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2006.01.31

哀悼

ナム・ジュン・パイク氏が亡くなった。
僕にとっては中学時代のヒーローで、家人にとってはそれ以上の存在だった。

ボルチモアを訪ねることがあればニューヨークにも寄って……などと話していたが、それが実現する前にこの世を去られたナムジュンさん。そのナムジュンさんを偲んでちょっと古いワインを開けた。18年経ってもまだまだ若いそのワインは、70代にさしかかっても作品を作り続けたナムジュンさんとちょっと重なった。

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2006.01.30

ボッカ・デル・ヴィーノ【四条室町上がる東側】へ

ボッカ・デル・ヴィーノはつい最近まで長岡でイル・カントゥーチョの名前でやっていたお店。長岡時代に僕がおいしいものの師と仰ぐF氏に連れて行って頂いたことがある。F氏は怖い。僕がおいしいと思っている店でも、××はどうですか?、と訊ねると、あっこはなぁ、ほんま机ひっくりかえして帰ろうかと思ったわぁ、と仰る。そんなこんなで、ほな今度僕が一番好きなイタリアン連れてくわぁ、ということで連れて行って頂いたのがイル・カントゥーチョ。そこは果たしておいしかった。感動した、とかそういうレヴェルではなく、ほんとうに恐れ入った。F氏にも、そしてもちろんお店にも。そのイル・カントゥーチョがうちの近所に引っ越してきたのである。

DVC00034_M二人でいったのだが、お二人なら四皿ぐらいをシェアするのが、と勧められたので四皿をチョイス。この日はお肉をガッツリ食べたい気分でお肉の皿ばかり。まずは自家製のソーセージ。控えめな味なのだがとてもおいしい。スパイスのきき具合も絶妙。

DVC00035_M二、三皿目はパスタ。最初はビゴリ。グアンチャーレや玉ねぎの入ったトマトソースだからアマトリチアーナだ。ペコリーノをめいっぱいかけてくれる。次は写真のアニョロッティ。メニューには「いろいろなお肉の」と書かれているのだが、正直何の肉かわからなかった。こちらはパルミジャーノがかかる。どちらもなかなか美味しい。最後はメインのうりぼう(猪の仔)の骨付きロース。

どれもとてもおいしかった。ほんとにとてもおいしかったのだが、一つ気になったのが塩加減。塩加減なんて好みの問題、といってしまえばそれまでだが、僕的にはそうは思えない。もうあとひとつまみ塩がしてあればもっと旨味が感じられるのに、と思わざるをえない。客席を見渡すと20席あるうちのほとんどが女性。そんなことも関係あるのかなとは思うが、うーん、という感じ。

DSCF0205ワインはEneo: IGT Toscana 2003。品種はサンジョヴェーゼ、メルロー、コロリーノ。どんなワインですか、と訊ねるとまだ若くて暴れん坊、という返事が返ってきたが、そこはイタリアワインの鷹揚なところ、すぐに開いてくれる。ただ開くとちょっとすかっとした感じもしたりして。

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2006.01.28

日清「Italian U.F.O.」を食べる

ufo_italianDSCF0137イタスパのジャンキーな味はけっこう好きなのでついついつられて買ってしまったUFO。まあ味はたしかにパッケージのいうとおりナポリタンなのだが、麺の食感は当然ながらいつものUFOのそれ。その組み合わせが何となく笑える。なんでナポリタンにコーンなんだ?(あれ、ふつう?)とかも思ったりするが、とりあえずナポリタン。それはそれでいいのだが、如何せん、味が薄め。ケチャップとタバスコ足しちゃいました。前にも書いたが、ソース以外のUFOはそこが弱点。やっぱりソースが一番嵌るのです。

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2006.01.27

家人の誕生日

DSCF0119毎年家人の誕生日(ぴったりその日というわけにはいつもいかないのだが)にはパスタ・デギュスタシオン。パスタだったらやっぱりデグスタツィオーネというのかな。まあいずれにせよ、一口パスタを何種類も食べるというのを(なぜだか)やっている。最初の頃はデギュスタシオンというスタイルにこだわって10種類以上作っていたが、だんだん何か違うよなと思うようになり、最近は数種類。でもパスタだけで(ときにはピザやリゾットもやったりするけど)最初から最後までというところは変わっていない。けっこう手間がかかるので写真のように毎年誰かが手伝ってくれる。

DSCF0121アミューズ代わりの一皿目にプチトマトを使うのも今となっては恒例。いろんなものを詰めてみた。パスタしばりがあるのでクスクスを詰めたりとか。去年あたりからリゾーニを詰めるなんていいんじゃないのと思っているのだが、リゾーニがなかなか手に入らない。今年はカプレーゼ。以前にもバジルの上に細かいパスタをペスト・ジェノヴェーゼと和えたものとモツァレラを詰めたプチトマトをのせる、というのをやったが、今回はモツァレラはラヴィオリにして熱を加え、それをトマトの上にのせてみた。プチトマトはペスト・ジェノヴェーゼの入れ物になったのだが、これがなかなかソースなのだと気がついてもらえない(笑)。

DSCF0122DSCF0125、蟹のフェデリーニ。茹でた蟹と生の蟹に余熱で火を通したものとが半々なのだが、後者もけっこう火が通ってしまったので全部それでよかったかもと反省。基本的には蟹の胴体でとったソースのトマトソース。なんかこれとかぶってしまったのがウニのパッパルデッレ。麺は手打ちでトマトペーストを打ち込んである。ほんとはこっちは海老の頭でだしをとり、という予定だったのだが時間がなくトマトに頼ってしまったためにトッピングだけ変わりましたみたいな状態に。面目ない。難しかったのはトマトペーストを打ち込んだパッパルデッレ。わりと水分が多くなってしまい、パスタを手伝ってくれたA嬢ががんばって切ってくれた。次はもうちょっとなんとかしたいものである。

DSCF0127DSCF0128まだまだ続く魚介系。これも昔似たようなことをやったことがあるネタなのだが、イカ墨のリゾットをイカに詰めるというもの。詰めるといってもほんとにイカ飯みたいにするわけではなく、この通り以下をセルクルに見立て、ってこんなこと誰でも考えるよね(笑)。ふだんは4gぐらいずつ売られているイカ墨を買っていたのだが、あまりの単価の違いに愕然として瓶で購入。200gで2000円だから単価的には圧倒的に安いのだが、うーん(笑) チーズはパルミジャーノを削ったつもりだったのだが、削ってみるとなぜかオレンジ色。ミモレットでしたね。この辺からけっこう酔ってます(笑)。

DSCF0131箸休めに野菜のオルキエッテ。オルキエッテは乾麺。何かおいしくなさそうな写真だがこのあたりが酔いのピーク(その後復活)。たぶん、玉ねぎ、ピーマン、パプリカ、セロリ、トマトが入っているのだろう。うーん、たぶん(笑)。僕はほんとはこういうパスタにはあまり興味がなかったのだが、大昔に宴会で作ったら女の子(ってもう薹が立った方々ばかりですけどね)が喜んでくれた。優しい味がいい、のだという。そんなわけでこの日は箸休めの一皿に。これでけっこうお腹ふくれるのですが。

DSCF0132DSCF0134で、メイン格のパスタ。例年はメインには肉を出してあくまでも付けあわせ的にパスタを、というのが多かった。別にそれでもよいし、むしろその方がごはんらしい気もするのだけど、今年は「パスタの皿」であることにこだわった(といってみたりして)。一皿目は仔羊モモ肉のラグー。麺はキタッラを意識して包丁で切ってみたが……太すぎてほとんどタリアテッレですね(笑)。べつになんの変哲もないラグーだがくさいものが苦手のMが翌日羊がおいしかったとメイルをくれたりすると、ちょっと嬉しかったりもする。二皿目は牛テールのワイン煮。麺はこれこそタリアテッレ。大人数で分けるので一皿一皿はほんのちょっとずつだったりするのだが、なんとかみんなお腹いっぱいになってくれたようで安心しました。

