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2007.05.19

最近食べたもの・黄金週間編[4/27〜5/6]

何気なく過去のブログを見ていると、カップ麺以外のエントリーはじつに1ヶ月以上ぶり(苦笑)。GW前後に食べたものをいくつか紹介。

4月27日(金)
P1060735 いちおう初鰹ということで(笑)。もっともスーパーの安物なんだけど。おそらくは現地でたたきにして真空パックされて冷凍されて出荷されてるやつ。ほんとはあまり好きじゃないんだけど、家人を質に入れてもそう立派な鰹が買えるわけでもなく、たいていはこれで我慢している。

4月28日(土)
P1060739P1060736 いよいよGW。朝ご飯(というか実際には昼食)に豚汁定食。この日の豚肉は藤井大丸はTAVELTで見つけた「埼玉県産 彩の国いもぶた」。サツマイモで育てたというのがウリらしく、店頭で試食までさせてくれた。試食は薄切りのバラ肉を塩胡椒で炒めて、というものだったのだが、脂がおいしかったのでちょっとだけ購入。豚汁にしてもなかなかおいしい。トマトの奥に見えているのは鶏の胸肉。玉ねぎと一緒にフライパンでゆっくりと火をとおすとしっとりと仕上がる。Iマスターの教えてもらったもの。小鉢は失敗した温泉玉子(笑)。
P1060760 午後からは去年のちょうど今頃彦根で結婚式を挙げた(といっても山科に住んでいる)Kが息子の虎徹(すごい名前だ)をつれて遊びに来る。で、この虎徹、名前もすごいがとにかくでかい。おまけに蹴りが超強い。髪の毛ふわふわで、顔は何となく微妙に独特の雰囲気をもっていてかわいいんだけど(笑)。
P1060859 晩はいつものタイカレーとエビサラダ。3月にフランスに出発したI+K夫妻からロングライスをたっぷりもらっていたので、ふんだんに米を食べる(笑)。

4月30日(月)
 前日の日曜日は、最近友人たちと出した本の出版記念パーティー(詳細はまた報告します)を、土手町の街中華、明さんでやっていただく。執筆者であるわれわれだけでなく、帯にキャッチを書いてくださったS華大学のS本学長、執筆者の半分の師匠であるM島師、そして出版社のみなさん、さらには新聞記者さんにまでお集まりいただき本当にありがとうございました。そんなわけなので、この日は朝起きると激しい二日酔いだったのだが、午前中にまず一つ以前から入っていた用事を済ませ、午後から家人の実家、丹波へ。
Dvc00015Dvc00017 丹波は桧山に着いたのはもう夕方近くだったのだが、ドイツ・ベルギーから一時帰国中の家人の父君が駅まで迎えに来てくださっていた。買い物をして早速シャンパンで乾杯。勢いよく開けすぎてテーブルがどぼどぼになると、「F1や、F1」と父君。もう40年ぐらいヨーロッパで暮らしているはずなのだが、いうことはただの関西のおっさんである(笑)。その後、とっぷりと日が暮れるまで庭でバーベキュー。GWに丹波を訪ねるのはこの何年かほとんど年中行事だが、毎年丹波の自然に触れては、ああもうすぐ夏だなと実感する。家人のおばあちゃんは、僕たちが訪ねるたびに、まーぁ、こんななんもないとこにようきてくれはって、と仰るのだが何もないことなどちっともない。おじいちゃん、おばあちゃんもいれば、何といっても自然がある。「元気をもらう」という表現は大嫌いだが、帰るときは毎回身も心も軽くなっていることに気がつく。

