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2006.02.01

日清「ラ王 しょうゆ」を食べる

rao_shoyuDSCF0155このブログでちょこちょこカップ麺のことを書くようになってから、ラ王は一度食べてみなくてはとずっと思っていた。べつにそんな大儀なことじゃないのでとっくに食べていてもいいようなものだが、今回ようやくラ王。即席麺は小さい頃から大好きで、サッポロ一番にしても、中華三昧にしてもなぜかそれを食べるのが嬉しくてしょうがなかった。めったに食べないものだから、というのもあったかもしれない。そうこうしていたらラ王が出た。それはそれは衝撃だった。僕の記憶が正しければそのころすでにレトルト食品はあったわけだから、原理は多少違えど生の麺がカップの中に入っていても何の不思議もないといえばないのだが、ちょうどチキンラーメンが僕たちの親の世代にとって魔法のラーメンだったのと同じく、僕にとってはまさにラ王が魔法のラーメンだった。

その後時代は変わり、比較的安価な即席麺でもおいしいノンフライ麺を食べることができるようになった。このブログでもさんざん紹介している凄麺にしてもノンフライ麺だ。もちろん日清もノンフライ麺を使用した即席麺は発売している。市場のトレンドに敏感な日清がそれでも生麺にこだわるのは、リーダーとしての意地なのだろうか。そんなところにとても興味をもった。

日清の即席麺のラインナップをみると、GooTaのように新製品を次々と登場させつねに回転を心がけているラインナップがある反面、シリーズ発売当初からの主軸商品をいまだにメインに据えているラインナップもあることに気がつく。カップヌードル、チキンラーメン、U.F.O.、出前一丁、どん兵衛等々、いまや「クラシック」となっている商品がどれだけ多いことか。クラシックを着実に売り、新製品でもヒットを飛ばす、まさに王者の貫禄である。

ラ王も今やクラシック・ラインナップである。今回年明けにリニューアルされる前のラ王を食べ、クラシックであることの意味を再び考えさせられた。そこにあるのは昔懐かしいカップラーメンである。しょうゆをうたいながらけっこう濃厚でえぐみもある典型的なカップ麺のスープ。レトルトの叉焼にしても、悪くはないが正直いって古くさい。例えばもっとすっきりしたスープを作ることや、もうちょっとしっとりした叉焼を作ることはもちろん不可能ではないだろう(GooTaのことを考えればそれは明らかだ)。だとすれば、あえてラ王はこの味を選び続けているといわざるをえない。そんなことを思わせるいっぱいだった。

しかしもちろん、日清が保守一辺倒のメーカーであるわけではない。カップヌードルは2005年、宇宙に飛んだ。明日は……カップヌードルかな(笑)

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