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2007.11.15

子供が産まれてから・1

子供が産まれたからといって、まだ何にも食べるわけではなし、なにも特別変わるところはないのですが、それでもいろいろあったりして。そんなところをちょっとだけ書いてみます。

P1080532子どもが産まれて最初に作ったごはんは、恒例(?)の赤飯。家人が入院していた一週間のうちの何日かは、お見舞いに来てくださった方にお赤飯を持って帰っていただきました。前回妹のところに子供が産まれたとき以来なんだけど、炊き方も忘れてるし、四苦八苦しながら何とか。この日の赤飯は、たまたま妹夫婦のところから栗をもらっていたので栗入り。そうしたら丹波の曾お祖父ちゃん、お祖母ちゃんから栗を頂き、なんだか物々交換みたいになってしまった(笑)。

P1080923P1080946家人が子供を産んで初めて、何故世間のお嫁さんたちが「里帰り出産」をするのかがようやくわかった。誰かに助けてもらわなければ夫婦二人では、ふだんの家のことから子どもの面倒までとても手が回らないのである。そんなわけで、家人が退院してからというものは、毎食僕が食事を準備するのだが、これがなかなか大変。今までは趣味として楽しくやっていたものが、毎日の欠かせない「お仕事」になったとたん、プレッシャーがぜんぜん違うのだ。楽しむなんてとんでもない、という感じ(笑)。作るものにしても、僕はもちろん三食毎回ちゃんとその時間に家にいるわけではないから、作っておいておけるものということで煮物が多くなった。といっても、煮物なんて今までぜんぜん作ってこなかったジャンルだから、ネタもなければ、ネタが思い浮かんでもどう作っていいのかわからない。そんな状態ながらもとりあえず作ってみてるのが写真のようなメニュー。どれもよくわからずにとりあえず「炊いた」ってだけなので、何もえらそうにいうことはないのだが、水菜と油揚げの炊いたん(右の写真の真ん中)は、炒めてから炊いた方が美味しいというのがプチ発見。あと南瓜、南瓜はだしが旨いとほんとうに美味しい。できるだけ味をつけずにさらっと炊いてもそれだけでじゅうぶん旨いのだ。赤こんにゃくは仕事で行った滋賀県でスーパーに寄ったさいに買ったもの。片面だけに包丁を入れればよかったものを、両面に入れてしまいぜんぜん「隠し包丁」になっていないあたりが痛々しい(笑)。 茄子は揚げてから家人が漬けた塩山椒といっしょにさっと炊いてみた。ひじきは今やヘビーローテーション(笑)。ちなみに左の写真の左上の魚は生協からとった鰆なんだけど、これがなかなか旨かった。鰆というと味噌漬けのイメージがあるけれど(僕だけ?)、塩焼きでもほのかな旨味がじゅわっとこみあげてくる感じでなかなかでした。

P1080931P1080938そんなわけで、煮物にできる食材+煮物レシピ募集中なのだが、そんななかで見つけたのが、写真の切り干し大根。聖護院大根の切り干し大根なのだ。パッケージに同封されていたレシピを見ながら作ってみたのが、左側の写真。人参の千切りなどと一緒に戻した大根を胡麻油で炒めて少しだけ炊いたもの。これがなかなか旨い。食感は切り干し大根のそれのちょっと太め版といった感じだが、甘みというか旨味(甘みは砂糖で足したりもするので)などはさすがは聖護院大根といったところ。

そういうわけなので、煮物ならこれ!、という決め技をもっている人はぜひぜひ教えてくださいね。

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十勝新津製麺「札幌らーめん五丈原 とんこつしょうゆ」を食べる

