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2006.11.25

第8講:カミ家珈琲へ

Dvc00106カミ家珈琲は創業50年近い出町柳の喫茶店。僕にとっては、やっぱりここも「昔はよく通った」系のお店。珈琲もさることながら、ここのカレーが大好きだった。金曜日のお仕事、二週間休みが続いたあとの先週、このカレーを思いだしてじつはここに来てみたのだが何と臨時休業。それで今週二度目のチャレンジというわけである。

Dvc00107カレーセット(珈琲が付いてくる)を頼むと、ごはんが炊きあがるまでちょっとだけお待ちいただけますか、とのこと。あたりを見まわせばそれもそのはず、ほとんどのお客さんがカレーを食べている。そうしてでてきたのがこのカレー、その名も「ジャワカレー」である。ルーはわりとさらっとした感じで、けっして喫茶店や家のカレーの範疇を逸脱しないぎりぎりのラインでスパイシーなのが何とも心憎い。ぺろりと平らげ、食後の珈琲を待つ。

Dvc00108僕の記憶では、胃にもたれないよう工夫した、というのがこの珈琲のウリである。今でこそ、「本場の味」が「本物」と認識され尊ばれる時代だが、戦後間もないころにスタートしたお店だから、先代はさぞ日本人に受けいれられる珈琲とは、という問題に腐心されたのに違いない。僕はその「もたれない」ポイントは心地のよい酸味にあるんじゃないかと思っていたのだが、久しぶりに飲むカミ家の珈琲はちょっと違った味がした。家に帰ってから知ったのだが、いつも入り口のところでコーヒーの焙煎をしていらっしゃったマスターは一昨年になくなられたとのことだった。いかにも職人気質といった風で気難しそうな方だったから、一度もお話しさせてもらうことがなかった。いまとなってはそれが悔やまれるばかりである。

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