5月1日(火)
Dvc00020 翌日は家人の父君お手製のプチお好み焼きで昼ごはん。その家それぞれにお好み焼きの流儀があるのは大阪だけと思っていた僕は甘かった。ここ丹波でも、「我が家流」があるらしい。家人の父君F雄さんは抽象画家、それも油彩ではなく水彩の人で、F雄さんのスープやカレーなど、煮物などをみているとどことなくそれらしいところを感じるのだが、お好み焼きの作り方は至って構築的、というかようはカチっとしているのだ。もっとも残念ながら、そういうところは家人には遺伝しなかったようだけど。この日はその後、F雄さんに京都まで送っていただく。
P1060862P1060860 夜は家で久しぶりに洋食。左はいつも作っている穀物とオリーヴのサラダ。今回はイタリア米と大麦が入っている。右はベーコンと野菜のフジッリ。万願寺、菜の花、茄子、玉ねぎ、トマトと冷蔵庫にありったけの野菜を入れてみた。万願寺唐辛子がおいしかったな。
P1060865 で、メインは久しぶりに豚フィレ。今回の豚フィレは生協で買ったもの。10cm強のかたまりに塩胡椒をして、表面をフライパンで焼いてオーヴンへ。160℃で5分、2分休ませてもう一度160℃で5分。ちょっと火が通りすぎたかなという感じもするが、まあこんなもんかな。ソースはいつものバルサミコ・ソース。

5月2日(水)
P1060876P1060874P1060880この日の晩ごはんは大点心大会、といっても作ったのは一番左の餅米餃子(珍珠丸子; ちんじゅうわんず)だけ。百万遍に「[さえずり]」という店があるのだが、ここの餅米餃子がおいしくて、いつか真似してやろうと思っていたのだ。餅米は生から蒸すのかな、でもそれだと肉がぱさぱさにならないかな、だけど蒸した餅米をきれいにつけるのとか難しそうだな、などとあれこれ考えていたのだが、いろいろ調べてみるとやはり水を吸わせただけの餅米を肉団子にまぶしつけて20分ほど蒸すらしい。それでできたのがこれ。餅米は蒸されて膨らむし、逆に肉は火が通って縮むから、できあがるとせっかくの米が落ちてしまいやすい。もう一工夫ですね。焼売は生協で買った冷凍のもの。業務用ということでえらいたくさんはいっているんだけど、なかなかおいしいし、使う分だけ冷凍庫から取り出してそのまま蒸せるので、弁当なんかにはもってこい。餃子は以前にも書いた一風堂の餃子。これも生協から。

5月3日(木)
P1060896P1060893 この日からは鎌倉から友人のSが来て、毎年恒例のにわか三人家族状態。しかしそうはいっても、Sも去年の後半ぐらいから定職に就いちゃったので、昔のように、いつまでいんの〜、というぐらい長いことはいられない。それはちょっと寂しいことだ。Sが来たからというわけでもないのだが、この日はフランス人の悪友Bも呼んでカレー宴会。昼間仕事の打ち合わせであっていた後輩のM本も少しだけ顔を出してくれた。鶏肉やラムやら、トマトやらほうれん草やら、いろいろと作った。ラムを叩いて作ったキーマ・カレー(右の写真の右下)に期待していたのだが、トマトペーストからけっこう甘みが出てしまいちょっと予定と違う味になってしまった。今回も無難に美味しかったのは、そのすぐ左のカシミール風(ほんとはもっと茶色く仕上がるはずなんだけど)、左の写真の鶏の手羽元のカレー。鶏の手羽元のカレーは学生の頃から作っているもので、別に何を見て作り始めたわけでもないのだが、何度も作るうちに今の形に落ち着いた。長いこと作ってるだけあって、これだけは滅多に失敗しない。その上の黄色いごはんはレモン風味の長粒米(またもやI+K夫妻からいただいたお米)。さらっとしたカレーにはよく合います。

