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2006.06.26

天使突抜第二次米飯強化計画(1)

今年の1月にスタートした天使突抜第一次米飯強化計画は、開始153日目にあたる6月18日20時00分をもって、天使突抜第二次米飯強化計画に移行した。というのはですねえ……

P1020772つい先日「反道具派宣言」をしたにもかかわらず買っちまったんですね、その舌の根も乾かぬうちに。そう、羽釜を買ってしまったんです。「反道具派宣言」の記事を書いたあとで、でもそろそろ土鍋のメシも様になってきたし、もうそろそろ買っちゃってもいいんじゃないの、などとそわそわしだし、以前から目をつけていた(じつは目をつけていたアイテムがあった!)土楽窯の織部の羽釜をチェック。土楽窯!、それも織部!(織部はけっこう好きです) その後数日はもちこたえたものの、ついに商品が自分を呼んでいるという例の断ち切りがたい妄想に打ち勝つことができず、ついついクリック。で、この間の「ちょっといい宴会」の日についに羽釜登場。

P1020656_なんせお客さんのある日に届いてしまったので、試運転もままならないまま早速実戦投入。初仕事が写真の新生姜の炊き込みごはん。それなりには美味しく炊けてホッとしたのだけれど、僕自身まだこのときには、羽釜のポテンシャルの高さに気がついていなかった。

P1020750その後も、ゆっくり家で晩ごはんを食べられるときは羽釜でごはん。最初に気がついたのは、炊きあがるごはんがふつうに炊飯器で炊いたものと比べて甘味が強いということ。それから、美味しく炊けたごはんを形容するのに何気なく使う「ふっくら」という言葉の意味も初めて体得した。上手に炊けたときはほんとうにごはん粒が一回り大きいのである。水分を吸いすぎてふくれあがったのではなく、まさに文字どおり一粒一粒が「ふっくら」しているのである。もちろんまだ試行錯誤の段階で、ときにはべちょっとしてしまうこともあるのだが、炊飯器で水加減を間違えたときとは違い、嫌味な「べちょ」じゃない。もっとも炊飯器といってもうちのはIH以前の旧型なので、それを羽釜と比べてどうこういうのはちょっとナンセンスだけど。写真は昨日の昼ごはん。山芋をすって(すったのは家人だが)ごはんにかけてみたのだけど、ごはんが進む進む。二人でまるまる二合食べてしまいました(笑)。椹のおひつは昔ある若い友人からプレゼントしてもらったもの。これまではたまにしか出番がなかったのだが、今後は食卓に欠かせないアイテムになりそう。昨日は晩ごはんにも羽釜でごはんを炊いたのだが、さすがにちょっと残してしまった。ところが残ったごはん、おひつに置いておいたら今日になってもいい感じ。もちろん冷えてはいるのだが、そのまま食べてもしっかりおいしい。やっぱり違うのねと違いを実感。

P1020755とろろがおいしかったのにはちょっとわけがあって。前回の「反道具派宣言」の翌日に、家人が「道具」を買って帰ってきた。一つには僕用ということで有次のペティナイフ。もうひとつが写真のおろし金。おもしろいぐらいすれるからすりすぎてしまったという家人は、山芋をすり下ろしながら、おろし金って刃物なんだねえ、としみじみつぶやいていたが、正直折りし金を変えただけで山芋の食感が項もかわるというのは僕にとってもびっくり。たとえとしては、切れない包丁で葱を刻むと葱くさくなるが、切れる包丁だといい香り、みたいなものだろうか。これまでは山芋の違いと思っていたけれど、ほんとに滑らかな「とろろ」があっという間にできあがる。

そんなわけで、反道具派宣言は撤回して道具派になろうかと思ったこの一週間。羽釜でもうちょっとちゃんとごはん炊けるようになったらまたレポートします。

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コメント

とてもおいしそう。わたしも織部好きです。(春にだって夏にだって、織部の緑は合うではないかと常々思います。)
わが家は去年秋より炊飯器にさようならをして、土鍋で炊いて、おひつで保存しています。そこで気づいたのは、ご飯がちょっとべちょっとしたり、逆にぱさぱさな感じに炊きあがってしまっても、お櫃にいれればなんとかなる場合が多いなということです。ということで、わが家では道具に頼り切っています。(羽釜といえば、南部鉄器の羽釜がほしいなあ、とうっとりとしたり。)

ところで、先日料理の本をごそっとお借りしたままお返ししていないのがずっと気になっておりまして…。ちかぢかご都合のよろしい時に返しにうかがわせていただきます。すみません。

投稿: 犬 | 2006.06.28 13:34

そうでした、犬家の一族はみな土鍋な人々だったのですよね。おひつの効用は、うちでもこのところ日々存分に感じています。土鍋の木蓋も同じようにごはんの湿気を調節してくれるのだと聞きますよね。

本のことはどうぞお気遣いなく(本棚がすかすかなのは、僕が料理本を何冊も台所に持ちこみっぱなしなせいだとばかり思っていました:笑)。でもまた近々ごはん食べましょうね。

投稿: manavic | 2006.06.30 16:06

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