのね。
P1070497 で、けっきょくそれは鰺のたたきに。僕が好きなのは百万遍の某店の真似なのだが、写真のような感じで細めに引いて大葉とポン酢であえたもの。これで2尾分。

6月28日(木)
P1070508 この日は久しぶりに早起きでして弁当と朝ごはんを作った。朝ごはんは干し納豆の炊き込みご飯に漬け物、味噌汁。今回の干し納豆は既製品。それでもやっぱりおいしい。
P1070415 この日の糠漬けは胡瓜。ちょっと前に実家から庭でとれた胡瓜を送ってきたのだ。えらい成長がいいらしく、写真のとおり立派。ついつい調子に乗ってかなりの古漬けにしてしまった。

P1070511 夜は、みんなで外食。Nぞう一家が来てからそろって外にごはんを食べに出かけるのははじめてのことである。行った先は焼肉の弘の祇園店。もっともといえばもっともだが、祇園店だけ、三条の本店や木屋町などより値段が高いのがいやらしい(笑)。とはいえ肉はなかなかで、チビも大満足。

6月29日(金)
P1070528 翌日の昼ごはん。ごはんは黒米を七分づきのお米に混ぜて炊いたもの。これで量としては1:7ぐらい。味噌汁の車麩には、Nぞうが最近見ぃひんねとぼそっとコメント。たしかにスーパーなどでもほとんど見かけない。おかずの炒め物は、火曜日のランチの牛肉と空芯菜の炒め物のまね。それなりにはおいしかったかな。

6月30日(土)
 僕は朝だけ仕事。仕事が終わって家に戻ると、ほどなく、前日にヨーロッパから一時帰国した家人の父君がいらっしゃる。おみやげをいっぱいいただいた。

P1070536 父上のおみやげがあるので、晩ごはんは洋食。まずはこの間の鰺の残りをカリッと焼いてサラダに。ドレッシングは、ディジョン・マスタード入りのヴィネグレット。

P1070540 で、これが父上のおみやげ。真ん中のココットの玉葱の下に隠れているのは鰊のヨーグルト漬け。とてもいい感じに漬かっている。去年の年末にご相伴にあずかった燻製もいいが、これはこれで夏向けのさわやかな味。周囲のザワークラウトもジャガイモもヨーロッパから。ザワークラウトといえばシャルキュトリというイメージがあるが、鰊との組み合わせも絶妙。両者をまだ熱いジャガイモにのせていただくのが最高。最後はハンバーグでシメ。
P1070593 せっかく洋食だからということでワインを少々。鰊だからスキッとした白か、あっさりした赤がよかったんだけど、行ったお店のセレクションもあって、Masi: Medello delle Venezie 2006とChâteau Mondésir: Premières Côtes de Blaye 2002。Mondésirは名前買い。「俺の欲望」だもんね(笑)。

7月1日(日)
P1070551 Nぞう一家の滞在もいよいよこの日が最終日(なんかうるるんみたいだな:笑)。翌月曜日には、彼らは新居に引っ越してしまうのだ。そんなわけでこの日は、チビのおむつを替えて、風呂にも入れてみた。二人の年齢を平均すると18歳ということで、そのときのサーヴィス・ショットも載せておきます(笑)。
P1070553 おむつ換え、風呂ともう一つ、Nぞう一家がいる間に一度やりたいねと話していたのが、餃子大会。がんばって二種類、皮から作ってみました。右の写真はちょっと透明度(?)が低いけど水晶餃子。浮き粉というデンプンの精製度の高い粉を使うと透明な皮ができあがる。ただし浮粉は精製されすぎていてまとまりにくいので、ちょっとだけ片栗を加え熱湯でこねる。熱湯を入れたらもちろん手ではこねられないので(と僕は理解している)、粉がまとまるまでは麺棒でゴンゴンとつく。粉がまとまるころには温度も下がっているので、手でもうちょっとこねたらできあがり。できあがった記事はつや消しホワイトみたいな色をしているのだが、これを蒸すと透明になるのだ。中身は海老、筍、干し椎茸と豚ミンチ少々(ほんとうは豚の背脂だけを使うのだと思う)。
P1070555 で、こっちがメインの餃子。具は合い挽きミンチ、韮、白菜など。中国では焼き餃子はめったに食べられず、餃子といえば水餃子、といった話はよく聞くが、それは中国では餃子が麺類の延長線上に位置づけられているためだと思う。ようは麺がわりの皮が主食で、具の肉がおかずなのだ。日本の家庭でそうするように、餃子をおかずにお米のごはんを食べるのであれば、薄い皮をパリッと焼くのが一番だと思う。水餃子は水餃子でもちろん大好きだけどね。
P1070558 そんなわけなのでごはんをたっぷりと食べているのだが、シメにあんかけ焼きそば。なんのことはない、前日の晩テレビで見たから久しぶりに作りたくなっただけのことである。いつもは焼きそば用の麺を使うのだが、今回は生の中華麺からやってみた。ちょこっと蒸してから茹で、水で締めて油を絡めておく。これを表裏しっかり焼くのだが、案外簡単に鍋を振ってくるっと返せるから素人でも料理が楽しい(笑)。これに片栗でとめたあんをかけたらできあがり。酢をたらしたりしてもなかなかおいしい。

そんなこんなの長かったようで短かった一ヶ月。三人がいなくなってしまい少し寂しい毎日です。でも考えてみれば、18で実家を離れて以来だった妹と一緒に暮らすことがあるとは思ってもいなかったし、ましてや義弟のNぞうとたとえ一ヶ月とはいえいっしょに暮らすなんて努々思わなかった。そんな意味では貴重な体験。久しぶりに妹と暮らし、Nぞうの人柄に触れることができたのが一番の収穫でした。、チビにも懐いてもらえたしね(笑)。

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