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2008.07.18

最近の魚

P1120359うちは魚を買って帰ってくるのはもっぱら家人。写真は昨日少しだけ触れたKなみさんの辛い中華宴会の日に家人が大阪の百貨店で買って帰ってきた金目鯛。白身魚で辛い中華料理といわれても何にも思いつかなかったので(というか辛い中華で白身魚はないだろ、ふつう)、前日はいつもの蒸し物になった。その残りの切り身一切れと、一晩経っても目玉が透きとおっている頭を、薄味で煮物にしてみた。ぶりんぶりんでおいしい身もさることながら、とてもいいだしが出るんだな、これが。以前いただいたあこうの煮物を思い出して薄味で炊いてみたのだが正解。

P1120363P1120366なぜチビが魚を前にえらそうにしているかというと、この雲丹とよこわとネギトロ、チビのかかりつけの小児科の近くの魚屋さんから来たのである。チビの小児科というのがそもそも京都の中央市場の近くにあるから、ようは、市場の近くの魚屋さんから来たのである。ふだんは具合を悪くしたチビを連れていくから家人もゆっくり買い物をできないのだが(それでもかならずネギトロを買って帰ってくるが)、この日はアレルギーの検査に行っただけなのでチビもぴんぴん(それも肝心の小児科は休診だった)。で、家人も魚屋さんを満喫できたということらしい。そんなわけで土曜日の昼ごはんにネギトロ+雲丹相盛り丼(?)。
P1120370P1120372そうはいっても、雲丹はやっぱり軍艦でしょと思っている両親だから、ちょっとだけ軍艦巻きに。やっぱり雲丹と海苔、酢飯の相性は抜群だと思う。よこわも超厚切りで握りに。寿司屋ではできない贅沢である。

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2008.07.17

キムチ二題

P11203486月の終わり頃、いつもうちに遊びに来てくれるKなみさんから連絡をもらった。聞けばご主人が一週間ほど留守にされるとか。じゃあうちにも遊びに来てよということになったのだけど、Kなみさんのリクエストは「辛い中華」。で、Kなみさんがおみやげにもってきてくれたのが、写真のキムチ。趣旨に合っているようで微妙に合致していないセレクションもKなみさんらしいが、食べてみるとほんとにおいしいところがますますKなみさんらしい。Kなみさんは、僕もかつて住んでいた左京区にお住まいなのだが、左京区には韓国のおばちゃんがやっている韓国食材屋が多い。そんなお店の一軒で見つけてきてくれたのだとか。奥の白菜キムチは見事なまでに鮮やかな唐辛子の赤。手前は、Kなみさんが「ちゃんと汁まで飲まなあかんで!」と注意(?)された水キムチ。水キムチっていつも思うのだが、漬物というより野菜料理、もっと平たくいえばサラダだよね。サラダの語源はsaltと同じ、本来は「塩漬けにした」の意と聞くが、まさにその意味での「サラダ」。

P1120485もうひとつだけキムチの話題。キムチはけっこう好きなので、できたら冷蔵庫の常備したいと思っているのだが、いつでも手に入りリーズナブルな値段でなおかつおいしいキムチってなかなかないので、いまだにいつもいろんなキムチを試している。そんななかで最近気に入ってるのがこれ。その名も(?)「キムチハウス」というところの「花ちゃんのキムチ」。辛味はほどほどだがわりと熟成が進んでいることが多く酸味が強いから、僕の好み。小泉センセも最近は調味液に漬けこんだだけの「偽物」が多いと嘆いていらっしゃったが、これってけっこう「本物」(って韓国に行ったことなんてないのだが)だよななどと思っていつつたまに買っている。ところがこの間買ったまま封を切らず冷蔵庫においていたこのキムチを二、三日前に見てみると、賞味期限はまだ三日先だというのにごらんのとおり袋がパンパンに。相当醗酵が進んでいるようで舌がぴりぴりするくらいの酸味で、僕は一人で大喜び(笑)。いやー、本物認定ということで、今日からこのキムチ、うちの「デア・キムチ」と呼ぶことにします。

