家人のバターチキン
バターチキンという名のカレーである。久しぶりに家人が作った。家人の蔵書、『ラジさんちのインドカレー』によれば、鍋でトマトピューレと水を温めガラムマサラ、塩、レッドチリパウダー、ターメリック、カソリメティを加え、バター(トマト600ml+水200mlに対して50g)を溶かし、鶏肉(モモ)を加え、仕上げに生クリームを加えたもの。シンプルな料理だし、たとえば味を決める大きな要素であるバターの味なんてそうは変わらないものだから、自ずと使ったトマトピュレの味が、できあがりの味を大きく左右することになるような気がする。今回のものは、できあがったその日は酸味が非常にたっていたのだが、暖めては食べを繰りかえすうちに酸味もとび、今日がベストの状態かと。トマトとバターは不思議とよくあう。そしてその組合せの名作がインドから、というのが何とも面白い。
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