« 札幌にて・2 | トップページ | 納豆再訪 »

2006.12.13

小樽にて

P1050099スープカレーのあとは、小樽へ移動。小樽では行く店も順序もきまっている。まずは中村鮮魚店にご挨拶。それからその裏のすし徳さんで鮨をつまみ、舟見坂のバラヴィンでワインをいただく、というのがそれである。ところが!、今回は小樽に入るのが遅く、なんと中村鮮魚店はシャッターが降りているし、すし徳さんをのぞいても、シャリが切れたからもう終わりとのこと。およよよよ、ということで、バラヴィンさんへ直行(いや、ちょっと寄り道はしたのだが)。バラヴィンはオーナーご夫妻(マダムはフランス人である)と若いシェフが三人でやっているフレンチのお店。スタンダードかつクラシックなフレンチと、グラスでもボトルでもいただけるワインが魅力。この日は前菜に、アンディーヴ、リンゴ、胡桃とブルー・チーズのサラダ、タチと牡蠣のムニエル(タチは鱈の白子のことである)、自家製ソーセージをいただき、メインは蝦夷鹿とさんざん迷った挙げ句、写真のフランス産の野鳩のロティ! 濃厚なシヴェ・ソースがたまらない。ワインはこの日もグラスで、ブルー・チーズのサラダといっしょにいただいたガイヤックとメインといっしょにいただいたペルナン・ヴェルジュレスがよかった。何だかすっかり長居してしまいご迷惑をおかけしたのだけれど、とても楽しい時間でした。すっかりお腹いっぱいになり、凍てついた道をタクシーでホテルに戻り、即就寝。

P1050109翌朝は先に京都に帰る家人を見送り、僕は前日果たせなかった中村鮮魚店詣とお寿司食べ@すし徳。すし徳さんでは、写真の「司」(2,100円也)をいただいた。帆立や牡丹海老や雲丹、あるいはサーモン、北寄貝などは、僕たちが北海道と聞いてすぐに思い浮かべるネタで、こういったネタがおいしいのももちろん嬉しいのだが、とびっこのようなネタはよほど知っているか、あるいは勧められでもしない限り食べないから、そういうネタの美味しさを再発見できるのが盛り合わせで鮨を握ってもらう醍醐味かもしれない。いやあ、ほんとうにどれもこれもおいしかったです。タラバガニがごーっとのった豪快なお味噌汁もいただき、ほんとうに満腹。それから、すぐそばの中村鮮魚店にご挨拶。ご挨拶だけですむわけもなく、また例によってふつうの店だったら立派な造り盛りあわせになりそうなぐらい「試食」をさせていただく。お寿司をお腹いっぱいいただいてきたところなんだけど……と思っていると、それを見透かしたかのように、お母さんが一言、「お寿司とは別腹だからね」(笑)。今回はおとうさんにお酒まで頂いてほんとうにごはんやさんに来たかのよう(もちろん立っていただくのだけれど)。途中電話に立ったおかあさんが、「ごめんねぇ、今お客さんの接待してたもんだから……」。いや、ほんとうに「接客」ではなくって「接待」です。

P1050121P1050113あまりにお腹にいっぱいになってしまったので、駅で買い求めた熱い珈琲をもって札幌への電車に。北海道に行ったことのある方はご存じだと思うが、北海道の鉄道車両はすべて完全な寒冷地仕様。写真のような近郊型の車両でも、ドアが開くといきなり客室ということはない。かならずデッキがあって、さらにドアを開けて客室、でないと車両のドアが開くたびに客室が冷えてしまうからである。鉛色の空にさようならして、一路札幌へ。

|

« 札幌にて・2 | トップページ | 納豆再訪 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/113521/13048977

この記事へのトラックバック一覧です: 小樽にて:

« 札幌にて・2 | トップページ | 納豆再訪 »