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2006.07.28

別府にて

P1030298P1030285P1030283P1030277京都を出発して三日目の昨日は、鹿児島ラーメンが食べられなかったのと、前日の川崎商店の姉妹店の立ち飲みワインバー、Girasole Rin(なんと朝5時まで営業)にいけなかったのが心残りだったが、九州新幹線つばめ→リレーつばめ→普通→九州横断特急→普通と乗り継いで別府へ。新幹線、特急のみでも4時間強かかる経路。途中少しだけ普通列車にも乗り6時間弱かけて、のんびりと阿蘇の麓の高原を超えた。
P1030290 これは肥後大津で九州横断特急に乗り換えてちょっといったあたり。丘陵地の風車がなかなか素敵。通りすがりでもいいから阿蘇を見たいということでこのルートを選んだのだが、一度見たら次はほんとうに行ってみたいと思う景色でだ。

P1030278P1030280五食目はつばめ車中で「黒豚とんこつ弁当」。名前に「とんこつ」とあるのは骨付きの豚肉が入っているから。写真でいうと左上と右下が骨付き豚肉。どちらもスペアリブのあたりなのだがちょっとずつ部位が違うみたいで、それにあわせて調理法も味つけも少し違う(たぶん左上は照り焼き、右下は角煮風の煮込み)。とりあえず骨付き肉を弁当に入れちゃうというアイディアに感服。

P1030312夜は別府の割烹、平家で六食目。入ってみると写真のような感じ。生簀の向こうが板場、その奥に「食楽嘉永」の額が。生簀を囲むようにカウンター席がある。鹿児島の黒豚ポスターにもまいったが、生簀に泳ぐ魚を見ながら、生簀に泳いでいた魚を食べるというのは……いや、あまり気にしないんだけどね(笑)。
P1030317 生け簀からお願いしたのがこの二品。左が関あじ。前日鹿児島で頂いた鯵、その後おまけで頂いた鯖もすごかったが、これも信じられないぐらいすごい。脂がしっかり、それでいて上品にのっていて、いうならば鯵のトロとでもいうべき感じ。お造りと一緒に醤油が二つずつ出てくる。同じ醤油なのだが、山葵醤油と生姜醤油と両方試してみろというわけだ。脂ののった味だから山葵醤油が合いそう、生姜醤油ですっきりさせたらもったいない、という気がするが、生姜醤油も何だかくせになりそうな鯵。生姜醤油でさっぱり、と考えるのではなく、この旨い脂に一つスパイスを加える、ぐらいの気持ち。そして剣先イカ。こちらでは真イカというのだそううだ。これも生簀からなのだが、ほんとに新鮮。短冊に切られた身の真ん中を箸でつまんでも、身の両端が垂れ下がることがない。ぜひ写真を大きくしてみていただきたいのだが(なのでこれだけ大判)、えんぺらなどほとんど透明である。味よし、食感よしで大満足。
P1030324 そしてまた嬉しいのが、刺身で食べなかった部分。今回は剣イカの下足は塩焼きに、関あじの中落ちは写真の赤だしにしていただいた。この赤だしがめちゃくちゃ旨い。魚から出た濃いだしだけではなく、ほのかな甘味さえ感じられる。最後に頂いたごはんものについてきた赤だしにはこんな甘味はないので、きっとあの関あじから出てくるのだろう。飲みおわるのが惜しいような赤だしである。

P1030328 最後のごはんもの、というのがこれ。大分名物りゅうきゅうで丼である。往きのタクシーでりゅうきゅうだけは食べて帰りたいと話したら、運転手さんにはあれは新鮮でなくなった魚でするものだから、りゅうきゅうなど食べないでふつうの新鮮な刺身で丼をやったらいいといわれたが、メニューにあったのでついつい。ようは(本来は)関さばのヅケ。これに大葉を混ぜ、白胡麻をふりかけ丼にしたのがりゅうきゅう丼。これまた美味。生簀の魚はちょっと値段も張るけど、それをコースにしてもらえばごはんその他もつくので、ぜひとも生簀がおすすめです。

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