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2005.11.15

チリどんぶり(トリヴィア付)

チリというのは例えば「チリドッグ」などの中に入っている肉と豆の入った煮込み料理のことである。家人が大阪に住んでいたころは、その近所のスーパーで合挽肉が38円などというほとんど捨て値で売られており、家人はそれでよく大量にチリを仕込んでいた。チリに入れる大豆よりも安い肉が手に入らなくなってからはすっかりチリに対する情熱も失せたようで、今の家に宿替えしてからというものは、もっぱら僕がチリを作っている。

うちのチリはその作り方も簡単で、玉ねぎ、にんにく、挽肉をよく炒め、水煮のトマトと水煮の大豆、ローリエの葉と粉末のスパイスを加えよく煮こみ最後の塩で味を調える。水分が足りなくなったら水を足し、2〜3時間煮こむとよい。材料のバランスは作る人、食べる人の好みだが、トマトをたくさん加えると当然ながらそのぶん濃厚でゴージャスな仕上がりになる。家人はチリ用にあらかじめ調合されているチリパウダー(ただの粉唐辛子ではない)を使っていたが、何となく割高な感じがするので僕はカイエンペッパー、オレガノ、クミン、パプリカなどを適当に混ぜて使っている。

CIMG2213で、その食べ方。酔っぱらって帰宅したときに冷えたチリをそのままむしゃむしゃと食べる、というのも悪くはないが、僕はタコライスのようにごはんと食べるのが好きだ(というかこれはほとんどタコライスだ)。タコライスだったらレタスが上ではなかろうかと思われる向きもあるだろうが、どうせ混ぜてしまうのだから上下にたいして意味はないだろう。ごはんに刻んだレタスと一緒に乗せて、タバスコをたっぷりかけてかき混ぜて頂く。昔はチリにチーズを乗せてあらかじめトースターなどで加熱してチーズを溶かしておいて、それをごはんにのせたレタスの上にかけて、ということもしていたが、最近はもっぱらレタスとチリのみ。食べ終わるころにはうっすら汗ばむぐらい辛くするのが最近の好みである。

さて、このチリのルーツだが上記リンクのウィキペディア(英語版)の記載によれば、(通説がいうようにメキシコなのではなく)アメリカであるとのこと。そもそもの名前、「chili con carne」(chili with meat、肉入りのチリの意)はスペイン語の綴りが一部変わった(スペイン語では「chile」)ものだが、発祥はアメリカとのこと。「Chili con carne」をカタカナで表記するさいに「チリコンカーン」と英語読みで書くことからも、少なくとも日本にはアメリカからもたらされたものなのだろう。英語版ウィキの「chili powder」の記述を見ても、チリパウダーを考案し売り出したのはやはりアメリカ人とのことである。

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