Tokachiniitsu_sapporo_gojogP1080884五丈原」と書いてごじょうげんと読むのだそうだ。札幌のお店の豚骨醤油。見た目の通りの豚骨醤油なのだが、唐辛子がちょっとしたアクセントになっている。見た目を裏切らない味だし、最近の「豚骨醤油」カップ麺では、これぐらいのクウォリティはなかばあたりまえのようになっているから、とりたててコメントすることもあまりないのだが、バランスがいいのが何より嬉しい。麺とスープの相性がよいので(もちろん前回の吉村家の鶏塩そば新福に続いてミニサイズ(麺45g)だからというのもあるだろうけれど)、最後まで飽きずに食べることができた。吉村家の「とんこつ醤油」とはまったくの同型だが、これはこれでなかなかの一杯。

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2007.11.14

十勝新津製麺「京都たかばし新福菜館本店 濃厚醤油味」を食べる

Tokachiniitsu_shinpukusaikaP1080865十勝新津の新福菜館は一年以上前にも食べたが、小さいサイズのものが出ていたのでついつい。前回はめずらしくリアル店舗との「ずれ」が気になったのだが、以前に比べるとなんとなくリアルに近づいたような気がしないでもない。基本的には、前回も書いたように僕がいいたいのは、新福のラーメンのおいしいところは、薄切りでちょっとかすっとはしているけれど旨味のある叉焼をおかずに、スープを吸った麺をごはんがわりにむしゃむしゃと食べ、おつゆがわりにスープをすするところなのに、カップ麺ヴァージョンが再現しようとしているのはそれとは違うところだ、という、まあいってみれば、俺が好きなここんところを再現してくれてないじゃんというきわめて個人的な愚痴である。醤油の使い方あたりがなんとなくそれっぽくなってきた気もするのだが、今回の結論としては、新福だったらノンフライ麺じゃなくてフライ麺、叉焼もそりゃれとるがいいけどもっと薄切り、あともやしも乗せてよね、といったあたり。新福のラーメンってのは、十勝新津様がコピーするべきような高級ラーメンではないのかもしれない。僕は個人的にはかなり好きなんだけど。

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2007.11.13

十勝新津製麺「家系総本山吉村家 鶏塩そば」を食べる

Tokachiniitsu_yoshimuraya_tP1080535いきおい十勝新津四連発だが、今度は吉村屋の小さいカップ、麺45gの「秘蔵メニュー」、鶏塩そば。どうでもいいのだが、パッケージ恒例の店主写真、前回の「濃厚とんこつ醤油」のときとえらい違うなあと思ってよくよく見たら、こちらは二代目政和氏だった。に、似てる……(笑)。それはともかく味のほうなのだが、これがなかなかナイス。鶏を具材に、塩味のスープに唐辛子、胡椒でアクセントをつけて、という構成はけっして珍しいものではないが、適度な濃さのおかげか箸が止まらない感じ。もちろん量が少ないので通常量のカップ麺と比べても仕方ないが、飽きることなどなく、あっという間に最後まで完食。十勝新津の麺って、腰があるようなないような不思議な麺だと思うのだが、その氷結乾燥ノンフライ麺にもぴったりのスープ。なかなかの掘り出し物、という感じか。

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2007.11.12

十勝新津製麺「家系総本山吉村家 濃厚とんこつ醤油」を食べる

Tokachiniitsu_yoshimuraya_nP1080527またまた十勝新津。前回の王道家に続き家系のカップ麺化。王道家のときは麺とスープのからみがイマイチかなと思ったが、今回のものは全体としてのバランスがいい。家系云々というより、ふつうのこってり系カップ麺としてふつうに楽しめる。残念ながらリアル店舗の味はまったく知らないのだが、カップ麺だけ食べたら「総本山」の勝ちかな。

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2007.11.11

十勝新津製麺「豚骨しょうゆキムチつけ麺」を食べる

Tokachiniitsu_tonkotsushoyuP1080520魚介だしつけ麺」に続いては、キムチが入ったつけ麺。こちらは「豚骨」を標榜してるので前回のものよりパンチが利いたスープかなと思いきや、これがそうでもない。なので、「豚骨」から想像する濃いスープは断念せざるをえないわけだが、その分期せずして(?)キムチの酸味があるのでいかにもつけ麺らしい部分もあったりするのだが、フリーズドライのキムチが今ひとつ(ってキムチの入ったカップ麺を食べるたびに書いてるが)なのが残念。キムチをレトルトで、ってアイディアはないのかな。それともレトルトに封入してから加熱殺菌ができない、とかなのかな?