DSCF0148ワインもたくさん飲んだんだけど、その話はまた後日書き足します。来てくれたみなさん、そして手伝ってくれたB、Aちゃん(ボジョレ宴会に続きMVP!です)、Kさん、ほんとうにありがとう。

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2006.01.26

続・病人食

DSCF0109家人は熱が下がった後もしばらくは病人食を所望した。食欲はちっとも減らなかったと書いたが、やはりタミフルは相当きつい薬らしく、目眩がしたりするのだそうな。タミフルを飲むうちに熱は下がったのに、ほんとうに病人食が必要になった、という感じか。写真はうどん。えらいピントの合ってない写真で恐縮だが、梅干、若布、とろろ昆布入り。薄口醤油が切れていてえらい濃い色のうどんになってしまった。

DSCF0112こっちは中華粥。中華粥は日本の粥とはだいぶ違う食べ物だ。たっぷりの水で炊く(日本風にいえば20分粥ぐらいの見当だ)。米粒は柔らかくなるを通り越して花が開いたような状態になるのがよしとされる。そのために炊く前に十分水を吸わせておく。今回は干し貝柱入り。具はワンタンの皮をあげたもの(えらい色になってしまった)、搾菜、XO醤。

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「ラーメン 一徹」

DSCF0098カニでいっぱいになったお腹をさすりながら談笑しているとどこからともなくチャルメラの音が。たんなる満腹中枢の機能不全をケーキは別腹などと説明している女子たちをふだんは宇宙人を眺めるように眺めている僕だが、男子にあってラーメンは間違いなく別腹なのである。半ば条件反射のごとく戸外に飛び出しインパラを追うチータさながらチャルメラを鳴らすバンを追いかけた。結局二名が参戦。しょうゆ〔¥600、だったと思う〕。これが旨い。写真のとおりごくごくシンプルなラーメンなのだが、スープよし、麺よし、叉焼よし。他に何を望もうか。

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丹後へ

DSCF0084もうだいぶ日が経ってしまったが、先日丹後に出かけた。ちょっと小粋な料理旅館、本陣粋月に一泊。僕は京都に戻ってくるまで知らなかったのだが、『dancyu』にも「"浜を食べる"喜びの宿」として紹介されたお宿。女将さんのこだわりもあり、料理がおいしい。まずは舟盛り。泊まりメンバー四人+現地メンバーふたりでの晩ごはんだったのだが(それも料理はじつは五人前)、この舟盛り。ごはんさえあれば余裕で一食終わってしまうぐらいの分量である。いくら魚のおいしいところだからといってこんなに奮発してくれなくても(笑) おいしかったのは烏賊、鰤、そして蟹。烏賊は、翌日の帰り道で烏賊釣り船をみたがきっと地元で上がるものなのだろう。たぶんスルメだと思うのだが歯応えもいいし、味がじつに濃い。鰤は脂がとろとろ。蟹の刺身は僕の大好物。蟹はもちろんボイルしたものも好きだが、刺身と焼き蟹も外せない。最近は冷凍蟹を解凍して生の状態で売っているものも増えてきたので助かる、という話はまた今度。

DSCF0090DSCF0088その後焼き蟹を経て蟹すきへ。一人で何杯食べているのだろう。とにかく蟹、蟹、蟹(笑) 焼き蟹はじんわりと甘味が出ており最高。蟹すきはそのままかお酢で、とすすめられた。個人的には茹でた蟹は酢醤油が一番好きかも。そして雑炊。これだけ蟹を炊いたんだからあたりまえといえばあたりまえだが旨い!

DSCF0094でも今回一番嬉しかったのはこいつに会えたこと。名はリュウ。賢そうな顔は伊達じゃなくほんとに賢い。お行儀の良さにしても毛並みのよさにしても、この子がどれだけ愛されて生活しているかがすぐわかる。とってもいい子でした。

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2006.01.25

出ましたね

とうとう(というほどでもないか?)出ましたね、第五巻。
正直僕は号泣でした(笑)。あほみたいな話ですが(笑)。
いよいよ「第一の使徒」探しも佳境。ワイン好きの人は答えを「99%確信している」でしょうが(連載を読んでいる人はもう答えを知っているのかな?)、いよいよ対決!、の直前で終わってるあたりが引っぱってくれます。僕が間違っていなければこのブログにも同じ畑、同じ造り手のワインがおそらくはヴィンテージ違いで出てきているはずです。ヴィンテージは……うーん、これは微妙だね。雫よ、答えはここにある!

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2006.01.21

病人食?

そんなわけで昨日から病人食らしきものを作っている。以前も小さな子供たちが遊びに来てくれたときに書いたが、食べ手が変わるのは面白い(業界用語でいえば、ここでいう食べ手とは、経験的食べ手のことではもちろんなく、料理というテクストに内包される食べ手のことである)。寝床で食べるから土鍋やお盆が大活躍なのだが、このお盆、その子供たちの母親がうちの引越祝いにくれたたものだ(ちなみに先日の馬の干し肉の贈り主も彼女である)。

DSCF0058これは今日の朝ごはん。ごはんは七分づきの米なのだが写っていないのはここまで準備して僕が寝てしまったから。8:30ぐらいに炊きあがるように炊飯器をセットして寝たのだが家人はごはんが炊きあがるのを炊飯器の前で待っていたのだという。食欲だけは衰えないというのが恐ろしい。玉子は温泉玉子なのだが、なぜ温泉玉子かというと防疫対策(笑)の一環として部屋の中でお湯を沸かして加湿をしている。インフルエンザ・ウイルスは湿気が苦手だというし、大学時代、生物の実習で埃などと同様湿度が高いと細菌類(ウイルスは細菌ではないが)も下に落ちるという話を聞いたことがある。お湯を沸かしっぱなしというのももったいないと思い温泉玉子を作ってみた。いつもとは鍋の大きさも水の料も違うのでこれは失敗。

DSCF0059夕方起きてからもう一度ごはん。今度は鶏雑炊。本人の希望で冷奴。トマトは福岡の「吉珍トマト」。大きさがなぜかばらばらなのだが平均するとこのサイズぐらいのもの5個で、なんと150円。値段につられて買ってしまった。

DSCF0064で、胃袋が健康な病人は夜食も食べる。中華風のスープが食べたいというので、豚肉と白菜と椎茸、玉子で即席中華風スープ。豚肉は塩、胡椒で下味をつけ片栗粉をまぶした。そんなこんなしていたら熱も下がったとか。ご心配下さったみなさん、ありがとうございました。熱っぽいと感じてから36時間後にタミフルを飲みだし、それから36時間後には平熱。やっぱりタミフルって効くんですね。けどまだ体内にウイルスは残っているものらしく当分は外出禁止。みなさんもくれぐれもインフルエンザにはかからぬよう。ご自愛下さい。

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ヤマダイ「凄麺 仙台辛味噌ラーメン」を食べる

sendaikaramisoDSCF0071またしても凄麺。今回は仙台から味噌ラーメン。前回の凄麺は佐野ラーメンだったが、別に食べたことにないご当地ラーメンを片っ端から食べてみようとかそういうつもりではない。それでもやっぱり気になるのでちょっとだけ調べてみたのだが、1) 仙台のラーメンは味噌ラーメンが多いらしい、そしてそれは仙台味噌の存在と関係があるともいわれる、2) 辛味噌ラーメンといっても今回のもののように真っ赤なスープのものばかりではなく、白っぽい味噌に赤唐辛子を丸ごと一本入れたものもあれば、辛子味噌を入れるものもある、ということだけはわかった。これにはわりと不思議な気がしていて、まず白っぽい味噌ラーメンがあるわけだが、仙台味噌は赤味噌のはず。だとしたら仙台味噌があるから味噌ラーメンが多いというのはちょっと変な気も。また本場の「辛味噌ラーメン」にはいろんなスタイルがあるのにカップ麺になるときは、いつも今回のもののような真っ赤なスープ。これもちょっとだけ不思議。ヴィジュアル的にアピールがあるということか。

