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2005.12.25

家で餃子

CIMG2683家で餃子を作った。正直何年ぶりかしらと思う。家人に餃子を包むの上手だねといわれ昔のことをいろいろと思いだした。

そういえば餃子は小さいころから家でよく包んだものだった。子供はみなそうなのかもしれないが、少年時代の僕も餃子は大好物。母親が今晩は餃子よというと狭い台所で小躍りしてよろこんだものだった。自分が作る餃子を僕がよろこんで食べるのを見て母親も最初は嬉しかったに違いない。しかし成長するにつれ僕が求める餃子の数は飛躍的に増大し、終いにはお兄ちゃんが30個なら私は15個、と兄妹で食べる餃子の個数を競い合う始末。大人になってわかることだが、おいしかったのでこんなに食べてしまいました、というのはうれしいとしても、何個食べるぞと勝手に目標を決められたんでは母親もさぞがっかりしたことだろう。最初は僕たち子供が興味を持つかもと餃子を包む作業を僕たちにもやらせてくれたのかもしれないが、僕たちが20個、30個の餃子を平気で平らげるようになってからは、あんたたちお願いだから自分の分は自分で包んでね、と思っていたに違いない。そんな気持ちもわからず、僕らは皮を2枚使ってはUFO餃子だの何だの馬鹿なことをやっていた。18で家を出るまでに何個の餃子を包んだだろう。その間に最初は一緒に餃子を包んでくれていた祖母も他界し、息子娘がいなくなった家では、父親が得意げに母親の包んだ餃子を「陳健一の餃子鍋」でやいているのだという。そんな両親のおかげで、僕は餃子を立派に包める34歳になった。

感傷的な笑い話(?)はともかく、その餃子、またもやル・クルーゼの鍋で焼いたらクルーゼ君もさぞ気を悪くするだろうということで、今回はすき焼き用の鉄鍋で焼いてみた。最初鍋の内径にすっぽりとはまる蓋をしたら、水分が蒸発しすごい引圧になり蓋が取れなくなり大慌て。小学校の実験で、空気がないと音が伝わらないことを実証する実験で、鈴の入ったフラスコで水を少量わかし、水蒸気と一緒に空気が出きったところで蓋をする、ってやつがあったよね。あれの原理です。びっくりしました(笑) あ、味ですか? これがけっこうおいしくて、僕が肉!、肉!といったのでちょっと堅めの餃子だったけど、僕はそんな餃子が好みかな。

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