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2007.11.10

十勝新津製麺「あっさり醤油魚介だしつけ麺」を食べる

子供が産まれたり、中国に行ったりで、この一ヶ月、このブログもろくに更新できてませんでしたが、カップ麺の話もそろそろ再開です。子供が産まれて突然、自然食だ、カップ麺は危ないだのなどと叫んだりはしませんのでご安心を(笑:でもなぜそうなのかはいずれ書きたいと思ってます)。

Tokachiniitsu_assarishoyu_tP1080511さて、しばらくはだいぶ前に食べてたカップ麺の話。まずは、もう一ヶ月以上も前の話なんだけど、十勝新津のつけ麺シリーズ。最初に食べたのがこの「あっさり醤油魚介だし」。パッケージにあるように、「あったか麺」(いってみれば釜揚げ)「湯切り麺」(湯を切っただけ)「冷たい麺」(さらに水で冷やす)。正直なところ、やっぱり麺はシコシコしてたほうがいいよなあ、でも冷たい麺もいやだなと迷ったところまでは覚えているのだが、最終的に「湯切り麺」にしたのか「冷たい麺」にしたのかを覚えていない。それどころか、いっぺん氷水で締めたのをもう一回熱湯で温めたような気さえするのでぜんぜんレポートになってないのだが、麺の食感はとてもよかったように記憶している。スープは「あっさり」というわりにはけっこうしっかり目の動物系スープに魚介だしを合わせた感じで、わりとパンチが利いていた。意外だったのは、この手のつけ麺って、リアルのラーメン店では、徹底的に濃いかやや緩い感じで酸味が利いていたりするのが常だけど、そのどちらでもなかったこと。僕の個人的な好みとしては、しっかり目とはいえこのぐらいの濃さだったら酸味がちょっとあると楽しかったかなという感じ。とはいえ、最近の十勝新津でいえば久しぶりにヒット作かも。

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2007.11.07

三日目──其の弐

だいぶ日が開いてしまったけど、北京での最後の晩餐の話。

Sany0284Sany0287さて、夕方見つけた四川飯店。なんだホテルから歩いていけるところにもあったなんてということで、ホテルにいったん戻り一休み。出直したころには日もすっかり暮れていたのだが、屋台のほうはあいかわらず賑やか。

Sany0289Sany0292メニューを見ると、僕的には「本で読んで知っている」料理がずらり。二本で食べたことのあるものもそうでないものもあるけど、気になるものをいくつかピックアップしただけで、もう食べられんだろうなあという数に。左の写真は四川泡菜。人参をはじめいろいろな野菜を乳酸発酵させた漬物である。四川では専用の壺に漬けるのだと聞いたことがあるが、マイルドな塩加減と乳酸発酵によるいい感じの酸味で箸が止まらない。右の写真は蒸し鶏の和え物。名前を忘れてしまったのだが、ようは棒棒鶏の辛味噌ヴァージョンといったところ。ところがこれがじつに旨いのだ。かかっているソースは豆板醤+甜麺醤といった感じなのだが、豆板醤の味も芸がないぐらいにストレートに出ていて(豆板醤混ぜました、みたいな感じ:笑)、甜麺醤のコクや甘みもほどよく、こりゃ旨いや、って感じなのだ。これに青葱という組み合わせが最高。日本でも十分好まれそうな味だから、僕だけが食べたことないのかな?