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2008.07.16

今年の冷や汁

P1120281冷や汁のことはここでもちょこちょこ書いているが、今年もいつの間にか冷や汁の季節。写真は去年開眼した具だくさんの冷や汁。今年は、焼き魚、焼き茄子、豆腐、胡瓜、胡麻、茗荷が定番の具・トッピング。面倒でも、材料だけ準備しておいて、朝食べる直前に冷やしておいた吸い地に具を合わせたほうが断然おいしいと思う。

P1120320P1120283今年流行っているのは「甘い」冷や汁。甘い麦味噌に南瓜や玉ねぎなど甘みの出る野菜を合わせるのだ。右の写真で豆腐ともうひとつ、白っぽく見えているのは長芋。大きめに切った山芋が芯まで冷えているのがとてもおいしいのだ。

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2008.07.15

麦とろ2.0

P1120085P1120087羽釜を買ったころから、麦とろごはんはゆっくりがっつり朝ごはんをたべれる日の定番メニューの一つ。麦もいろいろ試してみていたのだが、これは!、と思うものが今ひとつなかった。スーパーでよく見かける米粒麦は食感が「改良」されすぎていて麦を食べている感じがあまりしないし、押し麦は水にけっこう長いこと浸しておかないと美味しくないし、そうしてもイタリア産の丸麦には負ける、でも麦とろ食べるのにイタリア産の麦ってどうよ、ネットで探すと丸麦も売っているのだが、何かのついででもなければ送料がもったいない、などなどと悩んでいたのだが、ふらっと入ったスーパーで「もち麦」なる商品を発見。パッケージの説明によると「もち麦」というのは麦のなかでも「もち性の品種」なのだそうだが、僕にしてみれば加工していない丸麦だというだけでありがたいということで早速購入。食べてみた感じも上々。そんなわけでうちの麦とろ2.0です。

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2008.07.14

祝鯛

P11106874月のとある日、いつものバーPCで百万遍の某割烹の大将と久しぶりに会った。manavicちゃんもお父ちゃんか、ほないっぺんお祝いがてら店招待しよか、でも小っちゃい子は来られへんな、そしたら鯛でも焼いて来よか、とのお言葉。その日はいやいやそういっていただけるだけでという話で別れたのだが、数日後PCのIマスターより入電、早速PCに参上すると超!特大の天然鯛が。大っきな鯛を抱えて家に戻り、家人とこんなことしていただいていいのかしら、いや本当に有り難いことだと話しているうちに早起きの愚息登場。朝の6時半だというのに鯛の前で絶好調(笑)。

P1110707P1110694見た目に立派であることもさることながら、味がすばらしい! 早朝の朝ごはんと称して大人二人で軽く半身を食べてしまった。とにかく旨いのだ。鯛がおいしいと腐っても鯛とはよくいったものだ、やっぱり鯛は白身魚の王様だねなどとよくいうが、そんなのとはぜんぜん次元が違う。こんなおいしい魚は初めて食べました、という感じ。チビも出汁のなかで身をほぐして一緒にいただく。その日の晩ごはんには鯛飯にしていただいたのだがこれまた絶品。味噌汁にも骨のまわりを入れると一味どころか、ふだんとはぜんぜん違う味噌汁に。そんなこんなで鯛の旨さをそれこそ骨の髄まで味わい尽くした二日間。ほんとにごちそうさまでした。

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2008.07.03

香港・その参

その後さらに日が空き、もう7月。3月に行った香港の話を今さら書くか、って感じなのですが、途中で途切れてるのも何だか気持ちが悪いのでいちおう最後まで書きます。

Sany0560Sany05574日目(実質上の3日目)は、午前中だけ会議。これは初日から決まっていたプランでみんなそのために連日の会議に耐えてたんだけど(笑)、最終日のランチは飲茶。大学からそう遠くないお店にて。何がおいしいかってやっぱり皮がぜんぜん違う。主役たる「具」を包んでいる「皮」というよりも、おかずである具に添えられたごはんがわりの炭水化物、って感じである。だから、メインの「具」はいろいろ変わるけどおまけの「皮」はいつも同じ、ではなくむしろ、主食たる「皮」を食べるためにいろんな「具」が用意されているのだとでも思いたくなるような存在感。