5月4日(金)
P1060899P1060902 前日から来ているSも一緒に、まずは朝ごはん。この日はちゃんと一応午前中に食べた。ごらんのとおり、麦ごはん×とろろなんだけど、これを食べたSが、懐かしい、ほっとするとしきりにいう。Sは鎌倉にご両親と住んでいるわけで、それってふつう逆だろと思わないでもないのだが、よくよく考えてみれば、うちの朝ごはんの嗜好とか案外懐古趣味的だったりするのかもしれない。漬け物はだいぶ前からある日の菜に加えて、僕の実家からちょっと前(だいぶ前?)にもらった、広島は山豊さんというところの粽菜なる漬け物。蕨や筍を広島名産の広島菜で巻いてあるのだ。ちょっと見てみたら、粽菜の中でもこれは「わかみず」という商品で、他にも牛蒡や人参を巻いた「ねあわせ」(絶妙なネイミング!)、刻んだ広島菜を梅肉と和えて巻いた「はつはな」(これ食べてみたいね)などなど、いろいろなものがあるらしい。とても上品な味付けで、ごはんと食べるというよりは、酒の肴にしたり、食事の最初や間に、八寸のかわりに、あるいは箸休めとして頂くのもいいかもしれない。
P1060909P1060905 昼は京都に出ていらっしゃった家人の母上と、寺町からちょっと入ったところの江戸川で鰻。このお店は僕は初めてだったのだが、大昔、雑誌かなんかの取材の通訳として外国人の記者さんに同行したさいにお会いしたことのある、日本で大津絵を描くクリフトン・カーフ氏の作品が店内にたくさん掛けられており懐かしかった。
P1060918 夜は筍。じつは前日、去年も筍を持ってきて(というか、掘ってきて)くれたY一家が、またもや掘りたての筍をもってきてくれたのである。時間がないということで今年は一緒に食べられなかったのが残念。筍をいただいて、ハル(というなのチビ)の顔を見るだけだった(写真がないのがさらに残念!)。そんなわけでSと家人と三人でプチ筍宴会。
P1060923P1060926 最初は恒例焼き筍。去年はこれが「新発見」だったのだが、二年目ともなるとあまり感動してもらえないのが残念。右の写真は挽肉のはさみ揚げ。掘りたてをたくさんいただいたとはいえ、穂先の一番いいところを使うのでちょっとだけ(笑)。これは花椒塩で。
P1060929 で、筍、湯葉、もずく入りの酸辣湯。湯葉やもずくの柔らかかったり、ぬるっとした食間と筍のしゃきっとした食間、というコンセプトだったのだが、湯葉って案外歯ごたえあるなということに食べてみてはじめて気がついた。口に含むときの柔らかさに対して、嚙み切るときのじょきっと舌感じがむしろ固さの印象を与えるような。
P1060933 今回もまた筍と金針菜の炒め物。椎茸や青梗菜、豚肉も一緒。肝心の筍があんまり見えてませんが、これは無難においしかったです。

5月5日(土)
P1060949 こどもの日の朝ごはん(といっても実際に食べたのは昼過ぎなんだけど)は、ねぎとろ丼に冷や汁。冷や汁はうちでも夏の定番だが、分とく山の野崎洋光さんが『人気の日本料理』の巻頭で、夏の朝でもない昼でもない時間に親しい人のために作りたい一品、として紹介していらっしゃるのを見て試したくなった。鯵の干物(野崎さんのレシピではかます)、豆腐、胡瓜、素麺が入っている。ねぎとろはスーパーの安物に白ネギを足してさらにちょっと叩いたものだが、冷や汁はなかなかよかった。
Dvc00022 夜は29日の宴会の御礼も兼ねて、今度はSも連れてふたたび明さんへ。なんと特別価格(?)でふかひれの姿煮をごちそうになる。写真ではつけあわせの菜っ葉が目だってフカヒレがあまりよく見えないのだが、実際このつけあわせが面白かった。水菜である。ふつうは青梗菜やけど水菜もええやろ、とのことだったのだが、これがなかなか旨い。しかしこうなるとお礼なのか何なのかちっともわからないのだが(苦笑)。

5月6日(日)
P1060968P1060965 日曜日になりとうとうSも帰ってしまい、夜は家人と二人で淋しく晩ごはん。もっともGWの間中、翌週に大きな仕事を控えている僕は、メシの間以外はまじめに仕事をしていたのだが、いよいよGWも終わりという感じ。GW最後の晩餐は、筍がまだちょっとだけ残っていたので、半分鶏の挽肉と一緒にそぼろあんかけ、半分は海老や帆立と一緒に牡蠣油風味で炒め物に。和中折衷でGWは終了。

野崎さんの冷や汁のレシピはこちらの本から。

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