Sany0290こちらはくらげと麻婆豆腐。くらげは、前日の北京烤鴨の店でもそうだったけど、からし(だと思う)で辛みをつけてあるのが面白い。その分、日本の中国料理で食べるくらげに比べると甘みは少ないのだが、前菜だと考えるとこれはこれで絶妙の味つけだなと思う。さて、麻婆豆腐。本場の味が一番気になっているメニューの一つ、麻婆豆腐がこんな最初のほうで出てきちゃうと、後の料理をどう食べていいかわからないんだけど(笑)、とりあえず食べてみる。味つけとしてはもちろん辛いんだけど、何ていうのかな、辛みが味の底の方に沈んでいる感じの辛さだ。鈍い辛みとでもいった感じ。口に入れた瞬間にからいというのとも違うが、後からだんだん辛くなるというやつとも違う。で、この辛さは何かというと、唐辛子も山椒も豆板醤もよく焼いて使ってあるからなんだと思う。それが料理全体の独特の風味になっている感じ。豆鼓なんかよりも焼かれた香辛料の香ばしさやコク(?)のほうが強く感じられる。あと、スープを片栗でとめた、というよりは油の多いどろっとしたスープの中に豆腐が浮かんでいる感じ。この油が辛みや肉の旨味を含んでいて美味しいのだ。

Sany0294こちらは担担麺。昼の王府井小吃街にも担担麺はあったのだが、四川風のが食べたから我慢してたのだ(笑)。じつは前の晩、仕事で一緒になった呉さんという中国の方に、中国の担担麺は汁なしなんですよね、と訊いてみたのだが、呉さん曰く、いいえ、そんなことないですよ、とのこと。えええっ、そうなの?、と思っていたのだが、なるほどこういう状態でした。ようは、ラーメンのように、いわゆる「スープ」に麺が浮かんでいるという状態ではないけれど、「汁なし」ではないということらしい。でもこんな状態だから、混ぜて食べる。これが旨い。饂飩のような真っ白な麺は好き嫌いはもちろんあるだろうけど、これはこれで、どっちかというと(カップ麺ではないけれど)辛い油そばとでもいいたくなるようなこのスープに合っている。

Sany0298Sany0297最後に水煮牛肉と酸辣湯。水煮牛肉は、以前京都の龍門で食べたときも、器の大きさとヴォリュームにびっくりしたのだが、今回もLサイズ。ただ肉が底まで入っているわけではもちろんなく、下の方は白菜。僕が知っている久田大吉さんのレシピではそこに入っているのは中国セロリで、それも量的にかなり少ないのだが、中国ではこれがデフォルトなのかも。辛みの素として、生らしき大ぶりの唐辛子が使われていたのがちょっと新鮮だった。味的には予想どおりの麻辣味。これまたすごいヴォリュームの酸辣湯は、前日の昼に食堂で食べた酸辣湯と同じく黒酢の香り。前日のものはマイルドで、四川だともうちょっと胡椒が利いてたりするのかななどと思っていたのだが、こちらも案外マイルド。味はマイルドだが、胡瓜や人参など、いろいろな食感の食材が入っていて楽しい。

Sany0302そんなわけであっという間に満腹に。これだけ食べてなんと4000円程度。さすがに日本のホテルの高級中華のような味というわけにはいかないけども、やっと中国で四川料理を食べることができてなかなか感激。ここの四川飯店は英語のメニューを置いてるぐらい観光客も多いお店だから、本場の四川省に行くときっともっと違うんだろうけど、何はともあれ本物に一歩近づいたということで。写真は帰りに通ったカップルたちが仲睦まじく愛をはぐくむ遊歩道に突如現れた彫刻。首から携帯電話を提げラップトップを開く若い女性を、後ろから巻物を持った仙人のようなおじいちゃんが覗いている、という構図。ううむ、なんだか(笑)。

そんなこんなであっという間の3泊4日。翌日は朝5時にホテルを出て空港へ。そしてそのまま日本に。その後バタバタしながら現在に至る、です。

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