それはともかく、味の方。ついつい辛くて赤いラーメンというと担々麺をイメージしてしまうのだが、今回のものもやはり担々麺とはだいぶ違い、あくまでも辛い味噌ラーメン。麺は凄麺なのでもちろんそれなりには旨い。最初のうちは若干スープのからみが悪い印象があったが、よくよく味わってみると縮れているせいかじつはスープをちゃんと持ち上げてくれている。具は肉っけはまったくなくて、モヤシなどの野菜がレトルトで。パッケージに大きな字でモヤシのことが書いてあり、写真にもやたらと立派なモヤシが写っているがこれはちょっとやりすぎ。でも悪くない。総じてみれば208円でこれならば大満足。最後に残ったスープにちょっとだけ酢をたらしてみたのだが、これも若干微妙な感じではあるものの悪くない。

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拝啓 wanderer様

海の向こうからのお便り、どうもありがとうございます。またいつもご覧下さっているとのこと、とても嬉しいです。

早速ですが、まず一つ、家庭で精米した白米は時間が経っても美味しいか、というご質問を頂きました。この点については僕も大変興味を持っています。時間が経っても美味しいか、ということに限らず、家庭用の精米機で精米した白米が、業務用のもので精米した白米に品質にかかわるいろいろな面でどの程度まで匹敵しうるか、ということは精米機を購入する前から心配していたことでもありました。ただ、お尋ねの点については、むしろ精米したての米を食べたいから家庭で精米をする、という考え方もできるかと思います。精米後の米の劣化は精白米の表面に残っている糠に含まれる脂肪が酸化するからだとか。そう聞くとなるほど、と思ってしまいますが、これにもじつはよくわからないところがあるのです。例えば、だったら(糠を洗い落とす必要がないぐらいまで)表面の糠までとってしまった無洗米は劣化しないのか、などと考えます。実際無洗米のPRの中ではふつうの白米よりも劣化しにくいといったことが謳われていたりもします。しかし僕が購入した精米機の取扱説明書には、精米後の米の劣化は表面の糠の酸化が原因(そうして劣化した米の表面をもう一度磨くモードがあるのです)だと述べられている一方で、この装置で作られた無洗米(無洗米モードもあるのです)はふつう精米よりも早く食べるようにと書いてあります。表面の糠をより徹底的にとってあるはずの無洗米の方が劣化が早いというのは明らかにおかしな話です。そんなわけで精米後のお米がどうなるかという話は、現時点では僕にもさっぱりわかりませんが、また追々様子をブログ上でご報告させて頂けたらと思っています。

二番目にご質問頂いたのは、酒米のように小さく削ったお米はどんな味がするのだろうというご質問でした。僕も大変興味があります。ただ今回購入した精米機はなかなかに賢い奴で、精米の進み具合を米の白さを関知することで判断し、目的の精米歩合になったら自動的に精米をストップするという仕掛けになっております。ですから、スイッチを入れっぱなしにすればどこまでも米を削ってくれるというわけではないようですので、何か工夫をしないことには実験は難しいかもしれません。しかし、これはネットである方が家庭用の精米機を実際にお使いになった乾燥としてお書きになっているのを読んだのですが、家庭用精米機で作られた無洗米はふつうの無洗米より一回り小さいのだそうです。先ほど試しに無洗米を少しだけ精米してみたところ、いわれてみれば多少ふつうよりも小さいかしらという無洗米ができあがりました。まずはこのあたりから試してみたいと思います。こちらモブログにてご報告いたします。

海のこちら側では肌寒い日が続いています。wanderer様もお風邪など召されませぬよう。
取り急ぎお返事まで。

2006年1月21日
manavic 拝

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2006.01.20

天使突抜第一次米飯強化計画(3)

さて、先の記事では第一期設備増強作業が完了と書いた。いったい何が終わったのか。そもそも第一期設備増強作業とは何なのか。

DSCF0040そう、精米機である。天使突抜で先週開催された本年初めての帝国議会において、不肖、私が「電氣式家庭用精米機導入ニ係ル動議」を提出したところ、これが満場一致で採択され、電氣式精米機の導入が決まった。その後米飯強化研究班が候補として選択したのが象印魔法瓶製BT-AE05型無洗米精米機。早速業者への発注が行われ、本日据付作業完了。

DSCF0046じつは精米機を選ぶにあたってブログなどでの情報がわりと少なく苦労したので、ちょっと細かく書いておこう。まず精米の方法。家庭用精米機の精米方法には大きく分けて二つ、ドラムを回すかくはん方式と圧力循環方式がある。圧力循環方式が今回うちで買った精米機で、圧力をかけられた米がぐにゅーっと機械の中を回るうちに糠がとれる。そこで出た糠はポンプで吸い取られて米と分離されるという構造(ひょっとするとポンプで吸うのには圧力をかけるという意味もあるのかもしれないが、その辺は不祥)。圧力循環方式のよいところは温度上昇が少ないなど「米に優しい」ところだといわれるが、3合程度を精米にかけてもほんの数分でできあがる7分づきの場合、精米できた手の米を触っても温度が上がっていることがほとんどわからないほど。写真は機械の回転部分。ここがうぃーんと回って米がもにょもにょもにょっと機械の中を動く。

DSCF0041DSCF0048今日精米してみたのは、新潟県魚沼産のコシヒカリ。とりあえず、3合の玄米を七分づきにしてみた。左の写真が七分づきのできあがり。玄米が混ざる、ほんとに白くしようと思ったら二回精米機にかけないといけない、などなどいろいろなクレームはすでにネット上で見ていたが、上々のできばえである。音がうるさいという話もたくさん聞いたが、掃除機をかけるぐらいの騒音。他では聞かないような機械音がしたりするわけではない。とりあえずさっと洗い、二度ほど水を換えながら軽く研いでみる。

DSCF0051じつは、なのだが家人がインフルエンザで寝ている。そんなわけで記念すべき(?)天使突抜初精白米はお粥に。5分粥にしてみたのだが、旨味がじつに強い。いつも食べている米とは違うから比べても意味がないのはわかっているが、7分づきだとこんなに美味しいの?、という気も。早速もう1合半炊いてみたのだがなかなか旨い。先日のタイカレーと食べたのだが止まらない(笑)。それでこの間の明太子を切り(ごちそうさま!)、結局一人で1合半。とりあえずスタートとしてはなかなか上々。また続編、レポートしますね。懲りずに読んでください。

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2006.01.19

天使突抜第一次米飯強化計画(2)

先日スタートした天使突抜第一次米飯強化計画、第一期設備増強作業がようやく完了。プロジェクトの本格的始動の前に、ちょっと米の話。

一時しばらく食べていた無洗米をやめて普通の白米を買うようになったことは以前に書いたが、ちょっと調べてみればいろんなことがわかった。今回初めてびっくりしたのは、「BG無洗米」という名称で呼ばれている無洗米は限られた加工工場でのみ無洗米への加工が行われていて、工程はほとんど公開されていないということ。数年前からネット上ではしきりに話題になっていたようだが、僕は今回初めて知った。NPOまで立ち上げ環境に優しい無洗米をと唱道する企業が、自社の発明を守るためという大義名分でここまで秘密主義というのはたしかに気持ちのいい話ではない。このためBG無洗米の安全性をめぐって疑問の声があがっている一方で、米の研ぎ汁は環境に悪いという言説(に振りまわされている言説)がネット上を横行しているのもまた真実だ。これに対してはもちろん無洗米加工機械業者により利益誘導だと批判する人も多い。面白いのは、無洗米=環境に優しい言説に生協が同調したことも話題にのぼるのだが、生協は(糠を含む)米の研ぎ汁は環境に悪いと言いながら、なぜ米糠石けんを勧めるのか、という話(ちなみにそれを指摘している人は、生協なんてビールも売ってる程度の意識の低さと述べておられたが、ビールは悪か?)。それと同じぐらい面白いのが、無洗米は美味い/不味い論争。ぜったい不味いと言い張る人、無洗米の方が美味いという人、そして同じ米を両方食べ比べた人なんていないんだからとまことしやかに仲裁に入る人。環境への影響の評価や、栄養素がどうのという話と違って素人でも自分の経験から語れてしまう話だから、みんなが勝手なことを言っている。そのどこが勝手かといえばすごい簡単な話で、誰もいつどこで買った何という米をどうやって炊いたら美味かった/不味かったという話を一切していない、という意味だ。みんな美味しいお米を食べたいから米を選んだり、炊飯器を買い換えたりしてるんじゃないんですか?、銘柄一つで、炊き方一つで味なんて変わるのがお米何じゃないんですか?、と声を大にして問いたくなる。ひどい人になると、無洗米は不味くない、おまけに冬場に手を濡らさずに米を炊けるのはうれしい、などという。ほんとに無洗米炊飯器に入れてそのまま水入れて炊くのかよ。またある人は、ふつうのお米は炊いておいておくとすぐに黄色くなってしまうけど、無洗米はそうならない。それあんたがきちんと米研げてへんだけやん! いつもレストラン、ル・B(仮)のMシェフがこぼす、だいたいね、無農薬がええ、有機栽培がええ、ってゆう人に限ってレタスに虫がついてたらギャーってゆうんですわ、という「自然派」への揶揄を思いだす。

