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2007.10.26

三日目──其の壱

Sany0270三日目は一日だけ自由な日。ほんとうは早起きして、朝粥を食べて万里の長城まで足を伸ばすという夢のようなプランを思い描いていたのだが、一仕事終わってホッとしたのかかなり寝坊。万里の長城などに行く周遊バスも観光地から乗るのがいいだろうとアドヴァイスをもらっていたので、まずはホテルから近い故宮と天安門広場へ。写真は故宮を裏側(?)から見たところ。こんな絵はがきみたいな景色がホテルから徒歩3分のところにあるなんて知らなかった(笑)。ぐるっと廻って表側へ。

Sany0272故宮のあたりをぶらぶらして気がついたのは、僕たちのような外国人の観光客よりも、むしろ中国各地からの「お上りさん」が多いということ。故宮の表に出ると、ふつうの警官とは違う制服を着た武装警察(といっても丸腰なのだが)が山ほどいて、なんだかわけのわからない罵声を飛ばしている。田舎から出てきた風のおばあちゃんが職務質問を受け、かばんを広げられている。明らかな示威行為なのだが、この示威行為の対象がわれわれ外国人ではなく、地方から出てきた中国人に対してであるというのが恐ろしい。まるで、首都や中国共産党がほんとうに実在するかどうか確かめに来たお上りさんたちに、目に物言わせてやると謂わんばかりなのである。

Sany0278Sany0279結局、万里の長城行きのバスはどこから乗ったらいいのかわからないまま、王府井(ワンフーチン)へ。王府井は観光客向けのショッピングセンターやデパートが並び、マクドナルドもあるような近代的な通り。さながらベルリンの壁を越えたような気分である。とりあえず腹減ったよねということで、オープンカフェ(?)風の飲食店が並ぶ「王府井小吃街」へ。この王府井小吃街、偶然見つけたのだけれど、帰るまでに一食は屋台みたいなところでと思っていたのでラッキー。北京といえば、北京烤鴨と粉ものというイメージがあったのだが、串屋が多いのにびっくり。そういえばホテルのそばにも、夜帰ってくると「串」ってネオンのついた店があった世ななどと思い出しながらちらちらのぞいてみると、怪しげな文字が書かれた提灯が吊られている。「牛肉串」だとか「鱿鱼串」(イカ)とかはいいとして、「活蝎子」って蠍ですか?、「蚕蛹串」って……などと思ってよくよく見てみると、ほんとに蠍の子どもと蚕のさなぎ。蠍なんて、おしりの鍵までちゃんとついてるじゃないか。日本に戻ってからネットで動画を見て初めて気がついたんだけど、「蝎子」の「活」ってのは、活きてるままで串刺しにしてそれを揚げるってことみたい。正直、僕はちょっとムリかなあ……。

Sany0280で、結局僕が食べたのは、刀削面と羊肉串。ビールと一緒に緑のボウルが出てきたので、てっきりこれでビールを飲めってことかと思ったら、どうも取り分け用の器だったらしい(苦笑)。味のほうもなかなかで、とくに刀削面の、分厚いんだけどつるっとしていて無にゅっとしている食感はなかなか好きだった。羊も柔らかく火が通っていてなかなか。

Sany0281結局半日で万里の長城に連れていってくれるバスは見つからず、仕方ないので王府井近辺をぶらぶら。これまた偶然見つけたのが、东华门(東華門)美食坊夜市。すごい数の屋台(それも全部食べ物!)が所狭しと並んでいるのである。写真はその入り口のところなのだが、最初の店からして、小泉センセイをもってして腐乳よりもまだまだくさいといわしめる臭豆腐を売っているじゃないか。それもキャッチコピーが「一臭万年」(笑)。しかし、今考えるとなぜためらったのかわからないのだが、結局スルー。結局、夜は恭王府まで足を伸ばして四川飯店にと話していたその四川飯店が見つかって、いったんホテルに戻って晩飯時にもう一度出直すかということに。晩ごはん編はまた後ほど。

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