Sany0564Sany0561それはビーフンでも同じことで、こんな味濃そうなのにだいじょうぶなの?、と心配になるけど、そんな心配などぜんぜん要らない存在感なのだ。10人近くで円卓を囲むと、点心なんて一皿一口ぐらいなのだけど、あれやこれやらいただいているうちにあっという間にお腹いっぱい。結論としては、やっぱりなるほど点心は香港で食べるだけのことはあるなあ、と。最後のデザートが右の写真。ここまでとっても上品なお店だったんだけど、うーん、何というか、やっぱり杏仁豆腐でも動物の型に嵌めるのが中国式なのかなあ(笑)。

Sany0567ホテルに戻り一休みして、夕方からはH萬と九龍をぶらぶら。噂に聞いていた、「魚屋と食堂が一緒になっていて、生け簀の魚介をこうしてああしてと調理を頼む店」がちらほらある。H萬とはこのまま晩ごはんも食べちゃおっかと話していたので、かなりいきたい気持ちになるが、やっぱり中国語通じないと厳しいかもねという話になり、もう一度ホテルに戻って他のメンバーと合流してみんなと一緒にごはんを食べることに。

Sany0571Sany0570全部書いているときりがないので、これは旨かった!、というものと、日本で食べるのとは一味違うね!、というものを簡単に紹介。これは貝の豆鼓炒め。大きさとしては蛤ぐらいの貝なんだけど、写真を見てもらうとわかるように中身はけっこう大きくてどこが何かがわかるぐらいのしっかりした(?)つくり。味もしっかりとした旨味があって豆鼓に負けない。豆鼓炒めだから豆鼓が利いていてコク感が強いのは当然としても、一服の清涼剤のごとくケイパーが入っているのがとても面白かった。

Sany0575これはフカヒレのスープ。真ん中のあたりが赤く見えるのは、お好みでどうぞと勧められた赤い酢を入れたため。この酢が日本でいえばちょうど梅酢の酸っぱさの酢。スープも含め中国料理って酸味のあうものが多いけど、こういう酸味は中華では初めてでとても新鮮。

Sany0588Sany0580同じ貝でもこちらは蒸し物。ホタテのように見えるけどちょっと違う。帰りに生け簀の前を通ったら北京のの呉さんがさっきの貝はこれだよと教えてくれたのが右の写真。ニンニク、香菜がたっぷりでいい感じ。貝をごーっと食べるのももちろん美味しいんだろうけど、ビーフンまでのっていて具だくさんというのもこれまたよしといったところ。

Sany0581Sany0578で、お約束の「manavicさん何でも食べるネ!」コーナー(笑)。まず右の写真はアヒルの水かき。ゼラチン質というのかな、コラーゲンたっぷり。ここまで大きいと鳥類の水かきというよりはそれこそ豚足でも食べているような感じ。写真の左端に移っている骨の断面とか見るとけっこうアレなんですが、でもやっぱりおいしいです(笑)。こちらは濃厚な味つけ。左の写真は、一見ふつうの糯米の炊き込み(というか蒸し込み?:笑)ごはんに見えるんだけど、じつは白っぽい鶏肉ないしは豚肉のように見えるのが蛙。「manavicさん!、カエル食べれる?」と訊かれたので、ええ、好きですよ、と答えたら出てきたのがこれ(笑)。フランス料理でムニエルなどになっている蛙とはちょっと違って、川魚に似た臭みがはっきりとわかるので、好き嫌いは分かれるかもしれない(僕は好きだけど)。食べ終わってからメニューを見て蛙のことを「田鶏」と書くことを思い出したんだけど(料理の名前だけなのかな?)、これは言い得て妙である。

Sany0585香港に着いて以来この日初めて体験したのがこれ。「辣椒醤」(らーじゃおじゃん)という卓上調味料である。味はというと、甘み抜きのスイートチリソースに(ってスイートじゃないな:笑)、さらに魚介系の旨味を足したような感じである。XO醬のピリ辛ヴァージョンといってもいいかもしれない。麺類を含めて味が濃い炒め物にもよく合うが、蒸した糯米にもよく合う。まさに万能卓上調味料。すっかり気に入りました。