と、何だか愚痴のオンパレードになりそうなので、味にかんして僕なりの結論。僕は20年以上同じ銘柄の同じ米を食べてます。同じお米でも、僕の舌では気がつかないところでもしかしたらちょっとずつ味は変わっているかもしれない。だけどBG無洗米に変えたときはそれほどの変化を感じなかった。正直いうと一回目はパサッとしているな、と思った。でもほんとに、米入れて水入れてスイッチオン!、みたいな炊き方をしてしまったんですね、そのときは。その後、PCのIマスターに教えて頂いたのだけど、無洗米もちゃんと水吸わせてから炊かないと美味しく炊けない。世間では無洗米は水の吸収が早いということになってるけど、それも程度問題で、米入れて水入れてではぜったいダメ。あと、生米を1合計ってから研ぐのと比べると、無洗米は研がない分かさが多いので水加減も要注意(無洗米用の脇のくびれた計量カップ、あるでしょ?)。このへんにちゃんと気をつけるようになってからは無洗米も美味しく炊けるようになりました。ただし!、もう一度気になってふつうの精白米に戻したときにはちょっとだけ変化を感じたのもまた事実。これはもうほんのわずかの誤差みたいなレベルだけど、僕はちょっとだけふつうの精白米の方が美味しいと思ってます。

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東洋水産「でかまる カレー焼そば がっつりジャガイモ編」を食べる

gattsuriDSCF0044何だかにわかにカップ麺づいてる今日この頃、今日は焼きそば食べてみました。先週ぐらいにコンビニで見つけ、おお、ジャガイモ入りか、と思ってついつい買ってしまったもの。味はといえば、カレー風味の塩味、といったところ。わざわざそう書くのは、色的にも、あるいはキャベツが入っているというところにも何となくソース焼そばを思わせる要素があるのに、じつは味は塩味、ということに不思議な感覚を覚えたからだ。若干塩味が薄いような気もするのだが、それなりには美味しい。ジャガイモはちゃんともどってることにまず感動(笑) バターの風味がなかなかよい。この味ならカレーではなく、胡椒を利かせたほんとの塩味のほうが合うかも。おまけのワカメスープ(それっぽい器に作ってみたが付属品ではない、念のため)もいい。一つだけ何をいうと、湯切り口が切り取る構造になっていないこと。切り取らないからぐにゃっと曲がったふたを伝って熱湯が思わぬ方向にこぼれる。もしかして切り取る湯切り口は日清の特許だったりするのだろうか(笑)。

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2006.01.18

ヤマダイ「凄麺 佐野らーめん」を食べる

sanoDSCF0037佐野らーめんはご存じ栃木県佐野市のご当地ラーメン。といってもそれだけしか知らなかったのだが、出流原弁天池の水で仕込んだ青竹打ちの麺、というのが売りらしい。スープは鶏がらベースのあっさり醤油が基本、とのことだが今回のカップ麺もまさにその路線。麺も本場のように(ちなみにヤマダイの本社は佐野からそれほど遠くないところにある)平打ち風。おいしかったのはレトルトの叉焼。1枚だけなのがさみしいぐらい旨い。「特製スパイス」という名の胡椒(笑)が入っているのだが、これがシンプルなスープによく合い最後まで飽きさせない。なるほど特製(笑) ちなみに小袋に入ったこの特製スパイス、かやくの袋の中に入っている。なぜにそんな紛らわしいことをするのかなあと思っていたのだが、袋が小さいので麺とカップの隙間などに落ちて隠れてしまわないための工夫なのですね、きっと。これで206円(税込、デイリーヤマザキ)。結構買いです。

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2006.01.17

明星「究極の塩らー麺」を食べる

kyukyokunoshioDSCF0035パッケージにあるように、厚木「らー麺本丸亭」の塩ラーメン。前回食べたヤマダイの「冬の塩らーめん」のようなコクを追求した塩ラーメンではなく、むしろあっさりした風味を楽しむタイプ。ガツンと旨味がくるのではなく、じんわりおいしい、というか。そんな気になるのは和風だしがかなり利いているせいか。ワンタンや鶏のそぼろ、平打ち風の麺など、随所に気がきいているという印象を覚えるが、個人的には「冬の…」などのわかりやすい旨さが好みかも。

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タイカレーの謎(再)

DSCF0012一昨日焼いていた海老、解凍のタイガーなのだがじつはばかでかい。写真ではわかりにくいが20cmはあろうかというサイズ。6本で1000円というのは結構お買い得かも(もちろんエビを1000円分買う、ということ自体僕的にはちょっと異常なことなのだが)。2本は焼いて2本は天ぷら、残りの2本は翌日トム・ヤム・クン、のつもりだったが天ぷらにたどりつけず、4本が残った。

DSCF0027そういうわけで2本はサラダに。前も書いたかな、ソースは玉ねぎのみじん切り、レッドカレーペースト、レモン汁、ナンプラーなどを混ぜたもの。僕はトム・ヤムのペーストも少し混ぜる。トム・ヤム・クンもさすがにいいだしが出ていておいしい。パクチー、フクロタケがなかったのが心残り。

DSCF0025DSCF0030そしてグリーンカレー。米は発芽玄米入り。ぽそっとするので何となくタイ気分(笑)。で、タイカレーを作るたびに感じる謎。写真のように裏に日本語のレシピが書いてあるカレーペースト、見たことないですか? 以前にも書いたが、これを剥がすとタイ語と英語のレシピが出てくる。タイ語は読めないのでわからないが、英語と日本語でちょっと微妙に調理の順序が違うのだ。日本語のレシピでは、ペーストを炒め、肉を炒め、ココナツミルク投入、英語のレシピでは、ペーストを炒め、ココナッツミルクを入れて、沸騰したら肉を投入。僕は以前書いたとおり英語のレシピの順序の方がおいしいんじゃないかと思うのだけど、みなさんご意見などありません?

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2006.01.16

天使突抜第一次米飯強化計画(1)

無人島に何か一つだけ食べ物を持っていくとしたら何を持っていく?、なんて話をしたことはないだろうか。昔はうれしそうにミモレット!などと答えていたが、今冷静に考えてみると米を持っていきたいような気がする。僕は例えば海外旅行先でどうしてもお米が食べたくなったりするタイプではぜんぜんないが、もし一つだけ、どうしても一つだけ食べ物を選ぶとすればお米かなあ、と。お米には多少のこだわりがあって、ずっと同じコシヒカリを食べ続けている。小学生の終わりぐらいから四年間ほど福井に住んでいたことがあるのだが、その時分に近所のお米屋さんで買っていたコシヒカリを両親がいたく気に入り、福井を去った後も僕の実家ではそのお米やさんのコシヒカリを食べ続けた。僕が実家を出て京都で暮らすようになってからも、ずっとそこの奥越産コシヒカリ。一時期は便利さに負けて同じコシヒカリのBG無洗米ヴァージョンを食べていたが、最近ふつふつと米へのこだわりが再燃、最近はちゃんと研いで食べている。

DSCF0020別に年始にあたって何か新しいことを、なんてがらではないのだけど、ふとしたきっかけから時間のあるときぐらい土鍋で米を炊いてみようかと思いたった。数日前に一度試みたときは見事に失敗。そのときは大きめの土鍋を使ったのだが、失敗に懲りて昨日はいつも炊き込みごはんを炊いたりにつかっている小さい土鍋で。正直素人の経験、技術で今のIHの炊飯器よりも上手に米を炊くというのは結構な難題だとは思うのだが、それもまた楽しみ。ついでに一年ぐらいかけて自分の米飯生活を思い切り変えてみようということで始動したのが、今回の天使突抜第一次米飯強化計画。その成果はまたおいおい紹介していくのでお楽しみに!

