« Bourgogne Passetoutgrain 2001 : Robert Groffier | トップページ | クリアスープ系ラーメンの話:ラーメンやなぎ【東大路富永町南西角】 »

2005.06.08

博多一風堂錦小路店【東洞院錦小路東入る南側】

家からもさほど遠くはないので何度も行っているお店。今日は白丸元味〔¥650〕。

ここに一風堂ができたときもやはり行列ができた。僕が初めてこの店に行ったのは、その後ずーっと後になって、週末ででもなければ行列ももうできないぐらいになってからのこと。そのときは赤丸新味を食べたのだが、スープを一口すすって、???、と思った。要は、ふつうじゃん!、と思ったのである。当時はわりと、それまでの博多のとんこつのイメージをくつがえすようなラーメン、といった紹介のされ方が多かった。「新味」というネーミングもその文脈で理解していた。だけど、(悪い意味ではまったくなく)スープが白濁をとおりこし煮詰まるぐらいまで豚骨をガンガン煮たスープに醤油をあわせたラーメンというのは京都ではけっして珍しくはない。だから、博多の豚骨ラーメンとしては「新味」なのだ、と僕は勝手に解釈した(だからといって一風堂がごくごくどこにでもあるレヴェルのラーメン店だというつもりはない)。

その後、白丸元味にも挑戦、そしてもう一度びっくり。赤丸新味=博多系豚骨ラーメンとしては新しいアプローチ、に対して、白丸元味は博多系豚骨ファミリーの嫡男、のようなイメージをまたもや勝手に想定していたのだが、少なくとも僕が京都で食べたことのある「長浜ラーメン」などよりは、京都に起源をもつあるラーメン店の味に似ていると感じたのである。そう、天下一品だ。白丸は豚骨だし天下一品は豚骨は使っていないと公言している(公言、と書いたのは、異論もある、ぐらいの意味だ)という違いもあるし、白丸はテンイチだといったら怒りだす一風堂ファンの方もいらっしゃるだろう。もちろん白丸はテンイチほどドロっとはしていないし、白丸のスープにはテンイチ特有のきめの粗さもない。だけど似ているのである。今日はそれをもう一度確かめたくて一風堂に行ったのだった。

行ってみて、白丸を久しぶりに食べてみて(一風堂にはちょくちょく行くが白丸を食べるのは今回で二回目だ)、やっぱり似ていると思った。相変わらずどこがどう似ているのかはうまく説明できないのだけれど。赤丸だって白丸だって京都人にとっては珍しくないはずなのに何で列ができたのだろう、とか、テンイチとか絶対無理〜、なーんていいそうな女の子までなぜ一風堂ならOKなのか……すごくおもしろい。

何はともあれ一風堂はけっこう好きだ。堅めの麺がちょっとだけ柔らかくなったところをスープと一緒にじゅるっ、とか至福の瞬間である。モモにしては直径が小さいからウデとかかな、叉焼も嫌いじゃない。

最後にもう一つだけ。初めて一風堂に入ったときから、なんでこんなに麺が少ないの?、と思っていたのだが、この秘密は九州出身の知人夫婦が教えてくれた。彼らがいうには、九州ではラーメンは「ごはん」ではなく「おやつ」なのだそうだ。家に帰ったらごはんはあるけど小腹が空いたから学校の帰りにラーメン屋、居酒屋で飲んでごはんも食べてるんだけど帰りにいっぱい、そういう感覚らしい。そういう意味では高校生のマクドナルドやおじさんたちのお茶漬けの感覚がラーメンなのかもしれない。それゆえの替え玉システムか、と納得した次第。でも一風堂で赤丸食べて替え玉たのむと¥750+¥150=¥900。ちょっと高いかな(笑)

|

« Bourgogne Passetoutgrain 2001 : Robert Groffier | トップページ | クリアスープ系ラーメンの話:ラーメンやなぎ【東大路富永町南西角】 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/113521/4475141

この記事へのトラックバック一覧です: 博多一風堂錦小路店【東洞院錦小路東入る南側】:

« Bourgogne Passetoutgrain 2001 : Robert Groffier | トップページ | クリアスープ系ラーメンの話:ラーメンやなぎ【東大路富永町南西角】 »