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2006.05.01

丹波へ

GWが始まった。だからというわけではないのだが、丹波へ出かけた。丹波は桧山に家人の実家があるのだ。実家といっても住んでいらっしゃるのは家人のおじいちゃんとおばあちゃん。去年の年末、餅つきにお邪魔して以来である。

P1010844僕たちが行くと、おばあちゃんはいつも、「まあ、田舎のなぁんもないとこによぅ来てくださって」、「まあ、田舎の年寄りの作るもんやで若い人の口には合わんかもしれんけど」とおっしゃるのだが、僕がここに来るときに、おいしい空気、のんびりした時間と同じぐらい楽しみにしているのは、おじいちゃんやおばあちゃんが作ってくださるごはん。今回はその日に電話して急にお邪魔したのだが(ごめんなさい!)、園部の駅まで迎えに来て頂き、そこから9号線を北へ30分、まだ咲き誇る山桜を眺めながら桧山に着くと、何とおばあちゃんの太巻きが僕らを待っていた! これがたまらなく美味しいのである。素朴な美味しさ、などといって一言で片づけられるものではない。見てのとおり、本当に具だくさん。なるほど味つけは薄く「素朴」な感じかもしれないが、とんでもなく贅沢な太巻きである。この日は家で太巻きを巻いたかと思ったら出かけた先でも太巻きを頂いた、ということで、二種類の太巻きをごちそうになった。他所で頂いたという太巻きは、何でも近所でも太巻き上手で有名な奥さんが巻かれたもの、ということなのだが(写真では奥の方)、何度も頂いているおばあちゃんの太巻きの方が断然おいしい。晩ごはんを控えているというのに、こちらばかりをたてつづけにつまませて頂く。

P1010849晩ごはんは、持参したお肉ですき焼き。持参したお肉で、といっても、野菜はおじいちゃんが畑で作られたもの。おじいちゃんのところで作ったものでなくとも、季節によっては地の椎茸などもあり、野菜が美味しい。もっといえば鶏も産地なので(鶏インフルエンザでは大変なことになった)、鶏卵もうまい。

P1010854ここにお邪魔したらぜったい食べて帰りたいのが、おじいちゃんが作ってくださるお味噌汁。味噌汁といっても味噌はほんの少しだけで、ちょっと味噌味のする野菜のお吸い物、という感じ。今日のお味噌汁には、豆腐、南瓜、白葱、舞茸、昆布、若布が。ときによっては、生姜や大蒜が入っていることもあるのだが、これまたなかなか。味噌汁にニンニク、といえば、えっ、といわれるが、これがなかなかいけるのだ。ごはんは地のお米に少しだけ麦を混ぜて炊かれたもの。ちょっと柔らかめのお米が、控えめな味の野菜のお味噌汁にぴったりなのである。写真左上のオニオンスライスも定番。鰹節をたっぷりとのせ醤油をたらして頂く。最近うちは納豆にこっとるんや、ということで、納豆も頂いた。以前には、大粒の黒豆納豆を頂いたことがあり、さすがは丹波と納得したのだが、今回は小さめの粒のもの。「凝って」おられるだけあり美味。美味しかったのは豆が美味しかったのか、おじいちゃん、おばあちゃんが「百回混ぜな」と代わる代わる混ぜてくださったせいか(笑)。

P1010857そしてお土産も頂いた。庭の山椒の木からいい香りのする木の芽と花山椒を。今晩はこれで鍋でもしようかと。

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コメント

ぐげ~!思わずコメント書きたくなるっ。今日は夕飯をビールだけで…発泡酒だけで済ましてしまったので、読んでいるうちに震えが来ました。
太巻き美味しそう、野菜の味噌汁も、椎茸入りのすき焼きも…やばい…ホントに指が震えている。
 山椒もいいなあ。私は山椒を食べると、山椒のの香りのどこかがジンの香りに似ているなあといつも思います。
 頃合を見計らって押しかける所存であります。

投稿: 吉田(仮) | 2006.05.03 00:56

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