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のれそれやら鮪やら

DSCF0014数日前から家の鮪の柵があってそれを食べようといいながらなかなか食べられない。昨日は満を持してようやく鮪。鮪だけというのもあれだから、と家人が何アイテムか魚介類を買い足してきた。その一つが写真ののれそれ。ご存じ、穴子の稚魚である。のれそれってもう一つ言い方があったよなあ、いつも忘れちゃうんだよね、とネットをちょっと見ていたら、のれそれは高知での名称で「関西ではべらたと呼ぶ」という記述に遭遇。僕はもうすぐ京都来て16年たちますが、べらたって言い方は聞いたことがない。ううむ。ネットを見ていると高知で珍重されることばかりが書いてありますが、ここ京都でも結構珍重されてます。しかし初めてのれそれを食べた頃は、大人の人たちは「かっぽう」ってところでこんな不思議なものを食べてるんだー、と思ったものですが(笑)、今や百貨店の地下でのれそれが買える時代(それも写真の量で315円)。「ちょっとした贅沢」のオプションが多いんですよね。

DSCF0017他のアイテムも値引き品(笑) 蛤はずいぶんと立派だったが四つでやはり315円、ぐじは20cmあるかないかぐらいの小ぶりのものだが398円。京都の和食にぐじは欠かせない。京都の人は「甘鯛(あまだい)」などといおうものなら怒り出すぐらいぐじに思い入れがある。僕も昔つい「あまだい」といってしまったら、おにいちゃん、そんなあまだいなんてゆっても京都ではぐじはでてけえへんでぇ!、と言われたことがあるが、これが冗談じゃないぐらい。ついでなのでもう一つ書くと、だいぶ昔に京都のとあるおばちゃんが、しってはりますか、大阪のデパートでぐじこうたらぜ〜んぶうろことってあるんですわ、大阪の人はほっんまなんもわかってはらへん、とぼやくのを聞いたことがある。京都でぐじを塩焼にするといえば、鱗がついたまま焼くのがふつう。ちゃんとしたお店で食べると、薄い褐色に焼き上がった鱗がきれいに立ったぐじが出てくる。かりっと焼けた鱗を皮と一緒にぱりぱり食べるのが美味。一度ほんとに上手に焼いてあるものを食べてみれば、うろこのついてないのんなんてぐじちゃう、と言い張る京都の人の頑固さも納得できる。で、梅田阪急から来たこのぐじ、たしかにうろこぜんぶとってありました(笑)

DSCF0021そのぐじ、塩焼もいいし、唐揚げも旨い。しかし僕が一番好きなのは酒蒸し。これがたまらない。半身でも何でもいいから骨がついたまま、昆布、豆腐、椎茸、白葱などと酒蒸しにする。そのだしがたまらなく旨いのである。

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十勝新津製麺「新福菜館 本店」を食べる

shimpukuDSCF0008十勝新津の店主監修シリーズ。これまただいぶ前に買っておいておいたもの。この手のものは少なくともある程度までは実店舗の出すラーメンを真似しなくてはいけないから難しい。新福のラーメンはご存じの通り、醤油強めの黒いラーメン。写真でもわかるようなたしかに黒いし(笑)、それでいて醤油辛いことはないあたりも本物っぽいし、麺の微妙な太さなども何となくそれらしい。しかしその麺の表面をよく見てもらえばわかると思うのだが、つるつるしていてスープを吸わない。叉焼も柔らかくて旨いのだが、新福の叉焼はほんとはもっと薄い。そしてじつは一番違うのはスープ。あの豚のそこはかとない旨味が感じられないのだ。あの薄切り叉焼をおかずにスープを吸ったもっさりした麺をむしゃむしゃ食べる、という新福の愉しみは残念ながら再現されていない。カップ麺だからしょうがないじゃん、だったら店行けよ、という反論はごもっとも。しかしこのあたりの微妙な焦点のずれみたいなものが、例えば新福がラー博でイマイチうまくいかなかったことなどと関係しているような気がしてならない。

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ふぐちり

DSCF0001うちの家人は少々頭が弱い。まあよくいえば気前がよい。豚しゃぶにしようかそれともふぐちりにしようか迷って結局両方買ってきたのだという。その日は豚しゃぶにしたので、翌日ふぐちりを食べた。これで小さめのふぐ一尾分ぐらい、いやこれで半尾なのだろうか。何が不思議かって尻尾が二尾分(っていうか文字どおり「二尾」)はいっているのだ。これが定価4000円ぐらいのものだそうだが、家人はそれをねばって半額で買ってきた。それでももちろん贅沢だが、ふぐをそれなりに腹一杯食べて雑炊までして一人1000円、ならば買いだろう。今度はこのセット(もちろん値引き後ね)で焼きふぐをしたいものである。

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豚しゃぶの器

DSCF0002これも先週のこと。豚しゃぶをした。豚しゃぶ自体は家人が買ってきた梅田阪急の豚肉(何でもうめだ阪急の豚肉はすべて雌豚なのだそうだ)で、これを鍋で湯がいてぽん酢で食べただけだから、いくらおいしかったとはいえ普通の豚しゃぶである。見てほしいのはその器(笑) 家人が仕事の関係で美濃吉の弁当を頼んだらしいのだが、そのお重(一人前が三段だったのだそうだ)を山盛り持って帰ってきた。もちろんプラスチックの重箱なのだが、なかなか立派。それでとりあえずこの日は豚しゃぶの器になったというわけだ。季節がよくなり御行楽のさいにはぜひうちにお弁当のご注文を(笑)。

ちなみにこの日の豚肉、ロース、肩ロース、バラの三種類だったのだが、ロースが厚めのスライスだったのが面白かった。旨味の強い部位、しっかり噛みしめて食べろよという感じ。僕が一番好きだったのはバラ。旨い豚の脂はたまらない。

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点天の餃子

DSCF0069年末から何だか餃子づいている。先週は家人が大阪北新地は点天の餃子を買って帰ってきた。たしか初めて食べたのは去年のことで、大阪に嫁いだ(といっても京都に住んでいるのだが)僕の妹が土産に持ってきてくれたのが初めてだと思う。いわゆる一口餃子の類で、味もよいしよくあることだが粉まみれになったりしていないのですぐに気に入った。家人は知らなかったらしいが、今では京都でも京都駅の新幹線の改札口のすぐ近くで買うことができる。例によってル・クルーゼの平鍋をIHヒーターに乗せ餃子を焼きつつ、点天は持ち帰り専門なのだろうか、この一口餃子は手作業で包まれているのだろうか、などといろいろと話をしたが、答えはぜんぶ点天のホームページに書いてあった。点天は新地、東京(麻布十番)にはイートインもあり、餃子はすべて機械で包まれている。そんなことはともかく、なかなか美味しい餃子である。30個で1260円というのは安いような高いような値段だが、おいしいごはんでも炊けばこれで十分二人分のおかずになってしまうのは魅力。好みで柔らかくもできるし、カリカリにもできる。水餃子にだってできる。なかなか楽しい食べ物である。

