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2006.02.01

天使突抜第一次米飯強化計画(4)

DSCF0115精米機が登場してから早十日。うちで食べる米の量はしれているが、調子に乗ってうちに来てくれた方にお裾分け(?)したり、実家に送りつけてみたりと、けっこうな量の米を精米した。精米した玄米は二種類。一つは精米機と同じ頃に発注した平成17年新潟県魚沼産コシヒカリ。魚沼産と書いてあっても圏内の他地区の米をブレンドしているものも多い、などとよくいわれるが、パッケージには魚沼産100%とある。もう一つは20年前から食べている福井県奥越産コシヒカリ。こちらももちろん平成17年のもの。日本穀物検定協会の食味試験ではこの年は1ランクダウンの「A'」。15年以上連続して「特A」にランクされている魚沼産とは、食べ比べてみるとたしかに一味届かない部分があるのは否めない。つきかたもまた、五分づき、七分づき、白米、食べ方もふつうのごはん、お粥などといろいろ試してみた。

DSCF0117しかし今回10日間、ああでもないこうでもないと試した結果、いろいろなことを気づかされた。上述の二銘柄の違いにしても、たんに味が違うというだけではなく、じつにいろいろなことが違う。同じ五分づきの米を同じように洗って炊いても糠の残り方がまったく違う。魚沼産は比較的さっと洗っただけでもいいが、奥越産はそれだと若干糠のにおいが気になる(もちろん、ある程度糠の香りがするのは分づきの米を食べる以上当然だ、という前提の上での話である)。水の吸い方だってもちろん違う。よく米の通販ページの「お客様の声」みたいなコーナーに、「昨日注文したお米が届いたのでさっそく食べてみました。もう最高!」みたいなことが書いてあるが、ああいうのってちょっと変、とあらためて思った次第。一回目のデートではどこかぎこちなかったが……というのと同じで、あたりまえのことだがまず相手をよく知らないといけない。

DSCF0053他に思ったのは、白米と分づきの米はだいぶ違うが、七分づきと五分づきは思ったほどは違わない、ということ。ちょっと極端にいえば、七分づきか五分づきかは好みで変えるというよりは(もちろん、私は五分づき、三分づきはちょっと、という人は別だ)、米にあわせて変えるのがいいのではないかということ。今回の二銘柄でいえば、魚沼産は五分づきがおいしいし、奥越産は七分づきの方があっていると思う。もう一つ、これもあたりまえといえばあたりまえのことだが、つきたての米にこだわるのなら、炊きたてのごはんにもこだわるべきだということ。炊きたての魚沼産の五分づきなど、それこそ一口口に含み目を閉じれば、目の前には金色の稲穂が延々と連なる秋の水田がひろがるが(『神の雫』風、見開きぶち抜きでイメージしておいてください:笑)、糠や胚芽がある程度残っている状態で炊いているわけだから、そのまま電気釜に入れておいたら当然ながらにおいが気になるようになることもある(これは先述のとおり、炊く前の洗い加減によっても変わる)。白米ならどうか、というと、じつは分づきばかりよろこんで試していたので、白米はまだデータの蓄積があまりないのでした。白米についてはまた追って報告します。

そうそう、今日の一枚目の写真、ちょっと前にI+K夫妻に頂いた福岡は稚加榮の明太子。以前にも面白い味だとは書いたが、ちょっと冷蔵庫におく間に熟成感が出てくる(笑) 日本酒らしき味が利いているのだが、昆布かなあ、そういう種類の旨味が強くなっているのである。個性と深みのある味で、分づきの米にはもってこいのおかず。もう一つ笑ってしまったのは、この稚加榮の容器、うちでときどき弁当箱に使うタッパーにそっくりなのだ。ほんとうにそっくりなので重ねて比べてみたらまったく同じ大きさ。ところがよくよくうちで弁当箱にしていた方の容器を見てみると、「福岡 稚加榮」の文字が。食べたことあったとは……(笑)

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