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2005.09.25

ル・ジャンティオム【札幌市中央区】に行った

CIMG1623夜はいろいろ迷った挙げ句に、「ル・ジャンティオム」に。オーナー・シェフの大川氏がフランスの三つ星「トロワグロ」などを経て'88年にオープンしたお店とのこと。クラシックなスタイルのフランス料理というのに好感を持ち予約を入れた。

席に着くとシェフ自らがメニューをもって登場。簡単にメニューを説明してくれるコースは四種類で、各メニューとも肉料理のみを客自身が選択するという形。それ以外の皿については、「前菜」、「スープ」といった情報しか与えられていない。食べたいなと思ったお肉料理がそのコースでも選べるということで、結局はMenu Bを選択。

アミューズは、フォアグラと豚肉のパテ、サーモンのエスッカベッシュなど。パテは薄く切ったバケットにのった状態で供されるのだが、レバーの使い方などが絶妙でじつに美味しい。高まる期待(笑) そしてオードヴルはブイヤ・ベ−ス。ブイヤ・ベ−スとはいっても、それこそエル・ブジではないがホタテ、アサリなどのパーツがバラバラになって、オレンジ色のジャガイモのソース(ルイユのイメージ)の上に盛られ、皿の四隅には魚のフュメのジュレが飾られている。ふつうに美味しい、見た目に美しいのはもちろんだが、温度差で隔てられた魚介類と、魚のだしとがもう一度出会うという趣向が面白い。そしてスープ。サービスということだそうなのだが、この日のスープはフォアグラとトリュフのラヴィオリが浮かんだスープ。ラヴィオリをスープの中で二つに切ると、フォアグラの脂がじわーっとひろがるからもうたまらない。

ここまではなかなかこった内容で、え、ほんとにクラシックという感じも少しあったりするのだが(もちろん悪い意味ではなくって)、魚=スズキのポワレと、肉=イベリコ豚のロースとに至ってはきわめてシンプル。かわった趣向や面白い取り合わせを求める人には物足りないかもしれないが、いやいや、美味しい食材こそシンプルな食べ方が美味しいと思わせるに十分な味。チーズ(僕はロックフォール、ミモレットを選ぶ、これはコース外)、デザート(ルバーブのムースなど)も美味しい。

そしてワイン。食前にはドン・ペリニヨンをグラスで。とてもパワフルで美味しかったのだが、アミューズはサーモンのエスッカベッシュなど酸味のあるものもあったので、もっとすっきりしたシャンパンのほうがあったかもと少し反省。白はCalera: Chardonnay Central Coast 1999、それからChateau Vieux-Fortin: Saint-Emilion 1995。カレラのシャルドネはカリフォルニアのシャルドネらしい濃厚な味わい。フォアグラのラヴィオリによくあった。ヴュー=フォルタンは熟成したメルローらしい果実味がとてもよくでている。そのおかげでワイン自体としても十分美味しいし、丸くなっているとはいえタンニンも適度に残っているから強い肉料理ともよくあっている。パーカーはヴュー=フォルタンが熟成の頂点に達するまでの平均手利き名として3年から10年と書いているが、このタンニンからするにすでに10年たった'95だが、もうしばらくは楽しめそうな気がする。

そんなこんなでお腹一杯。次はジビエのシーズンに入ってからまた行ってみたいお店。

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