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麺屋新座【東大路曼殊院道下がる東側】へ

DVC00022_Mさて、焼肉の後。焼肉中から「僕は遠くを見てるから」を連発していたI氏。彼のいう遠い展望というのはいったい何かというと、フランス渡航を控えさらに一乗寺まで来ている、ラーメン食べないでどうするよ、というもの(笑) 焼肉屋さんは東大路北泉。まさに一乗寺激戦区のど真ん中なワケである。店は任せますから、といわれても、徒歩3分圏内に名だたる名店が数店ある。と、悩むふりは見せたが(笑)、僕の意中の店は去年移転した新座。

DVC00023_Mで、頼んだのは新座らーめん〔¥680〕。優しい旨味のWスープは相変わらず健在。しかし昔感じたようなインパクトはイマイチ感じられない。普通っぽくなったというかなんというか。ゆずの香りが利いていたりと相変わらず新座らしさは出ているだけに残念。八角の利いた巻きバラ叉焼もなかなか。これに合う!、と書いてある白髪葱はさらしすぎでちょっとしがしが。細手の麺はちょっと茹ですぎか。相変わらずこの店はなかなかやってくれるという印象と、変わってしまったなという印象とが半々。今後に期待。

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「いちなん」【東大路北泉南東】で焼肉

昨日は某会合で一緒のM氏からのお誘い。いつものI+K夫妻と一乗寺の南山、略して「いちなん」で焼肉でも、とのこと、大慌てで抱えている仕事の一つを片づけて駆けつけた。なぜか時間よりだいぶ早くついてしまい、I+K夫妻の結婚式に遅刻しそうになったことを思いだし、食い意地の張っている自分がとても恥ずかしかった(笑)

DVC00021_Mで、このいちなん、今回が初めてだったのがとてもいいです。刺身、ホルモン、正肉ともにいいし、豚肉やベーコン、ソーセージ類(自家製!)、ごはんもの、麺類に至るまで充実したメニュー。焼肉屋のサイドメニューって、「サイド」って感じてしまうものが多いが、いちなんのものは本当においしいのが素晴らしい。中でもこの日とくに印象に残ったのは、生姜醤油で食べるハツ刺し、塩焼きの豚バラ、それから薄切りで供される正肉たち。薄切りなので塩焼き+レモンで肉々しく食べるのがよい。写真はシメに食べた醤麺。麺がうどんとはびっくりした。ピリ辛でなかなかおいしい。しかし一行の食欲はとどまるところを知らないのであった……

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2006.01.14

Bのお土産

DSCF0057ワインを持ってはたびたびうちに遊びに来てくれる悪友のB。毎年クリスマスになると彼の元に本国フランスの母上から小包が届く。小包にはフォアグラの缶詰、チーズなど、フランス人であるが楽しいクリスマスを過ごすために必要なすべてが入っているのだとか。毎年クリスマスには、Bはその小包からいくつかの品物を選んでうちに遊びに来てくれるのだが、このクリスマスは母上が住所を間違えられたとかで年が明けてからBの元に小包が届いたのだそうだ。小包から彼は、ソシソンとチーズを、そして自分が日本で見つけたワインをもって遊びに来てくれた。別件でお会いすることになっていたI+K夫妻もせっかくだからとお誘いした。写真はそのソシソン。写真で見てもしっとりしているのがよくわかるが、表面の見かけに比べて中身はじつにソフト。それでいて旨味が凝縮されている。家人が買ってきたごくごくふつうのボルドーととてもよく合う。

DSCF0058その後例の馬肉を食べ、僕が大晦日に酢鮭と一緒に仕込んでいたサーモンのマリネを。塩、砂糖で数時間マリネし、オリーヴオイルで空気を遮断し一週間ほど寝かせたもの。皮ごと仕込んで皮目を焼いて食べる。厄災にちょっとムラができたのだがみんな皮まで食べてくれて嬉しかった(笑)。これはカレッタのアルネイスと一緒に。カレッタは最近ちょこちょこ飲んでいるが、アルネイスというのは(たぶん)初めて試す葡萄品種。色はちょっと濃いめだが飲み口はすっきりとしている。酸と果実味のバランスがよく、魚介類にはもってこいである。

DSCF0059DSCF0061つまみばかりでも何なので、ということで鹿肉を。だいぶ昔だがボジョレ・ヌーヴォーのときに買って半分そのまま冷凍していたもの。炭火をおこしていたので炭火で焼こうと思ったのだが火力に不安あり、で、表面だけフライパンで焼いてから炭火で火を通した。火の通り具合は上々。ソースはエシャロット、缶詰のグラス・ド・ヴィアンにマルサラ。話が前後するがなぜ炭火をおこしていたのかというと、家人が職場の先輩K氏から頂いたホタルイカのみりん干しを炙るため(K氏は富山のご出身である)。写真がなぜかなくお見せできないのが残念だがこれは相当面白い。味がついているというだけではなく、ワタまで込みの烏賊の味がしっかりとしている。炙るとすぐにくねくねっとなるのですかさず食べる。これはもちろんワインではなく日本酒。

DSCF0063DSCF0062で、この日はほんとは何の日かというと一日遅れに七草粥の日。西洋料理(?)で贅沢をした後は七草粥で胃を休め。左側の写真はI+K夫妻のお土産。福岡は稚加榮というところの明太子だ。博多明太といえばふくやが真っ先に思い浮かぶが、正反対、といったらいいすぎかもしれないがあまりに違うスタイルでびっくり。昆布だしを思わせるようなニュアンスがあったり、日本酒らしき味が利いていたりする。関西での知名度でいえばふくやの方が断然という気がするが、博多では文字どおり双璧なのだそうだ。そんなわけで稚加榮の明太子を頂きながら七草粥。

DSCF0016この日飲んだワインたち。「ふつうのボルドー」はChâteau Tanïs Olivier: Taillevent Haut-Médoc 2002。そしてTenuta Carretta: Canorei Roero Arneis 2001。肉と一緒には、Château de Fonbel: Saint-Emilion Grand Cru 2002、Les Roseaux: Saint-Emilion 2001。両者ともサン=テミリオンらしさが感じられるワイン。後者はムエックス・セレクション。そしてその後カラオケでBのチーズ、トム・ド・サヴォワを食べながら、Château Lafleur de Haute-Serre 2002を。これもカオールとは思えないぐらい素晴らしい(カオールに失礼?)。そしてチーズによく合う。五人で五本、やはり一人一本(笑)

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2006.01.13

寿がきや「弾 かけうどん極太麺を喰らふ」を喰らふ(笑)

DSCF0010DSCF0012家で小腹が空いたのでだいぶ前に買っておいたカップのうどんを。カップのうどんといっても生麺タイプ。カップの中で熱湯で生麺をほぐしいったん水を切り、かやく、粉末スープを入れてからあらためて熱湯を注ぐというタイプ。それなりにおいしいし、生麺の食感もいい。それに何より100円台。なのにイマイチ引っかかってしまうアイテム。具は青葱、刻んだ油揚げ、ワカメなのだが、このワカメが変。「かけうどん」ときいて食べたものにワカメがたくさん入っていて、磯の香りがぷーんとする、ってちょっと変でしょ? だしもちょっと変。メーカーHPによれば、「関西でよく使用される薄口醤油を使用した関西風つゆ」とのことなんだけど、関西風、関東風、という前に永谷園のお吸い物みたいなんですね、これが(笑)。インスタントの粉末のだしなんだからしょうがないだろという部分もたしかにあるけど、お吸い物みたいってのもねえ。麺がおいしいだけにちょっと残念。

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ちょっと贅沢

「ちょっと」贅沢ではなかったりもする。

DSCF0054家人が蟹を買ってきた。タラバガニのほぼ半身。それも生だ。生とくれば蟹刺か焼き蟹だろう。さっそく炭火をおこし、足の親指ぐらいの太さはありそうなタラバの脚を焼いてみる。じつに旨い。蟹は小さなころからもちろんながら贅沢品で、めったに食べることなどなかった。それもそのころはボイルしたものを酢醤油で、の一辺倒。焼きが二の味などを厚かましくも覚えたのは京都に出てきてからのことだった。焼いてこそ出てくるほのかな甘味がたまらない。

