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2006.01.13

餅ついて、猪鍋食べて

更新がなかなかできなかったのは年末から年始にかけて仕事がたまっていたせい。写真が一時なかったのは、ずっと使っていたデジカメが故障、昔使っていたものを引っぱりだしたまではよかったがスマートメディアを今のPCでは読めなかったせい。一応仕事もデジカメ環境も落ちついたので、ぼちぼち年末年始のいろいろを少しずつ書いていきます。タイムリーでないのは残念だけど、次の年越しのご参考になれば(笑)。

DSCF0027年末は丹波にある家人のご実家にお邪魔してお餅をつかせていただくのが年中行事。僕は褒められて育つタイプなので(笑)、最初の年におばあちゃんに褒めて頂いたのが励みになってほぼ毎年お邪魔している。最初のころは、蒸したてのお米をつぶすところ(蒸したての餅米をいきなり杵でつくと米粒が飛び散ってしまうのだ)や、最後の仕上げはおじいちゃんにやって頂いていたのだが、最近は一臼丸ごとつかせてもらえるようになった。それがちょっと嬉しかったり。家人の実家では餅米100%のいわゆるお餅だけではなく、白米を混ぜた餅もつく。これは贅沢品だからということだろうか「黄金」と呼ばれ、写真のように米の粒が少し残っている。放っておくとかちかちになってしまうので、小さく切り分けておくとよい。これをあぶって食べるのがとても旨い。旨いのはもちろん黄金に限ったことではなく、ふつうのお餅もつきたてを食べると世界観が変わる。餅嫌いの人(じつは僕もそうだった)は是非ともつきたてのお餅を試してみるべき。自分がついたものなら思い入れもいっそうだが、人様について頂いたものでも、それはそれは旨い。砂糖を混ぜた黄粉で食べるもよし、海苔でくるんで醤油で食べるもよし。炊きたてのおいしいお米を食べたときのような感動がある。粳米ではない、でもそれを一番おいしく食べる方法が「餅」であり、もはやそれを他の食べ物と比べることが無意味な域まで完成されている。おいしい食べ物というのは何でもそうだが、先人の知恵、工夫、努力を肌身に感じること請け合いである。

DSCF0030交代で餅をつきもって食べるのが、丹波ならではの猪鍋。最近の猪はあまり癖がなくそれほど煮こまなくてもおいしく食べられるが、火を通した肉がいったん固くなり再び柔らかくなるほどまで煮こむと旨味は格別。そのころには味噌味のだしもいい按配で、うどんを入れても雑炊をやっても最高である。みんなでわいわい猪鍋を囲みつつ、次は誰がつくだの誰が杵取りをするだの話すのが楽しい。こういうところまで含めて、餅つきというのは年末の素晴らしいイヴェントなのである。餅つきは毎年30日。おじいちゃん、おばあちゃんによると大晦日に餅をつくのは縁起が悪いのだそうだ。そんな田舎のこだわりも忘れたくないものの一つだ。

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