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2006.02.24

六日目

今朝のこと。朝起きてみると体がだるい。どうやら熱があるようだ。ここ数日、ホテルの朝食以外はスーパーで買ってきたものぐらいしか食べていない、換気のためにベッドのすぐ横の窓を開けっぱなしで寝ている、など風邪をひく心当たりは十分あるので、きっと風邪だろうと思った。しかししんどいものはしんどいので、ホテルの朝食はパスして昼前までベッドで休む。さて、仕事に行くかと思い風呂にはいるが、まだ体がだるい(僕は微熱の時には風呂で体を温めるタイプの人です)。しょうがないので体の温まるものでも食べようかと思いたつ。日本だったらたとえ家でなくともうどんでも食べに行くのだろうが、ここはロンドン。じゃあパブでパイでも食べますか、と出かけてみる。イギリスの庶民的な食べ物といえば誰しもフィッシュ・アンド・チップスを思い浮かべるだろうが、これは揚げ物に付けあわせも揚げ物という、お上品な胃袋をお持ちの方にはちょっとヘヴィーな食べ物(もちろん僕はぜんぜん平気なのだが)。それに比べるとパブで供されるパイは万人にお勧め。パブというと日本ではビールを飲むところ、というのがあたりまえのイメージだろうが、いやいや、ごはんも美味しかったりするのである。ところが、近所に「Food Served All Day」と書いてあるパブを見つけてあったのでそこに行ってみると、なぜか「Food Served 11:00 - 14:30」と書いてある。時間は14:50。とてもだまされた気がしたのだが、小雨も降っていたのでそのままホテルに帰る。

P1010102少し仮眠していたらもう外は真っ暗。依然体はちょいだる(とはいえ僕はそういうのはわりと平気なたちなので心配はご無用)。これはなんかガッツリと食べないと治りませんね、ということでもう一度外へ出かける。最初はそれこそほんとに麺類でも食べて温まろうと思っていたのだが(さほど遠くないところにヌードル・バーがある)、そういえば最近パスタが食べたくてしょうがなかったのを思いだし、近くのイタリア料理屋に入る。Verdiというお店。表のメニューを見ていたら黒髪のきれいなおねえちゃんがドアを開けてくれる。

P1010101表の看板には「Live Piano except Thursday」と書いてあったのに、なぜかピアノが鳴っている。お店のおっちゃんもどうもイタリア系らしい。頼んだのはペンネのアマトリチャーナ(£6.45)と仔牛のミラネーゼ(£10.95、仔牛の、というのは、ここには鶏肉や仔羊のミラネーゼもあるのだ)。アマトリチャーナはなんの変哲もないごくごく普通のアマトリチャーナだが、こういう家で自分で作るようなパスタをずっと食べたかったのだ。ミラネーゼは、どうもバター半分、オリーヴオイル半分ぐらいで焼いているようで、衣がイマイチ美味しくなかったのがちょっと残念だが美味しい。パスタ一皿と肉一皿って一人でもだいじょうぶ?、とおっちゃんに聞いたら、べつに、みたいな反応だったので両方頼んだのだが、さすがにお腹いっぱいで、ミラネーゼのつけあわせを食べきれなかったのが心残り(ジャガイモがとっても美味しかった!)。数日の粗食で胃袋が少し縮んでるのかも。ワインはDomìni Veneti: Valpolicella Classico Superiore 2004。さすがにしんどいのでハーフボトル(£9.95)。食後にはやはりエスプレッソ。大満足。怪しげなピアノの生演奏(トリルがちょっと酔っぱらっている:笑)を聞いているうちに、体調もよくなった。体調が悪くなり初めて外食、というのはちょっと皮肉な話だが、やっぱりちゃんと食べないといけませんね。

P1010105P1010107今日の部屋用のお酒はこれ。ビールはマキューアンズ(McEwan's)のエール。ワインはChâteau de Campuget: Costières de Nîmes 2004、南仏らしい一本。ローヌの南の方だが、ローヌというよりはラング・ドックなどに近い味わい。

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