DSCF0055そして鮪でごはん。この日は赤身と中トロ。家人が梅田の阪急で安くなったところを買ってきたもの。半値だからといって何も二種類も買ってこなくても、と食べる前は思うのだが、食べてしまうともう抗えない。僕は昔は鮪といえば赤身で、下手な中トロなどより旨い赤身の方がよっぽど旨いと豪語していたものだが、歳をとったのか中トロをちょっとだけ頂く旨さも判るようになった。判っていいものかどうかはわからないが、旨いものは旨い、ということか。

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新年の贈り物(笑)

このブログを読んでくださっている何人かの人にはすでに問い合わせ済(?)なのでご存じの話題だが……

DSCF00471月3日の晩、家に帰るとドアのすぐそばの格子に大丸の紙袋が挟み込まれていた。紙袋にはこれまた大丸の包装紙に包まれた何やら細長いものが入っている。その長さ約50cm弱。家人も知らぬというので恐る恐る包みを開けてみると、中身は何と干し肉だった。きっと誰かが持ってきてくれたもので、うちの誰もいないからそこに置いていってくれたものだろうとは見当がついたのだが、いったい誰なのかがさっぱりわからない。干し肉などと気のきいたものを持ってきてくれそうな人はもちろんいるのだが、いや彼だったらいつ帰ってくるかもわからないのにそんなところに置いていかないだろう、いや彼女は住まいも遠いからこんな正月に京都まで出てくることはないだろう、などといっているといったい誰が贈り主なのだか見当もつかない。きっと贈り主は連絡をくれていたのだろうが、あいにく僕の携帯は年末に水没、家人は家人で僕の実家に携帯を忘れてきたままで途方にくれた。結局家人の友人が持ってきてくれたものだとしばらくしてわかり一安心したのだが、聞けば馬の干し肉とのこと。写真でもまな板からずいぶんとはみ出しているが、これがでかい。いやはや、ごちそうさまです。

DSCF0049贈り主がわかって一段落すると、食べてみたくなるのが人情(笑)。さっそく食べてみることに。干し肉とはいえかなりソフト。肉の旨味もとても強い。Capannelle: Chianti Classico Riserva 2000と一緒に食べてみたのだがワインとの相性も◎。このカパネッレのキャンティ自体、おいしいサンジョヴェーゼのお手本のようなワインでとてもいい。一緒に買ったソラーレに比べれば値段も半分、秀逸なワインだ。おまけ(にはぜんぜんなってないが)として、「友人からの馬の干し肉の差し入れに狂喜乱舞する家人の図」(目線入り)をつけておきます(笑)。

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新年会のワインから

年が明けると毎年実家に帰る。1月の2日には実家で父親主催の新年会が催されるのだ。父親の仕事の同僚のみなさんが集まる会(といっても父親はすでに退職済なのだが)だから、僕が参加するのもおかしな話なのだが、なぜかこれが年中行事になっている。僕が10代の時分は父親の好みを反映してドイツワインの白ばかりが出ていたが、父親の好みも変わったし、息子も酒にうるさくなった。今ではドイツ、フランス、赤、白はもとより、日本酒、焼酎、何でもありの会になっている。

DSCF0046出されるワインの大部分は父親が一年かけてこの日のためにぽつぽつと買いためたワインである。父親がどんなところでワインを仕入れてくるのか僕は皆目見当がつかないが、それなりにおいしいものが多く毎年それはそれで楽しみである。2ケース近いワインを飲む中で、これは!、というワインが毎年何本かあるのもまた楽しみ。今年のあたりは写真の3本。Avignonesi: Desiderio Cortona 1999は僕の持参品。これについてはすでに何度か書いているが、この日のお客さんの一人、ワインマニアのI氏がずいぶんと迷ってくれて楽しかった。知らなければイタリア、それもメルロー主体とはなかなか思わないかもしれない。そしてCalera: Pinot Noir Central Coast 2001。畑名が特定されているものではないからカレラの中では格下、ということになるのだろうが、カリピノの魅力が十二分に出ている。ピノらしい香りに混じってやや不自然な香りがするあたりが残念といえば残念。そしてBouchard Père et Fils: Volnay Premier Cru Cailleret Ancienne Cuvée Carnot 1996。年末からヴォルネーのプルミエにはなぜか縁があるが、これまた素晴らしい一本。ヴォルネーらしいのかといわれると僕には正直わからないが、熟成したピノのよさが前面に出ていて大満足の一本。これでしばらくは節制できそうだ(笑)。

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おせちのこと

DSCF0045ここ最近年越しは、家人と家人の母君、そして友人数名、というのが定番。みんなでわいわいやった後、一眠りして元旦の朝を迎えることになる。もっとも元旦の「朝」に起きられた試しなどなく、今年は朝方近所の天神さんに初詣に行った後仮眠、しかし仮眠が度を超して起きたら夕方という有様。それからもそもそと起き出して、家人の母君が作ってくださったおせちを頂く。母君のおせちは、おせちの教科書があればのせたくなるぐらい押さえるところを押さえた立派なおせち。正月が近づくと僕のことを知っている知人たちは、やっぱりおせちも自分で作らはるんですか、などと訊いてくれるが、とんでもない、おせちなんてまだまだです、というのが僕の本音だ。

DSCF0044お雑煮は話しあったわけでもないし、母君、家人、僕の誰一人としてネイティヴの京都人などいないのだが、毎年白味噌。僕の実家では鯛のあらの入った潮汁だったし、京都に来たてのころは雑煮でなくても白味噌って甘ったるくて何か嫌などと思っていたのだが、気がつけば白味噌のお雑煮でほっこりする体になっていた。僕は故郷のない人間なので(僕はとある地方都市で育ったが、両親はどちらもその街の出ではない)、この先京都の味が僕にとっての地元の味になっていくのだろうか。

DSCF0056雑煮は地域性が強くて、あんたんとこはお雑煮どんなんなん、と訊くことはどちらのご出身ですか、と訊くにも等しい。それに比べるとおせち料理というのは全国的に共通のスタンダードがそれなりにあるような気もするのだが、地域性云々とはぜんぜん関係なしに、僕の実家のおせち料理には変わったアイテムが二つ混ざっていた。一つは鶏肉を筍とグリーンピースと一緒に炊いたもの。鶏肉はモモ肉を使うので、取りから出た脂、ゼラチン質で煮こごり状になっている。母親はこの料理のために年に一度鶏がらでだしを引く。それから「酢鮭」。平たくいえば鮭の酢締めなのだが、スライスしてから酢に漬けこむところがふつうの(例えば鯖の)酢締めとはだいぶ違う。それも一晩、二晩平気でおくから、身はパサパサに近いぐらい固く締まる。この二つは実家のおせちの中でも僕のお気に入りで、ここ何年か作ってみている。作ってみては実家に持って帰る。実家の鶏、酢鮭と食べ比べてみてもだいぶ違う。親に食べさせても、なーんだか違うんだよねー、これは、と言われる。そこで開き直って、今年は自分流のやり方で実家のものよりも旨いものを作ってやろうと決めた。鶏は大晦日のスーパーで売り切れだったので今年は酢鮭だけを仕込んだ。どの辺が俺流かというと、まず鮭は固まりのまましっかり塩でマリネする、そしてそれを贅沢に大きく切る。さらに実験的試み(?)として米酢100%のヴァージョンに加え、米酢と白ワインヴィネガーを等量ずつ混ぜたもので漬けこむヴァージョンも作ってみた。それなりにおいしくできたのだが、塩でマリネして身を締める分、酢が入りにくく酢に漬けこむ時間は最低でも4〜5日は必要。なかなか難しいものだ。次回はもうちょっと工夫してみよう。

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餅ついて、猪鍋食べて

更新がなかなかできなかったのは年末から年始にかけて仕事がたまっていたせい。写真が一時なかったのは、ずっと使っていたデジカメが故障、昔使っていたものを引っぱりだしたまではよかったがスマートメディアを今のPCでは読めなかったせい。一応仕事もデジカメ環境も落ちついたので、ぼちぼち年末年始のいろいろを少しずつ書いていきます。タイムリーでないのは残念だけど、次の年越しのご参考になれば(笑)。

