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2007.01.29

最近食べたもの

年が明けてからというもの何だかとても忙しい。こういうブログって、食べたものをちょこちょこと日記っぽく定期的に書いた方が面白いんだろうけど、なかなかそれができないでいる。そんなわけで、年明けから食べた「ちょっとしたもの」をまとめて紹介。

Dvc00127今年の仕事始めはB湖の畔のH市へ4日間の出稼ぎ。朝ないしは昼から夜までの仕事だったから、毎日H市で早めの夕食をとったのだが、最大の収穫はおいしい赤蕪の糠漬けに出会ったこと。今まで食べたことのない味の赤蕪の漬け物だと思っていたのだが、翌日の朝日新聞の地域面で、今では漬けやすい甘酢漬けが主流になったが昔は赤蕪はみな糠漬けだったという話を読んで納得。おいしい赤蕪に出会った食堂では漬物や鮒寿司の販売もしていたのだが、残念ながら赤蕪は売り切れ。またのお楽しみとなった。写真は最後の二日間続けて食べたスーパーのねぎとろ太巻き。なんと1本で398円。1本丸ごとだからちゃんとヘタもついている。もちろん本物のトロではないのだろうけれど、これはお買い得。

P1050507P1050510これは、男前豆腐店の新製品(?)、ジョニ男。あいかわらず濃厚な味で甘味すら感じる。豆腐というよりはプリン。醤油など使わずにそのままでもいけるぐらい。大きさが食べきりサイズと手頃なのも嬉しい。

P1050531家人がめずらしく料理をした。作ったのはドライカレー。なかなかおいしいんだけど、隠し味のつもりだったウスターソースを入れすぎたとかで、完全なソース味になっていた。ソースカレーというものだと割り切ってしまえば、つまりカレーのヴァリアントとしてではなくソース焼そばなんかの仲間だと思ってしまえば、それで案外気にならないのかもしれないが。

P1050534P1050538先日I+K夫妻のお宅にお招きいただいたとき、お土産を探しに高島屋に寄った。結局お土産には、僕が昔から好きな富山の銀盤酒造の「米の芯」を選んだのだが、待ち合わせた家人が来るまでの間、一人で漬物大試食大会。その結果選んだのがこのふたつ、土井のはんなり漬シリーズのしそ漬大根と茄子。どちらも感動するほど旨いというわけではないのだが、わかりやすく旨い。しかし漬物売り場を二周して家人と会うころには口がまったく化学調味料の口になっていたのには閉口した。けっして化調反対派ではないつもりだが、漬物ぐらい、自然の旨味でいいんじゃないかと思わずにはいられない。

P1050541P1050543七草粥は7日に食べるものだが、うちはいつも数日遅れ。去年は8日にI+K夫妻をお招きしてうちでやったのだが、今年のその日は僕たちがお招きされていた。今年は翌日の9日に。うちはあまり刻まないで七草を入れる流儀。七草なんておいしいものではないのだから、せめて一つひとつ確認しながら食べたいという気持ちである。粥の炊き方だけはこの一年で上手になったかも。

P1050579P1050585冒頭で赤蕪のことを書いたが、じつはそのおいしい糠漬けの蕪に出会う前に自分で甘酢漬けを試していた。重石をかけて一日下漬け、それから甘酢で本漬けをするのだが、中まできちんと色が入ったのには自分でもびっくり。ただ今回は甘酢のバランスが今ひとつ僕の好みではなかったので、この冬の間にもう一度ぐらい試したいものである。胡瓜、茄子の糠漬けも自家製。玄米には甘酢漬けよりもやっぱり糠漬けかな。味噌汁に入っているのは芹なのだが、芹は大好きな野菜のひとつ。べちゃっとしてしまうともったいないので、火を止める直前に入れる。

P1050605P1050598これはある日の晩ごはん。去年の終わり頃、某妻☆木君の「代理」でとある割烹でごはんを食べた。そのときに何の肉だったか、焼いた肉にかんずりが添えられていた。それの真似を今回は豚のフィレで。けちって炭を少ししか熾さなかったことが災いして、肉が上手に焼けなかったのが大失敗だったが、かんずりとの相性は抜群。かんずりといえば、唐辛子を雪にさらして熟成させるものだが、今年は雪が少ないから標高の高いところまで唐辛子をもって上がってさらすのだそうだ。今回初めて知ったのは、雪にさらす前に塩漬けすることと、さらしたあとの熟成の段階で麹を使うこと。もしかして、乳酸菌とコウジカビとダブルですか? 左の写真ははたけしめじ。そのものしか写っていないので大きさがわかりにくいが、かなり立派で、食べ応えもよし、味もよし。これもそうなのだが、きのこを買うなら高島屋。タモギタケ、ヤマブシタケ、ヤナギマツタケなど、ちょっと変わったきのこが100円前後で買えるほか、高級きのこ(?)も充実。ついでにいうと野菜もよい。肉や魚はなかなか手が出ない値段だけど。

P1050623高島屋の地下からやってきたアイテムをもう一つ紹介。これは静岡産の海老芋の衣かつぎ。京都産は高くて手が出ないのだが、これなら1パック298円。ごはんを作っている間に衣かつぎを蒸しては、つるっと剥いて食べるのが最近のマイブーム。小さいころ、祖母と母親が忙しそうにしている夕方の台所でこれを食べさせてもらったのを思いだす。この小芋、「きぬかつぎ」の名で売られていたが、志の島忠さん他の『にほん料理名ものしり事典』によれば、衣は「かつ」(担)ぐでのはなく「かづ」(被)くものだから、本来であれば「衣かづき」が正しいのだとか。

P1050627P1050628これはまた別の日の晩ごはん。書きたいのはごはんの隣の小さい器に入っている味噌のこと。これは家人が作ったのだが、「ばっけ味噌」というものなのだそうだ。ばっけとは東北地方で蕗の薹のこと、ようは蕗の薹味噌である。家人が作るのを横で眺めていたのだが、作り方も至って簡単、味噌と砂糖、酒などを合わせて熱をかけながら練ったところに、あくを抜いて細かく刻んだ「ばっけ」を混ぜこむだけである。ネットを見ると、蕗の薹をあらかじめ湯通ししたり炒めたりしている作り方もあるけど、あく、えぐみの心配だけであれば、生のままでもぜんぜんじゅうぶんである。むしろ蕗の薹の存在感がフレッシュに伝わってきて心地よい。本来ならば東北の味噌で作るのがいいんだろうけど残念ながら冷蔵庫に在庫はなし。せめてできるだけ北のほうで造られた味噌で、ということで信州味噌。味噌に蕗の薹を混ぜこんだだけといえばたしかにそのとおりだが、今のように食べ物のヴァリエイションがなかった大昔の人たちが、いつでもある味噌の季節のものを混ぜこんで少しでも食卓に楽しみを見つけようとしたその名残だと思うと、先人たちの知恵や工夫に頭の下がる想いである。

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