Sany0591食後は河岸を変えてデザート。やって来たのは香港全土(?)にお店のあるHoneymoon Dessertこと滿記甜品。最近では京都でもTawawaなどフルーツそのままぼーんみたいなデザートが流行りだけど、滿記甜品のデザートもマンゴープリンのようなものもあるが、僕が食べたもの(どうやら白雪黑珍珠というメニューだったらしい)のように、フレッシュのフルーツがいっぱい入っているものも多い。マンゴー、バナナ、龍眼などが入っているのだが、これらのフルーツ自体がむっちりしていて味的にも濃厚なうえ、それがココナッツ・ミルクに浮かんでいるのだから、フルーツたくさんといってもさわやかというよりはガッツリという感じ。お店もけっこう遅い時間まで空いているので、飲んだあとのデザートにぴったりといったところかもしれない。ごらんのとおりタピオカが入ってるんだけど、これは3日間ずっと一緒だったT川氏に、カエル食ったあとで見たらカエルの卵にしか見えないよなとコメントされ苦笑。

Sany0603その後は、一応観光らしいこともしておこうかということで、ヴィクトリア・ピークに。残念ながら、ただでさえ時間が遅かったうえにかなり曇っていて、100万ドルには遠く及ばず(100万ドルはこちら)。行きはケーブルカーでごとごと。帰りはタクシーで山を降りたのだが、まるで『マルホランド・ドライブ』みたいな山道でした(笑)。

Sany0606翌日は、午前中にみんなを見送って昼過ぎまで一人で香港をぶらぶら、のはずだったのだが、けっこう疲れていたので結局ホテルでだらだら。少し早く空港に行って昼ごはん。ホテルの近くには24時間空いているお粥屋さんがあったので、カエルまでに一度いかなくてはと思っていたのだが(他のメンバーは毎朝そこに朝ごはんを食べに出かけていたんだけど、H萬と僕は一度もその時間に起きられなかった:笑)、結局いけずじまいだったのを思い出し、空港ではお粥を。使われている米は短粒米で、北京で白ごはんとして食べたときにはぱさぱさで芯が残っていていまいちと思った米とおそらくは似たような米だと思うが、お粥になるとこれが美味しいのである。考えてみれば香港では、インディカ米も食べたし、糯米も食べたけど、インディカ米は汁気の多い丼物で、糯米は蒸し物で、といった具合に「使い分け」がちゃんとあって、それぞれの品種にあわせた「おいしい食べ方」が実践されていることに気がつきなるほどなあとつくづく思った。このお粥でもうひとつ気がついたのは、具として入っているのは鶏の胸肉なのだけど、それに骨がついている。骨が着いているなら食べにくいというだけの話なのだが、それが旨味に一役買っていて、ふだん骨から外された胸肉を料理して食べるときとは印象がぜんぜん違う。これにも関心。写真の右下にちょっとだけ写っているけど、この空港の食堂でも袋入りの辣椒醤が取り放題(?)でした。

Sany0609Sany0610帰りの飛行機では、またお約束のレッド・アイを飲んで、ちょっと早め、軽めの夕ごはん。牛肉の中華風炒めでたしか山椒が利いていたように思うんだけど、中国の丼の続きみたいな気分で楽しかった。今回は関空発の便がとれなかったため成田発着だったのだが、成田に着いてからは東京に出て、久しぶりに会うえんちゃんと田町方面で一杯。たまたま東京滞在中だった京都のKなみさん、Kなみさんやよめ子さんの先輩にあたる(よめ子さんとは同級生?)の通称「携帯王」も合流してくれて、みんなでわいわい。中国でももっぱらビール、田町でもビールだったので、ちょっとだけ帰りに洋酒(笑)をひっかけて、品川のホテルへ。翌日は午後の飛行機で伊丹まで、のはずだったんだけど、午後まで待ちきれなかったので結局新幹線で京都へ。なかなか楽しい4泊5日+1泊でした。

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