DSCF0027年末は丹波にある家人のご実家にお邪魔してお餅をつかせていただくのが年中行事。僕は褒められて育つタイプなので(笑)、最初の年におばあちゃんに褒めて頂いたのが励みになってほぼ毎年お邪魔している。最初のころは、蒸したてのお米をつぶすところ(蒸したての餅米をいきなり杵でつくと米粒が飛び散ってしまうのだ)や、最後の仕上げはおじいちゃんにやって頂いていたのだが、最近は一臼丸ごとつかせてもらえるようになった。それがちょっと嬉しかったり。家人の実家では餅米100%のいわゆるお餅だけではなく、白米を混ぜた餅もつく。これは贅沢品だからということだろうか「黄金」と呼ばれ、写真のように米の粒が少し残っている。放っておくとかちかちになってしまうので、小さく切り分けておくとよい。これをあぶって食べるのがとても旨い。旨いのはもちろん黄金に限ったことではなく、ふつうのお餅もつきたてを食べると世界観が変わる。餅嫌いの人(じつは僕もそうだった)は是非ともつきたてのお餅を試してみるべき。自分がついたものなら思い入れもいっそうだが、人様について頂いたものでも、それはそれは旨い。砂糖を混ぜた黄粉で食べるもよし、海苔でくるんで醤油で食べるもよし。炊きたてのおいしいお米を食べたときのような感動がある。粳米ではない、でもそれを一番おいしく食べる方法が「餅」であり、もはやそれを他の食べ物と比べることが無意味な域まで完成されている。おいしい食べ物というのは何でもそうだが、先人の知恵、工夫、努力を肌身に感じること請け合いである。

DSCF0030交代で餅をつきもって食べるのが、丹波ならではの猪鍋。最近の猪はあまり癖がなくそれほど煮こまなくてもおいしく食べられるが、火を通した肉がいったん固くなり再び柔らかくなるほどまで煮こむと旨味は格別。そのころには味噌味のだしもいい按配で、うどんを入れても雑炊をやっても最高である。みんなでわいわい猪鍋を囲みつつ、次は誰がつくだの誰が杵取りをするだの話すのが楽しい。こういうところまで含めて、餅つきというのは年末の素晴らしいイヴェントなのである。餅つきは毎年30日。おじいちゃん、おばあちゃんによると大晦日に餅をつくのは縁起が悪いのだそうだ。そんな田舎のこだわりも忘れたくないものの一つだ。

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2006.01.12

日清「GooTa みそ叉焼麺」を食べてみた

GooTa_misochashuDSCF0072このブログでこれまでに書いた具多の記事を読みかえして思うのは、具多は何がうまいかって商売がうまい、ということ。はずれ率が高いのに、おまけに値段も高いのに、店舗で新しい商品を見つけるとついつい買ってしまうのだ。初期のころはカップ麺らしからぬ本格的なレトルト具材に誘われ買っていたが、気がつけばこれも旨いかもとついつい買ってしまうようになっていた。ロングランのヒット商品で稼ぐのでなく、消費者を飽きさせないよう短いサイクルで次々新商品を投入するというコンビニのビジネス・モデルをもっとも象徴したカップ麺。話題性有り、魅惑的なパッケージ有りで、ついつい買ってしまうカップ麺。それが具多なのかな、と。

ここまで書くとちょっと悪口だが、今回の具多は悪くない。パッケージに「こってり豊潤みそ味」と書かれているが、たしかにコクがあってなかなか旨い。いつものことだが麺もそれなり。ときにはレトルト具材がイマイチで具多がこれでどうするよと思うこともあったりするが、今回の巻きバラ叉焼はそんなこともなくふつうにおいしい。気になったのは、ニンニクが利きすぎなのと、メンマがイマイチなところ。でもこのディーテイルが弱いあたりが何とも具多らしかったりもして(笑)。

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ヤマダイ「凄麺 冬の塩らーめん」を食べてみた

fuyonoshioDSCF0066このブログにときどきTBを下さるnemoba氏もお気に入りのヤマダイのニュータッチ凄麺シリーズ。このブログでも「凄麺の焼きそば」をはじめいくつか紹介しているが、今回のはすごい。本当にすごい。nemoba氏、見ていらっしゃいますか? ぜったい食べてくださいね! で、何がすごいかというと、スープがとてもいいうえに、それが麺とぴったり合っているのだ。スープは看板どおり塩味。液体の塩だれと、レトルトパックに入った叉焼と背脂を加えてできあがり、なのだが、これが旨い。塩スープなのに物足りなさを感じさせない。かといって化調がガツンと利いているわけでもない。これがカップ麺?、と疑う、といえばちょっと言いすぎかもしれないがじつに旨い。そして麺。あのむちむちの凄麺だからふつうに考えたら一番合いそうな形態といえば、味噌、濃厚豚骨醤油、焼きそばなどに思えるが、これがこのコクのある塩スープにぴったりマッチしている。その組み合わせがかなり新鮮で相当驚きました。巻きバラ叉焼は一枚とさびしいが、メンマも◎。かなりおすすめです。唯一残念だったのはちょっと塩辛いこと。それ以外は文句なし。冬季限定で最近見ないのでもう入手不可能かな?(僕はだいぶ前に買っておきっぱだったのです) メーカーサイトはこちら

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十勝新津製麺「フレンチ出身の店主が創る和風とんこつ醤油拉麺」を食べてみた

wafutonkotsuDSCF0065年が明けてからほとんど更新ができていない。すんません。わりと仕事に追われているのです。そんなわけで、カップ麺を食べることも多く、今日は最近食べたカップ麺、三連発でいきます(笑)。

まずは十勝新津の実店舗シリーズ。今回は市川市の「菜」。とんこつとは思えないあっさりした醤油味。魚介系のだしがかなりしっかりと利いたWスープのいわば王道。個人的にはけっこう好きなスープです。麺も十勝新津なので安心してたけど、それなりに。具は今ひとつさびしいですが、全体としてみれば間違いなく平均点以上。満足。

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2006.01.06

鴨鍋の顛末

DSCF0013大晦日最後に記事を書いた時点では「ワインは四本」と書いていたが、その後も飲んで計六本。飲んだのは、Pierre Ludwig: Gewurtztraminer 2003、Pastelle: Chinon 2002、Jean Javillier et Fils: Volnay Premier Cru Clos des Chênes 2002、Domaine Tollot-Beaut: Aloxe-Corton 2002、Roederer Estate: Anderson Valley Brut [NV]、Capannelle: Solare 1998。ゲヴェルツはこの間も飲んだもの。シノンは、鴨鍋だったらロワールの赤なんかどうだろうとBと相談し、Bが買ってきてくれたもの。それはそれで正解だったのだが、早いうちに飲んで正解。時間が経過とともに鴨の脂がたっぷり溶けこんだだしにはシノンではかなわない。ヴォルネーもB持参の一本。木の枝っぽい感じというか青臭い感じというかそういうところが鴨鍋と合うかも、と思っていたのだが、ある意味このヴォルネーはおいしすぎ(笑)。正直いってヴォルネーでこれはと思うものにあたることは少なかったのだが、さすがプルミエと思える一本。次のアロース・コルトンもそんな一本。アロース・コルトンにしてはちょっと値段が、と思ったのだが、それに応えてくれる素晴らしい一本。その次のスパークリングはご存じ、ルイ・ロデレールがカリフォルニアで造るスパークリング。いかにもカリフォルニアといった大味な感じがないのがよい(もちろんそれでも本家に比べればどれだけか大味なのだが)。ソラーレは説明するまでもないだろう。あのソラーレである。十分おいしいが、ベストの時期に飲んだらきっともっと果実味が押し寄せてくるのだろう。そういう意味ではおいしいことをしたとも思わないでもないような。そんなこんなで年は明けた。

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